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公開番号2024140388
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-10
出願番号2023051509
出願日2023-03-28
発明の名称クランクケース構造
出願人本田技研工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類F02F 7/00 20060101AFI20241003BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約【課題】クランクケースの前後寸法を短縮してパワーユニットの小型化を図ることができるクランクケース構造を提供する。
【解決手段】パワーユニット(P)のクランクシャフト(C)を収納するクランクケース(9)に適用されるクランクケース構造において、前記クランクケース(C)の側面に取り付けられるクランクケースカバー(20)と、前記クランクシャフト(C)と平行配置され、クラッチ(CL)を断接するために往復動作するプッシュロッド(31)と、前記プッシュロッド(31)を往復動作させるクラッチ駆動ユニット(30)とを有する。前記クランクケースカバー(20)を取り付けるために前記クランクケース(9)に形成されるシール面(29)の範囲内に、前記プッシュロッド(31)が通る貫通孔(32)が形成されており、前記クラッチ駆動ユニット(30)が、前記クランクケースカバー(20)に取り付けられている。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
パワーユニット(P)のクランクシャフト(C)を収納するクランクケース(9)に適用されるクランクケース構造において、
前記クランクケース(C)の側面に取り付けられるクランクケースカバー(20)と、
前記クランクシャフト(C)と平行配置され、クラッチ(CL)を断接するために往復動作するプッシュロッド(31)と、
前記プッシュロッド(31)を往復動作させるクラッチ駆動ユニット(30)とを有し、
前記クランクケースカバー(20)を取り付けるために前記クランクケース(9)に形成されるシール面(29)の範囲内に、前記プッシュロッド(31)が通る貫通孔(32)が形成されており、
前記クラッチ駆動ユニット(30)が、前記クランクケースカバー(20)に取り付けられていることを特徴とするクランクケース構造。
続きを表示(約 570 文字)【請求項2】
前記クラッチ駆動ユニット(30)の後方に、ドライブチェーン(13)が巻き掛けられるドライブスプロケット(22)が配設されており、
前記クランクケース(9)の側面視で、前記クラッチ駆動ユニット(30)と前記ドライブスプロケット(22)とが一部重なることを特徴とする請求項1に記載のクランクケース構造。
【請求項3】
前記クランクケースカバー(20)の後部に一部が取り付けられると共に前記ドライブチェーン(13)の一部を覆うチェーンカバー(50)を有し、
前記クラッチ駆動ユニット(30)と前記チェーンカバー(50)との間にハーネス(40)が配索されており、
前記ハーネス(40)が、前記チェーンカバー(50)に設けられた溝(51)に収められていることを特徴とする請求項2に記載のクランクケース構造。
【請求項4】
前記クランクケース(9)の側面視で、前記クランクケースカバー(20)と前記チェーンカバー(50)とが一部重なることを特徴とする請求項3に記載のクランクケース構造。
【請求項5】
前記クランクケースカバー(20)と前記ドライブスプロケット(22)との間に、保護プレート(60)が配設されていることを特徴とする請求項4に記載のクランクケース構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、クランクケース構造に係り、特に、クランクシャフトを収納するクランクケースに適用されるクランクケース構造に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、エンジンと変速機とを一体に構成したパワーユニットにおいて、クランクシャフトを収納するクランクケースの側面に、発電機等を覆うクランクケースカバーを取り付ける構成が開示されている。
【0003】
特許文献1には、クランクケースの車幅方向左側の側面に発電機を覆うクランクケースカバーを取り付けると共に、クランクケースカバーの後方の位置に、クラッチを断接操作するためのクラッチ駆動ユニットを取り付けた構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-68431号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、特許文献1のクランクケース構造では、クランクケースカバーとクラッチ駆動ユニットとが前後に並ぶレイアウトであるため、クランクケースの前後寸法が大きくなりやすく、パワーユニットのさらなる小型化のためには依然として工夫の余地があった。
【0006】
本発明の目的は、上記従来技術の課題を解決し、クランクケースの前後寸法を短縮してパワーユニットの小型化を図ることができるクランクケース構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記目的を達成するために、本発明は、パワーユニット(P)のクランクシャフト(C)を収納するクランクケース(9)に適用されるクランクケース構造において、前記クランクケース(C)の側面に取り付けられるクランクケースカバー(20)と、前記クランクシャフト(C)と平行配置され、クラッチ(CL)を断接するために往復動作するプッシュロッド(31)と、前記プッシュロッド(31)を往復動作させるクラッチ駆動ユニット(30)とを有し、前記クランクケースカバー(20)を取り付けるために前記クランクケース(9)に形成されるシール面(29)の範囲内に、前記プッシュロッド(31)が通る貫通孔(32)が形成されており、前記クラッチ駆動ユニット(30)が、前記クランクケースカバー(20)に取り付けられている点に第1の特徴がある。
【0008】
また、前記クラッチ駆動ユニット(30)の後方に、ドライブチェーン(13)が巻き掛けられるドライブスプロケット(22)が配設されており、前記クランクケース(9)の側面視で、前記クラッチ駆動ユニット(30)と前記ドライブスプロケット(22)とが一部重なる点に第2の特徴がある。
【0009】
また、前記クランクケースカバー(20)の後部に一部が取り付けられると共に前記ドライブチェーン(13)の一部を覆うチェーンカバー(50)を有し、前記クラッチ駆動ユニット(30)と前記チェーンカバー(50)との間にハーネス(40)が配索されており、前記ハーネス(40)が、前記チェーンカバー(50)に設けられた溝(51)に収められている点に第3の特徴がある。
【0010】
また、前記クランクケース(9)の側面視で、前記クランクケースカバー(20)と前記チェーンカバー(50)とが一部重なる点に第4の特徴がある。
(【0011】以降は省略されています)

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