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公開番号2024104258
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-02
出願番号2023008422
出願日2023-01-23
発明の名称照合システム、照合方法、及び、コンピュータプログラム
出願人アカメディア・ジャパン株式会社
代理人弁理士法人イノベンティア
主分類G06F 21/31 20130101AFI20240726BHJP(計算;計数)
要約【課題】配信される学習教材の修了証の照合を行う照合システムを提供する。
【解決手段】認証システム700aは、配信される学習教材の修了証130の照合システムであって、読取装置900と、認証サーバ700と、を備え、登録ユーザの固有情報と関連付けて、学習教材の配信を指示した第1ユーザが登録ユーザであることのユーザ認証に用いられる第1の識別情報が教育機関サーバ(第1のサーバ)301に記憶されており、修了証は、第1の識別情報に対応させた第1情報131と、固有情報に対応させた第2情報132とを含み、読取装置は、修了証から第1情報と第2情報とを読み取り、処理装置は、読み取られた第1情報から得られる識別情報を、読み取られた第2情報から得られる固有情報に関連付けて第1のサーバに記憶されている第1の識別情報と照合する、ように構成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
配信される学習教材の修了証の照合システムであって、
読取装置と、
処理装置と、を備え、
登録ユーザの固有情報と関連付けて、前記学習教材の配信を指示した第1ユーザが前記登録ユーザであることのユーザ認証に用いられる第1の識別情報が第1のサーバに記憶されており、
前記修了証は、前記第1の識別情報に対応させた第1情報と、前記固有情報に対応させた第2情報とを含み、
前記読取装置は、前記修了証から前記第1情報と前記第2情報とを読み取り、
前記処理装置は、読み取られた前記第1情報から得られる識別情報を、読み取られた前記第2情報から得られる固有情報に関連付けて前記第1のサーバに記憶されている前記第1の識別情報と照合する、ように構成されている
照合システム。
続きを表示(約 1,700 文字)【請求項2】
前記学習教材は、前記ユーザ認証が成功の場合に配信される
請求項1に記載の照合システム。
【請求項3】
前記登録ユーザの第2の識別情報が、前記登録ユーザの前記固有情報と関連付けて、前記第1のサーバとは異なる第2のサーバに記憶されており、
前記処理装置は、読み取られた前記第1情報から得られる識別情報を、さらに、読み取られた前記第2情報から得られる固有情報に関連付けて前記第2のサーバに記憶されている前記第2の識別情報と照合する、ように構成されている
請求項1に記載の照合システム。
【請求項4】
前記学習教材の配信中に受講中である第2ユーザから得られ、前記第1の識別情報を用いて前記第2ユーザが前記登録ユーザであることの認証に用いられた第2の識別情報が、前記登録ユーザの前記固有情報と関連付けて記憶されており、
前記処理装置は、読み取られた前記第1情報から得られる識別情報を、さらに、前記第2の識別情報と照合する、ように構成されている
請求項1に記載の照合システム。
【請求項5】
前記学習教材の受講中に前記第2ユーザから複数の前記第2の識別情報が得られ、
前記複数の第2の識別情報は、少なくとも2以上のサーバに分散して記憶されており、
前記第2の識別情報と照合することは、読み取られた前記第1情報から得られる識別情報を、前記2以上のサーバに記憶されている複数の前記第2の識別情報それぞれと照合する、ことを含む
請求項4に記載の照合システム。
【請求項6】
前記処理装置は、前記第1の識別情報との前記照合が成功した場合に、さらに、前記第2の識別情報との前記照合を行う、ように構成されている
請求項3又は4に記載の照合システム。
【請求項7】
前記第1の識別情報は、前記ユーザの少なくとも一部を撮影して得られる撮影画像を含み、
前記読取装置は撮影装置を含み、
前記第1情報を読み取ることは、前記撮影装置によって前記修了証の前記第1情報を撮影することを含む
請求項1に記載の照合システム。
【請求項8】
前記第2情報はコード情報により表されている
請求項7に記載の照合システム。
【請求項9】
処理装置と読取装置とを含む照合システムにおける、配信される学習教材の修了証の照合方法であって、
登録ユーザの固有情報と関連付けて、前記学習教材の配信を指示した第1ユーザが前記登録ユーザであることのユーザ認証に用いられる第1の識別情報が第1のサーバに記憶されており、
前記修了証は、前記第1の識別情報に対応させた第1情報と、前記固有情報に対応させた第2情報とを含み、
前記読取装置が、前記修了証から前記第1情報と前記第2情報とを読み取り、
前記読取装置が、読み取って得られた読取情報を前記処理装置に渡し、
前記処理装置が、読み取られた前記第1情報から得られる識別情報を、読み取られた前記第2情報から得られる固有情報に関連付けて前記第1のサーバに記憶されている前記第1の識別情報と照合する、ことを備える
照合方法。
【請求項10】
配信される学習教材の修了証の照合のための処理をコンピュータに実行させるコンピュータプログラムであって、
登録ユーザの固有情報と関連付けて、前記学習教材の配信を指示した第1ユーザが前記登録ユーザであることのユーザ認証に用いられる第1の識別情報が第1のサーバに記憶されており、
