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公開番号2024111026
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-16
出願番号2024095317,2020121935
出願日2024-06-12,2020-07-16
発明の名称台紙なしラベル用紙、ラベル発行装置、自動値付け装置
出願人株式会社寺岡精工
代理人個人,個人,個人
主分類G09F 3/00 20060101AFI20240808BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】台紙なしラベルを発行するのに適した台紙なしラベル用紙を提供する。
【解決手段】枚葉状の台紙なしラベルLを切断可能に連設させた長尺の台紙なしラベル用紙Pであって、連設する台紙なしラベルL間には、台紙なしラベルLの連設箇所を検出するための間隙CTが設けられている。間隙CTは、台紙なしラベルLが連設する箇所ごとに、台紙なしラベル用紙Pの搬送方向に直交する向きの端部に設けられると共に、外側に向かって開放されている。連設する台紙なしラベルL間には、貫通部Pk又は薄厚部Phが形成されている。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
枚葉状の台紙なしラベルを切断可能に連設させた長尺の台紙なしラベル用紙であって、
連設する前記台紙なしラベル間には、前記台紙なしラベルの連設箇所を検出するための間隙が設けられている、
台紙なしラベル用紙。
続きを表示(約 650 文字)【請求項2】
前記間隙は、前記台紙なしラベルが連設する箇所ごとに、前記台紙なしラベル用紙の搬送方向に直交する向きの端部に設けられると共に、外側に向かって開放されている、
請求項1記載の台紙なしラベル用紙。
【請求項3】
連設する前記台紙なしラベル間に貫通部又は薄厚部が形成されている、
請求項1又は2に記載の台紙なしラベル用紙。
【請求項4】
連設する前記台紙なしラベルの角部であって、前記台紙なしラベル用紙の搬送方向上流側の角部は、弧状に形成されている、
請求項1乃至3いずれかの項に記載の台紙なしラベル用紙。
【請求項5】
連設する前記台紙なしラベルの角部であって、前記台紙なしラベル用紙の搬送方向下流側の角部は、弧状に形成されている、
請求項1乃至4いずれかの項に記載の台紙なしラベル用紙。
【請求項6】
前記台紙なしラベルは少なくとも基材層と粘着層を備え、当該粘着層が形成される面には、非粘着領域が設けられている、
請求項1乃至5いずれかの項に記載の台紙なしラベル用紙。
【請求項7】
請求項1乃至6いずれかの項に記載の台紙なしラベル用紙から、前記台紙なしラベルを発行する、
ラベル発行装置。
【請求項8】
請求項1乃至6いずれかの項に記載の台紙なしラベル用紙から切断した前記台紙なしラベルを所定の対象物に貼付する、
自動値付け装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、台紙なしラベル用紙、及び当該台紙なしラベル用紙から台紙なしラベルを発行可能なラベル発行装置と自動値付け装置に関する。
続きを表示(約 4,600 文字)【背景技術】
【0002】
フィルムにより包装されたサンドイッチ、おにぎり等に貼付されるラベルにおいて、開封時に容易にラベルが裂けるように、ラベルの端部に切れ目(スリット)が設けられているものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開平5-38672号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、切り目のあるラベルは、一般的に台紙付きラベルであり、詳細には、台紙からラベルを剥離させ、そのラベルを被貼付物に貼付したものである。ラベルを被貼付物に貼付後、台紙は破棄されるが、台紙の廃棄量が相当量になり、台紙レス化が望まれている。
そこで、本発明は、台紙なしラベルを発行するのに適した台紙なしラベル用紙を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するため、本発明に係る台紙なしラベル用紙は、枚葉状の台紙なしラベルを切断可能に連設させた長尺の台紙なしラベル用紙であって、連設する前記台紙なしラベル間には、前記台紙なしラベルの連設箇所を検出するための間隙が設けられている。
【図面の簡単な説明】
【0006】
本発明の実施形態に係る台紙なしラベル用紙の一例を示す平面図である。
