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公開番号2024139596
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-09
出願番号2023050610
出願日2023-03-27
発明の名称燃料供給装置
出願人株式会社SUBARU
代理人弁理士法人筒井国際特許事務所
主分類F02M 37/08 20060101AFI20241002BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約【課題】インジェクタに対する燃料供給を継続する。
【解決手段】燃料供給装置は、燃料タンク側の低圧流路に接続される吸入ポートと、インジェクタ側の高圧流路に接続される吐出ポートと、チェックバルブに接続されるバイパスポートと、を備えるポンプハウジングを有する。燃料供給装置は、前記チェックバルブを介して前記バイパスポートに接続される入力ポートと、バイパス流路を介して前記高圧流路に接続される出力ポートと、を備える燃料貯蔵ハウジングを有する。制御システムは、前記高圧流路内の燃料圧力が閾値を下回る場合に、前記バイパス流路に設けられる電磁バルブをクローズ状態からオープン状態に切り替える。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
燃料タンクからインジェクタに燃料を供給する燃料供給装置であって、
前記燃料タンク側の低圧流路に接続される吸入ポートと、前記インジェクタ側の高圧流路に接続される吐出ポートと、チェックバルブに接続されるバイパスポートと、を備えるポンプハウジングと、
前記ポンプハウジングに往復動可能に設けられ、前記ポンプハウジングの内側に区画されるポンプ室の容積を変化させるプランジャと、
前記チェックバルブを介して前記バイパスポートに接続される入力ポートと、バイパス流路を介して前記高圧流路に接続される出力ポートと、を備える燃料貯蔵ハウジングと、
前記バイパス流路に設けられ、前記バイパス流路を連通させるオープン状態と、前記バイパス流路を遮断するクローズ状態と、に作動する電磁バルブと、
互いに通信可能に接続されるプロセッサおよびメモリを備え、前記電磁バルブを制御する制御システムと、
を有し、
前記制御システムは、
前記高圧流路内の燃料圧力が閾値を下回る場合に、前記電磁バルブをクローズ状態からオープン状態に切り替える、
燃料供給装置。
続きを表示(約 470 文字)【請求項2】
請求項1に記載の燃料供給装置において、
前記制御システムは、
前記高圧流路内の燃料圧力が前記閾値を下回る場合に、前記電磁バルブをクローズ状態とオープン状態とに交互に切り替える、
燃料供給装置。
【請求項3】
請求項1に記載の燃料供給装置において、
前記制御システムは、
前記高圧流路内の燃料圧力が前記閾値を下回る場合に、前記電磁バルブをクローズ状態に保持する第1制御モードから、前記電磁バルブをクローズ状態とオープン状態とに交互に切り替える第2制御モードに、前記電磁バルブの制御モードを切り替える、
燃料供給装置。
【請求項4】
請求項3に記載の燃料供給装置において、
前記制御システムは、
前記第2制御モードを実行した状態のもとで、前記高圧流路内の燃料圧力が前記閾値よりも大きな第2の閾値を上回る場合に、前記電磁バルブの制御モードを前記第2制御モードから前記第1制御モードに切り替える、
燃料供給装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、燃料供給装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
内燃機関であるエンジンは、インジェクタに向けて燃料を圧送する高圧燃料ポンプを有している(特許文献1-4参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-310037号公報
特開2021-21360号公報
特開2012-122403号公報
特開平6-173834号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、燃料配管を流れる燃料の温度が上昇し、燃料配管内で燃料蒸気が発生すると、高圧燃料ポンプからインジェクタに向けて燃料を圧送することが困難になる。このため、燃料配管内で燃料蒸気が発生した場合であっても、インジェクタに対する燃料供給を継続することが求められている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示によれば、燃料供給装置は、燃料タンクからインジェクタに燃料を供給する燃料供給装置であって、前記燃料タンク側の低圧流路に接続される吸入ポートと、前記インジェクタ側の高圧流路に接続される吐出ポートと、チェックバルブに接続されるバイパスポートと、を備えるポンプハウジングと、前記ポンプハウジングに往復動可能に設けられ、前記ポンプハウジングの内側に区画されるポンプ室の容積を変化させるプランジャと、前記チェックバルブを介して前記バイパスポートに接続される入力ポートと、バイパス流路を介して前記高圧流路に接続される出力ポートと、を備える燃料貯蔵ハウジングと、前記バイパス流路に設けられ、前記バイパス流路を連通させるオープン状態と、前記バイパス流路を遮断するクローズ状態と、に作動する電磁バルブと、互いに通信可能に接続されるプロセッサおよびメモリを備え、前記電磁バルブを制御する制御システムと、を有し、前記制御システムは、前記高圧流路内の燃料圧力が閾値を下回る場合に、前記電磁バルブをクローズ状態からオープン状態に切り替える。
【発明の効果】
【0006】
本開示によれば、インジェクタに対する燃料供給を継続することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
燃料供給装置が搭載される車両の一例を示す図である。
一実施形態の燃料供給装置を示す図である。
高圧燃料ポンプの一例を示す図である。
高圧燃料ポンプの作動状況の一例を示す図である。
高圧燃料ポンプの作動状況の一例を示す図である。
制御ユニットの基本構造の一例を示す図である。
運転維持制御の実行手順の一例を示すフローチャートである。
間欠供給モードの実行状況の一例を示す図である。
間欠供給モードの実行状況の一例を示す図である。
運転維持制御の実行状況の一例を示すタイミングチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本開示の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の説明において、同一または実質的に同一の構成や要素については、同一の符号を付して繰り返しの説明を省略する。
【0009】
<車両構成>
図1は燃料供給装置10が搭載される車両11の一例を示す図である。図1に示すように、車両11は、エンジン12およびトランスミッション13からなるパワーユニット14を有している。パワーユニット14の出力軸15は、プロペラ軸16およびデファレンシャル機構17を介して車輪18に連結されている。また、車両11は、ガソリン等の燃料を溜める燃料タンク20と、エンジン12に設けられる高圧燃料ポンプ21と、を有している。燃料タンク20と高圧燃料ポンプ21とは、低圧燃料配管22を介して互いに接続されている。
【0010】
<エンジン>
図2は一実施形態の燃料供給装置10を示す図である。図2に示すように、エンジン12は、ピストン30を収容するシリンダブロック31と、シリンダブロック31に搭載されるシリンダヘッド32と、を有している。シリンダヘッド32は、燃焼室33に連通する吸気ポート34と、吸気ポート34を開閉する吸気バルブ35と、を有している。また、シリンダヘッド32は、燃焼室33に連通する排気ポート36と、排気ポート36を開閉する排気バルブ37と、を有している。さらに、シリンダヘッド32は、吸気バルブ35を駆動する吸気カム軸38と、排気バルブ37を駆動する排気カム軸39と、を有している。なお、吸気カム軸38および排気カム軸39は、図示しないクランク軸にタイミングチェーン等を介して連結される。
(【0011】以降は省略されています)

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