TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024103530
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-01
出願番号2024081064,2020561971
出願日2024-05-17,2019-12-16
発明の名称表示装置
出願人株式会社半導体エネルギー研究所
代理人
主分類H10K 50/858 20230101AFI20240725BHJP()
要約【課題】光検出機能を有する表示装置を提供する。指紋認証に代表される生体認証の機能を有する表示装置を提供する。タッチパネルとしての機能と、生体認証の機能を兼ね備える表示装置を提供する。
【解決手段】表示装置は、第1の基板と、導光板と、第1の発光素子と、第2の発光素子と、受光素子と、を有する。第1の基板と導光板とは対向して設けられる。第1の発光素子と受光素子とは第1の基板と導光板との間に設けられる。第1の発光素子は導光板を介して第1の光を射出する機能を有する。第2の発光素子は導光板の側面に対して第2の光を射出する機能を有する。受光素子は第2の光を受光し電気信号に変換する機能を有する。また、第1の光は可視光を含み、第2の光は赤外光を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1の基板と、導光板と、第1の発光素子と、第2の発光素子と、受光素子と、を有し、
前記第1の基板と、前記導光板とは、対向して設けられ、
前記第1の発光素子と、前記受光素子とは、前記第1の基板と前記導光板との間に設けられ、
前記第1の発光素子は、前記導光板を介して、第1の光を射出する機能を有し、
前記第2の発光素子は、前記導光板の側面に対して、第2の光を射出する機能を有し、
前記受光素子は、前記第2の光を受光し、電気信号に変換する機能を有し、
前記第1の光は、可視光を含み、
前記第2の光は、赤外光を含み、
前記第1の発光素子と、前記受光素子とは、共通層を共有しており、
前記共通層は、正孔を輸送する機能または電子を輸送する機能を有する、
表示装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
第1の基板と、第2の基板と、導光板と、第1の発光素子と、第2の発光素子と、受光素子と、を有し、
前記第1の基板と、前記導光板とは、前記第2の基板を挟んで対向して設けられ、
前記第1の発光素子と、前記受光素子とは、前記第1の基板と前記第2の基板との間に設けられ、
前記第1の発光素子は、前記導光板を介して、第1の光を射出する機能を有し、
前記第2の発光素子は、前記導光板の側面に対して、第2の光を射出する機能を有し、
前記受光素子は、前記第2の光を受光し、電気信号に変換する機能を有し、
前記第1の光は、可視光を含み、
前記第2の光は、赤外光を含み、
前記第2の基板は、800nm乃至1000nmの波長範囲の光に対する屈折率が、前記導光板よりも低く、
前記第1の発光素子と、前記受光素子とは、共通層を共有しており、
前記共通層は、正孔を輸送する機能または電子を輸送する機能を有する、
表示装置。
【請求項3】
第1の基板と、樹脂層と、導光板と、第1の発光素子と、第2の発光素子と、受光素子と、を有し、
前記第1の基板と、前記導光板とは、前記樹脂層を挟んで対向して設けられ、
前記第1の発光素子と、前記受光素子とは、前記第1の基板と前記樹脂層との間に設けられ、
前記第1の発光素子は、前記導光板を介して、第1の光を射出する機能を有し、
前記第2の発光素子は、前記導光板の側面に対して、第2の光を射出する機能を有し、
前記受光素子は、前記第2の光を受光し、電気信号に変換する機能を有し、
前記第1の光は、可視光を含み、
前記第2の光は、赤外光を含み、
前記樹脂層は、前記導光板に接して設けられ、前記第1の基板と前記導光板とを接着する機能を有し、且つ、800nm乃至1000nmの波長範囲の光に対する屈折率が、前記導光板よりも低く、
前記第1の発光素子と、前記受光素子とは、共通層を共有しており、
前記共通層は、正孔を輸送する機能または電子を輸送する機能を有する、
表示装置。
【請求項4】
請求項1乃至請求項3のいずれか一において、
前記第1の発光素子は、第1の画素電極、前記共通層、発光層及び共通電極を有し、
前記受光素子は、第2の画素電極、前記共通層、活性層及び前記共通電極を有し、
前記発光層と前記活性層とは、互いに異なる有機化合物を含み、
前記共通層は、前記第1の画素電極及び前記発光層と重なる部分と、前記第2の画素電極及び前記活性層と重なる部分と、を有し、
前記共通電極は、前記共通層及び前記発光層を介して前記第1の画素電極と重なる部分と、前記共通層及び前記活性層を介して前記第2の画素電極と重なる部分と、を有する、
表示装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の一態様は、表示装置に関する。本発明の一態様は、発光素子と受光素子とを備える表示装置に関する。本発明の一態様は、認証機能を備える表示装置に関する。本発明の一態様は、タッチパネルに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【0002】