本発明の実施形態に係る台紙なしラベル用紙を巻回させたラベルロール(台紙なしラベルロール)の一例を示す斜視図である。
ラベル発行装置により発行された台紙なしラベル及び台紙なしラベルが貼付された包装体の一例を示す図であり、詳細には(a)は開封前の包装体及び台紙なしラベルの一例を示す図であり、(b)は開封途中の包装体及び台紙なしラベルの一例を示す図である。
本発明の他の実施形態に係る台紙なしラベル用紙の一例を示す平面図である。
ラベル発行装置により発行された台紙なしラベル及び台紙なしラベルが貼付された包装体の他の例を示す図であり、詳細には(a)は開封前の包装体及び台紙なしラベルの一例を示す図であり、(b)は開封途中の包装体及び台紙なしラベルの一例を示す図である。
本発明の他の実施形態に係る台紙なしラベル用紙の一例を示す平面図である。
ラベル発行装置により発行された台紙なしラベル及び台紙なしラベルが貼付された包装体の他の例を示す図であり、詳細には(a)は開封前の包装体及び台紙なしラベルの一例を示す図であり、(b)は開封途中の包装体及び台紙なしラベルの一例を示す図である。
本発明の他の実施形態に係る台紙なしラベル用紙の一例を示す平面図である。
ラベル発行装置により発行された台紙なしラベル及び台紙なしラベルが貼付された包装体の他の例を示す図であり、詳細には(a)は開封前の包装体及び台紙なしラベルの一例を示す図であり、(b)は開封途中の包装体及び台紙なしラベルの一例を示す図である。
台紙なしラベル用紙を説明するための図であり、詳細には(a)は台紙なしラベル用紙のスリット(貫通部又は薄厚部)及び切断部による切断位置の例を示す図であり、(b)は搬送方向に細長の矩形状のスリットの一例を示す図であり、(c)は複数並設された小径の円形状のスリットの一例を示す図であり、(d)は波形状のスリットの一例を示す図である。
台紙なしラベルのいくつかの例を示す図であり、詳細には(a)はラベルの搬送方向上流側の端部(上端部)にスリット(貫通部又は薄厚部)が位置するように、台紙なしラベル用紙を切断して生成された台紙なしラベルの一例を示す図であり、(b)はラベルの搬送方向下流側の端部(下端部)にスリット(貫通部又は薄厚部)が位置するように、台紙なしラベル用紙を切断して生成された台紙なしラベルの一例を示す図であり、(c)はラベルの搬送方向下流側及び上流側の端部(下端部及び上端部)にスリット(貫通部又は薄厚部)が位置するように、台紙なしラベル用紙を切断して生成された台紙なしラベルの一例を示す図である。
台紙なしラベル用紙の例を示す図であり、詳細には(a)はX字型のスリット(貫通部又は薄厚部)の一例を示す図であり、(b)は(a)に示す台紙なしラベル用紙の切断線とスリットの位置関係の一例を示す図であり、(c)は複数並設された小径の円形状のスリットと切断線の位置関係の一例を示す図である。
台紙なしラベルの例を示す図であり、詳細には(a)は基材に貫通部が設けられた台紙なしラベルの一例を示す図であり、(b)は(a)のA-A線に沿った断面において印字層及び基材層に貫通部が設けられた台紙なしラベルの一例を示す図であり、(c)は印字層、基材層、剥離層及び粘着層に貫通部が設けられた台紙なしラベルの一例を示す図であり、(d)は薄厚部が設けられた台紙なしラベルの一例を示す図である。
台紙なしラベルの例を示す図であり、詳細には、裏面の全面又は一部分に粘着層(粘着領域)が設けられている台紙なしラベルの一例を示す図であり、詳細には(a)は台紙なしラベルの表面側を示す図であり、(b)は台紙なしラベルの裏面の全面に粘着層(粘着領域)が設けられている例を示す図であり、(c)は台紙なしラベルの裏面にはスリットの近傍に非粘着領域が設けられ、それ以外の裏面の領域に粘着層(粘着領域)が設けられている台紙なしラベルの一例を示す図である。
台紙なしラベル用紙を説明するための図であり、詳細には(a)は台紙なしラベル用紙の表面の一例を示す図であり、(b)は台紙なしラベル用紙の裏面及び裏面に設けられた印(ブラックマーク又はアイマークともいう)の一例を示す図であり、(c)は台紙なしラベル用紙の端(搬送方向に対して直交する方向(幅方向)の両端)付近にのみ設けられた印(ブラックマーク等)の一例を示す図である。
