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公開番号2024104563
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-05
出願番号2023008852
出願日2023-01-24
発明の名称排気装置
出願人フタバ産業株式会社
代理人名古屋国際弁理士法人
主分類F02M 26/26 20160101AFI20240729BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約【課題】必要に応じて排気の圧力を高めることできる排気装置を提供する。
【解決手段】排気を流通させる機能を備える排気装置である。排気装置は、主流路部と、EGR流路部と、冷却流路部と、バイパス流路部と、少なくとも1つのバルブと、を備える。バイパス流路は、主流路から分岐し、冷却流路と並行するように配置され、主流路とEGR流路とをつなぎ、冷却流路とEGR流路との間に接続される。バルブは、主流路、冷却流路、バイパス流路のうちの何れか1つの少なくとも一部を閉塞するように構成される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
排気を流通させる機能を備える排気装置であって、
排気が流れる主流路を形成する主流路部と、
EGR流路を形成するEGR流路部と、
前記主流路から分岐し、前記主流路と前記EGR流路とをつなぎ、排気を冷却するための冷却流路を形成する冷却流路部と、
前記主流路から分岐し、前記冷却流路と並行するバイパス流路であって、前記主流路と前記EGR流路とをつなぎ、前記冷却流路と前記EGR流路との間に接続されるバイパス流路、を形成するバイパス流路部と、
前記主流路、前記冷却流路、前記バイパス流路のうちの何れか1つの少なくとも一部を閉塞するように構成されたバルブと、
を備える排気装置。
続きを表示(約 680 文字)【請求項2】
請求項1に記載の排気装置であって、
前記主流路から前記冷却流路が分岐する部位である第1分岐部と、前記主流路から前記バイパス流路が分岐する部位である第2分岐部と、をさらに備え、
前記バルブは、前記第1分岐部と前記第2分岐部との間に配置される
ように構成された排気装置。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載の排気装置であって、
前記バルブは、板状に構成された板状部と、前記板状部の端辺の1つに沿って配置された回転軸と、を備え、
前記バルブは前記板状部が前記回転軸を中心に回転するように構成され、
前記板状部は四角形である排気装置。
【請求項4】
請求項1又は請求項2に記載の排気装置であって、
前記冷却流路、前記EGR流路、及び前記バイパス流路が合流する部位を形成する合流部、をさらに備え、
前記合流部では、前記EGR流路側の底部よりも前記バイパス流路側の底部の高さが低くなる
ように構成された排気装置。
【請求項5】
請求項1又は請求項2に記載の排気装置であって、
前記主流路部は、前記主流路から前記冷却流路が分岐する部位、及び前記主流路から前記バイパス流路が分岐する部位において、排気が鉛直方向下方へ流れる
ように構成される排気装置。
【請求項6】
請求項1又は請求項2に記載の排気装置であって、
前記冷却流路部は前記バイパス流路部の鉛直方向上方に配置される
排気装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、排気装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、下記特許文献1には、主流路を流れる排気の一部をEGR流路に導入する機能を備える排気装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-285897号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、排気装置では、EGRの流量を増加させたい場合、或いは過給機による過給後の吸気に対して排気を導入したい場合等、排気と吸気との圧力差を高めることに対する要求がある。しかしながら、発明者の詳細な検討の結果、上記特許文献1の排気装置では、排気の圧力を調整する機能がないため、このような要求に対応できないという課題が見出された。
【0005】
本開示の1つの局面は、必要に応じて排気の圧力を高めることできる排気装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様は、排気を流通させる機能を備える排気装置である。排気装置は、主流路部と、EGR流路部と、冷却流路部と、バイパス流路部と、少なくとも1つのバルブと、を備える。
【0007】
主流路部は、排気が流れる主流路を形成する。EGR流路部は、EGR流路を形成する。冷却流路部は、主流路から分岐し、主流路とEGR流路とをつなぎ、排気を冷却するための冷却流路を形成する。バイパス流路部は、バイパス流路を形成する。バイパス流路は、主流路から分岐し、冷却流路と並行するように配置され、主流路とEGR流路とをつなぎ、冷却流路とEGR流路との間に接続される。
【0008】
バルブは、主流路、冷却流路、バイパス流路のうちの何れか1つの少なくとも一部を閉塞するように構成される。
このような構成によれば、バルブの作動によって排気の流れを変更することができ、EGR流路に向かう排気の量を調整することができる。よって、必要に応じて排気の圧力を高めることができる。
【0009】
本開示の一態様では、第1分岐部と、第2分岐部と、を備えてもよい。第1分岐部は、主流路から冷却流路が分岐する部位である。第2分岐部は、主流路からバイパス流路が分岐する部位である。バルブは、第1分岐部と第2分岐部との間に配置されてもよい。
【0010】
このような構成によれば、主流路、冷却流路、バイパス流路の中間の位置にバルブを配置するので、1つのバルブで主流路、冷却流路、バイパス流路のうちの1つを閉塞する構成を実現しやすくすることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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