前記修了証は、前記第1の識別情報に対応させた第1情報と、前記固有情報に対応させた第2情報とを含み、
前記コンピュータに、
前記修了証から前記第1情報と前記第2情報とを読み取り、
読み取られた前記第1情報から識別情報を得、
読み取られた前記第2情報から固有情報を得、
前記識別情報と前記固有情報とを処理装置に渡す、ことを実行させる
コンピュータプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、照合システム、照合方法、及び、コンピュータプログラムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
近年、リアルタイム配信される講習または録画された講習を、インターネット等を介して配信してユーザに履修させる、いわゆるe-learningが広く用いられている。このような学習教材の配信において、受講が修了すると修了証が発行される場合がある。修了証は、予め登録されたユーザの修了を照明するものであって、講習を含むコンテンツの視聴の証明証と言い換えることもできる。例えば、エンターテイメントなどのコンテンツの再生の場合は、予め規定された回数、コンテンツの視聴が完了したことの証明証などであってもよい。
【0003】
例えば、特開2002-351299号公報(以下、特許文献1)はネットワークを用いた教育システムを開示しており、その中で、設定された修了条件を満たした受講者の受講者用クライアント装置に対して修了証を送信する構成が示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2002-351299号公報
【発明の概要】
【0005】
学習教材の履修が、例えば、資格や免許の取得に際して必要な講習である場合、資格や免許を付与する側においては修了証の真偽の確認が重要になる。すなわち、修了証を呈示したユーザが、実際に受講したユーザであるかの真偽の確認が重要になる。例えば、予め登録しているユーザが学習教材を受講して修了証を得た後、第三者が修了証を書き換えて、あたかも自身が修了したかのように提示する、というなりすましを効果的に防ぎたいという要望がある。そこで、本開示は、配信される学習教材の修了証の照合を行う照合システム、照合方法、及び、コンピュータプログラムを提供することを目的の1つとする。
【0006】
ある実施の形態に従うと、照合システムは、配信される学習教材の修了証の照合システムであって、読取装置と、処理装置と、を備え、登録ユーザの固有情報と関連付けて、学習教材の配信を指示した第1ユーザが登録ユーザであることのユーザ認証に用いられる第1の識別情報が第1のサーバに記憶されており、修了証は、第1の識別情報に対応させた第1情報と、固有情報に対応させた第2情報とを含み、読取装置は、修了証から第1情報と第2情報とを読み取り、処理装置は、読み取られた第1情報から得られる識別情報を、読み取られた第2情報から得られる固有情報に関連付けて第1のサーバに記憶されている第1の識別情報と照合する、ように構成されている。
【0007】
更なる詳細は、後述の実施形態として説明される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施の形態に係る照合システムの概略図である。
図2は、オンライン学習システムの概略構成を示す概要図である。
図3は、教育機関サーバの概略構成を示すブロック図である。
図4は、ユーザ登録データの一例を示す図である。
図5は、ユーザ端末の概略構成を示すブロック図である。
図6は、オンライン学習システムでのオンライン学習の提供方法の流れの一例を概略的に表した図である。
図7は、修了証の一例を概念的に表した概略図である。
図8は、処理装置の概略構成を示すブロック図である。
図9は、読取装置の概略構成を示すブロック図である。
図10は、照合システムでの修了証の照合方法の流れの一例を概略的に表した図である。
図11は、処理装置での処理の流れの概略を表したフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[システムの概要]
図1は、本実施の形態に係るシステムの概要を表した概略図である。本実施の形態では、オンライン学習システム100aにおいて登録したユーザAが、配信される学習教材(コンテンツ)を受講して履修すると、履修を証明する修了証130が発行される(#1)。ユーザAは、発行された修了証130を運転免許センターなどに持参し、提出する(#2A)。運転免許センターなどでは、認証システム700aを利用して、提出された修了証が、ユーザAによる履修を証明する修了証130であることを認証する(#3~#6)。これにより、ユーザAではないユーザBが修了証130を取得し、自身のもののように改ざんした修了証130Bを提出する(#2B)、いわゆるなりすましを判別することができる。
【0010】
詳しくは、ユーザAは、オンライン学習システム100aに含まれる教育機関サーバ201(第1のサーバ)に対して認証用顔写真データ(第1の識別情報)215とID(identification)(第2の識別情報)とを登録しておく。認証用顔写真データ215とIDとは、オンライン学習システム100aにおいて、学習教材の配信の際のユーザ認証に用いられる。つまり、ユーザ認証に成功して初めて、学習教材が配信装置100からユーザAのユーザ端末301に配信される。
(【0011】以降は省略されています)

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