台紙なしラベル用紙に設けられるスリット(貫通部又は薄厚部)と裏面に設けられた印のいくつかの例を示す図であり、詳細には(a)は搬送方向に所定間隔に設けられたスリットと、そのスリットよりも僅かに搬送方向下流側に設けられたライン状の印(ブラックマーク等)の一例を示す図であり、(b)は(a)に示すラベル用紙と比較して左右両端部付近にのみ印が設けられた台紙なしラベル用紙の一例を示す図であり、(c)は搬送方向に所定間隔に設けられたスリットと、そのスリットよりも僅かに搬送方向上流側に設けられたライン状の印(ブラックマーク等)の一例を示す図であり、(d)は(c)に示すラベル用紙と比較して左右両端部付近にのみ印が設けられた台紙なしラベル用紙の一例を示す図であり、(e)は搬送方向に所定間隔に設けられた複数のスリットと、そのスリット間の略中央部に設けられたライン状の印(ブラックマーク等)の一例を示す図であり、(f)は(e)に示すラベル用紙と比較して左右両端部付近にのみ印が設けられた台紙なしラベル用紙の一例を示す図である。
ラベル発行装置の一例を示す概念図である。
ラベル発行装置の電気的な機能ブロックの一例を示す図である。
本発明の実施形態に係る台紙なしラベル用紙の間隙を検出する検出部の構成を示す概念図である。
ラベル発行装置の選択手段の一例を示す図である。
加工部(加工手段)を有するラベル発行装置の一例を示す図である。
台紙なしラベル用紙にスリット(貫通部又は薄厚部)を形成する回転刃を有する加工部(加工手段)の一例を示す図である。
台紙なしラベル用紙にスリット(貫通部又は薄厚部)を形成する往復動自在な刃を有する加工部(加工手段)の一例を示す図である。
台紙なしラベル用紙を説明するための図であり、詳細には(a)は間隙やスリットが設けられていない台紙なしラベル用紙の一例を示す図であり、(b)は切断により上端部にスリットが設けられ、角部がカットされている台紙なしラベルを生成するための台紙なしラベル用紙の一例を示す図である。
台紙なしラベル用紙を説明するための図であり、詳細には(a)は切断により上端部にスリットが設けられ、角部がカットされている台紙なしラベルを生成するための台紙なしラベル用紙の一例を示す図であり、(b)は切断により下端部にスリットが設けられ角部がカットされている台紙なしラベルを生成するための台紙なしラベル用紙の一例を示す図である。
ラベル貼付装置により台紙なしラベルを被貼付物に貼付する工程を示す概念図である。
台紙なしラベルの角部を押圧する押圧部を備えたラベル貼付装置の動作の一例を示す概念図である。
押圧手段(押圧部)の一例を示す概念図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
●台紙なしラベル及び台紙なしラベル用紙の概要
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
なお、本発明の実施形態は図示の内容を含むが、これのみに限定されるものではない。また、以後の各図の説明で、既に説明した部位と共通する部分は同一符号を付して重複説明を一部省略する。
【0008】
図1に示されるように、本発明の実施形態に係る台紙なしラベル用紙Pは、図2に示される枚葉状の台紙なしラベルLを切断可能に連設させた長尺の台紙なしラベル用紙である。この台紙なしラベル用紙Pは、図1において左右方向にのみ連続し、連設する台紙なしラベルL間には、台紙なしラベル用紙Pの切断箇所であると共に、隣り合う台紙なしラベルLが連設する連設箇所を検出するための間隙CTが設けられている。
なお、この台紙なしラベル用紙Pから切断して発行される枚葉状の台紙なしラベルLは、台紙レスラベル、ライナーレスラベルと称されることもある。
【0009】
この台紙なしラベル用紙Pは、図2に示されるように、ロール状に巻回されてラベルロールRを構成し、後述するラベル発行装置(100、100A)に装着される。ラベルロールRは、ラベル発行装置(100、100A)によって連設箇所で枚葉状に切断され、枚葉状に形成された台紙なしラベルLは図3に示されるように、おにぎり等の商品を包装する包装体200(被貼付物)に貼付される。
なお、スリット(貫通部Pk又は薄厚部Ph)で裂けやすい台紙なしラベルLは、上記した包装体200以外の物に貼付してもよい。
【0010】
台紙なしラベル用紙Pには、台紙なしラベル用紙Pの搬送方向(搬送方向ともいう)に所定の間隔Ld(台紙なしラベル用紙Pの長さ方向に所定の間隔)でスリット(貫通部Pk又は薄厚部Ph)が設けられている。貫通部Pk又は薄厚部Phは、台紙なしラベル用紙Pの幅方向に規定の間隔LPで複数並設されている。この幅方向は、搬送方向に対して直交する方向である。スリット(貫通部Pk又は薄厚部Ph)の数、形状、形成位置(間隔)等は、包装体200の開封形態に応じて適宜設定される。
(【0011】以降は省略されています)

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