TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024107878
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-09
出願番号2023012046
出願日2023-01-30
発明の名称集光装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人アイテック国際特許事務所
主分類H02S 40/22 20140101AFI20240802BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】太陽光発電装置が搭載された駐車中の車両において、太陽光発電の発電効率の低下を抑制する。
【解決手段】太陽光を集光して照射する集光部材と、集光部材を駆動する駆動装置と、駆動装置を制御する制御装置と、を備え、少なくとも1つの太陽電池パネルを有する太陽光発電装置が搭載された駐車中の車両に対して集光部材により光を照射する集光装置であって、制御装置は、太陽電池パネルの位置に基づいて、太陽光発電装置による太陽光発電の発電効率が、集光部材の初期位置での発電効率である初期発電効率以上になるように、駆動装置を制御する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
太陽光を集光して照射する集光部材と、前記集光部材を駆動する駆動装置と、前記駆動装置を制御する制御装置と、を備え、少なくとも1つの太陽電池パネルを有する太陽光発電装置が搭載された駐車中の車両に対して前記集光部材により光を照射する集光装置であって、
前記制御装置は、前記太陽電池パネルの位置に基づいて、前記太陽光発電装置による太陽光発電の発電効率が、前記集光部材の初期位置での前記発電効率である初期発電効率以上になるように、前記駆動装置を制御する
集光装置。
続きを表示(約 400 文字)【請求項2】
請求項1記載の集光装置であって、
前記制御装置は、前記太陽電池パネルの前記位置と、太陽の高度および方位と、に基づいて、前記発電効率が前記初期発電効率以上になるように、前記駆動装置を制御する
集光装置。
【請求項3】
請求項1記載の集光装置であって、
前記駆動装置は、前記集光部材の地面に対する傾斜角度を変更可能であり、
前記制御装置は、前記太陽電池パネルの前記位置に基づいて、前記発電効率を前記初期発電効率以上とする前記集光部材の水平面に対する目標傾斜角度を設定し、前記集光部材の前記水平面に対する傾斜角度が前記目標傾斜角度になるように前記駆動装置を制御する
集光装置。
【請求項4】
請求項1記載の集光装置であって、
前記太陽電池パネルの前記位置を検出するパネル位置検出装置
を備える集光装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、集光装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、この種の集光装置としては、太陽光を集光し照射する集光部材(集光シート)を備え、車庫の屋根に固定されているものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この装置では、車庫に駐車され太陽電池を有する太陽光発電装置が搭載された車両に対して、集光部材で太陽光を集光して照射している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-190153号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、上述の集光装置では、車両の太陽電池の搭載位置や車両の駐車位置によっては、太陽光を太陽電池に効率よく照射できず、太陽光発電装置による太陽光発電の発電効率が低下することがある。
【0005】
本発明の集光装置は、太陽光発電装置が搭載された駐車中の車両において、太陽光発電の発電効率の低下を抑制することを主目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の集光装置は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
【0007】
本発明の集光装置は、
太陽光を集光して照射する集光部材と、前記集光部材を駆動する駆動装置と、前記駆動装置を制御する制御装置と、を備え、少なくとも1つの太陽電池パネルを有する太陽光発電装置が搭載された駐車中の車両に対して前記集光部材により光を照射する集光装置であって、
前記制御装置は、前記太陽電池パネルの位置に基づいて、前記太陽光発電装置による太陽光発電の発電効率が、前記集光部材の初期位置での前記発電効率である初期発電効率以上になるように、前記駆動装置を制御する
ことを要旨とする。
【0008】
この本発明の集光装置では、太陽電池パネルの位置に基づいて、太陽電池を用いた太陽光発電の発電効率が、集光部材の初期位置での前記発電効率である初期発電効率以上になるように、駆動装置を制御する。この結果、太陽電池が搭載された駐車中の車両において、太陽光発電の発電効率の低下を抑制できる。
【0009】
こうした本発明の集光装置において、前記制御装置は、前記太陽電池パネルの前記位置と、太陽の高度および方位と、に基づいて、前記発電効率が前記初期発電効率以上になるように、前記駆動装置を制御してもよい。こうすれば、集光部材をより適正に駆動して、太陽電池に光を照射できる。これにより、太陽光発電の発電効率の低下を抑制できる。
【0010】
また、本発明の集光装置において、前記駆動装置は、前記集光部材の地面に対する傾斜角度を変更可能であり、前記制御装置は、前記太陽電池パネルの前記位置に基づいて、前記発電効率を前記初期発電効率以上にする前記集光部材の水平面に対する目標傾斜角度を設定し、前記集光部材の前記水平面に対する傾斜角度が前記目標傾斜角度になるように前記駆動装置を制御してもよい。こうすれば、集光部材の水平面に対する傾斜角度を変更して、太陽電池に光を照射できる。これにより、太陽光発電の発電効率の低下を抑制できる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

個人
可変磁力式同期機
1日前
株式会社発明屋
光起電システム
9日前
ニデック株式会社
ステータ
9日前
三菱電機株式会社
駆動回路
6日前
新電元工業株式会社
電源装置
14日前
三菱電機モビリティ株式会社
電力変換装置
6日前
ローム株式会社
複合電源回路
13日前
株式会社正興電機製作所
充電表示器
1日前
新電元工業株式会社
絶縁電源
14日前
株式会社カネカ
独立システム
14日前
住友電装株式会社
ブラケット
8日前
株式会社アイドゥス企画
連結ドラムモータ
13日前
富士電機株式会社
電力変換装置
14日前
日動電工株式会社
鳥害防止器具
1日前
オムロン株式会社
電力変換装置
6日前
株式会社デンソー
リニアモータ
9日前
株式会社ダイヘン
電力変換装置
7日前
株式会社東光通商
熱電発電装置
13日前
株式会社ダイヘン
電力供給装置
7日前
株式会社豊田自動織機
電子機器
9日前
ミツミ電機株式会社
直流電源装置
14日前
株式会社アイシン
電源装置
14日前
ミネベアミツミ株式会社
ステータ組立体
6日前
株式会社豊田自動織機
電力変換装置
14日前
矢崎総業株式会社
グロメット
8日前
株式会社豊田自動織機
電力変換装置
14日前
株式会社豊田自動織機
電流検出回路
14日前
株式会社豊田自動織機
電力変換装置
14日前
株式会社ダイヘン
双方向コンバータ
9日前
本田技研工業株式会社
蓄電装置
13日前
株式会社ダイヘン
双方向コンバータ
9日前
株式会社ダイヘン
双方向コンバータ
9日前
本田技研工業株式会社
回転電機
14日前
株式会社デンソー
電力変換装置
13日前
ダイハツ工業株式会社
電線の保持構造
14日前
新電元工業株式会社
余剰電力消費装置
14日前
続きを見る