なお、本発明の一態様は、上記の技術分野に限定されない。本明細書等で開示する本発明の一態様の技術分野としては、半導体装置、表示装置、発光装置、蓄電装置、記憶装置、電子機器、照明装置、入力装置(例えば、タッチセンサなど)、入出力装置(例えば、タッチパネルなど)、それらの駆動方法、又はそれらの製造方法、を一例として挙げることができる。半導体装置は、半導体特性を利用することで機能しうる装置全般を指す。
【背景技術】
【0003】
近年、表示装置は様々な用途への応用が期待されている。例えば、大型の表示装置の用途としては、家庭用のテレビジョン装置(テレビまたはテレビジョン受信機ともいう)、デジタルサイネージ(Digital Signage:電子看板)、PID(Public Information Display)等が挙げられる。また、携帯情報端末として、タッチパネルを備えるスマートフォンやタブレット端末の開発が進められている。
【0004】
表示装置としては、例えば、発光素子を有する発光装置が開発されている。エレクトロルミネッセンス(Electroluminescence、以下ELと記す)現象を利用した発光素子(EL素子とも記す)は、薄型軽量化が容易である、入力信号に対し高速に応答可能である、直流低電圧電源を用いて駆動可能である等の特徴を有し、表示装置に応用されている。例えば、特許文献1に、有機EL素子が適用された、可撓性を有する発光装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2014-197522号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の一態様は、光検出機能を有する表示装置を提供することを課題の一とする。または、指紋認証に代表される生体認証の機能を有する表示装置を提供することを課題の一とする。または、タッチパネルとしての機能と、生体認証の機能を兼ね備える表示装置を提供することを課題の一とする。または、利便性の高い表示装置を提供することを課題の一とする。または、多機能の表示装置を提供することを課題の一とする。または、新規な構成を有する表示装置を提供することを課題の一とする。
【0007】
なお、これらの課題の記載は、他の課題の存在を妨げるものではない。なお、本発明の一態様は、これらの課題の全てを解決する必要はないものとする。なお、これら以外の課題は、明細書、図面、請求項などの記載から抽出することが可能である。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一態様は、第1の基板と、導光板と、第1の発光素子と、第2の発光素子と、受光素子と、を有する表示装置である。第1の基板と、導光板とは、対向して設けられる。第1の発光素子と、受光素子とは、第1の基板と導光板との間に設けられる。第1の発光素子は、導光板を介して第1の光を射出する機能を有する。第2の発光素子は、導光板の側面に対して、第2の光を射出する機能を有する。受光素子は、第2の光を受光し、電気信号に変換する機能を有する。また、第1の光は可視光を含み、第2の光は赤外光を含む。
【0009】
また、本発明の他の一態様は、第1の基板と、第2の基板と、導光板と、第1の発光素子と、第2の発光素子と、受光素子と、を有する表示装置である。第1の基板と、導光板とは、第2の基板を挟んで対向して設けられる。第1の発光素子と、受光素子とは、第1の基板と第2の基板との間に設けられる。第1の発光素子は、導光板を介して第1の光を射出する機能を有する。第2の発光素子は、導光板の側面に対して、第2の光を射出する機能を有する。受光素子は、第2の光を受光し、電気信号に変換する機能を有する。第1の光は可視光を含み、第2の光は赤外光を含む。また、第2の基板は、800nm乃至1000nmの波長範囲の光に対する屈折率が、導光板よりも低い。
【0010】
また、本発明の他の一態様は、第1の基板と、樹脂層と、導光板と、第1の発光素子と、第2の発光素子と、受光素子と、を有する表示装置である。第1の基板と、導光板とは、樹脂層を挟んで対向して設けられる。第1の発光素子と、受光素子とは、第1の基板と樹脂層との間に設けられる。第1の発光素子は、導光板を介して第1の光を射出する機能を有する。第2の発光素子は、導光板の側面に対して、第2の光を射出する機能を有する。受光素子は、第2の光を受光し、電気信号に変換する機能を有する。第1の光は、可視光を含み、第2の光は、赤外光を含む。樹脂層は、導光板に接して設けられ、第1の基板と導光板とを接着する機能を有し、且つ、800nm乃至1000nmの波長範囲の光に対する屈折率が、導光板よりも低い。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

株式会社カネカ
有機EL装置
4日前
株式会社カネカ
有機EL装置
4日前
キヤノン株式会社
有機発光素子
28日前
日本電気株式会社
量子デバイス
5日前
キヤノン株式会社
有機発光素子
5日前
キヤノン株式会社
有機発光素子
14日前
キヤノン株式会社
有機発光素子
25日前
株式会社カネカ
有機EL製造装置
4日前
株式会社半導体エネルギー研究所
発光デバイス
25日前
株式会社大阪ソーダ
圧電デバイス用ポリマー材料
8日前
ワックデータサービス株式会社
圧電駆動素子
1か月前
キオクシア株式会社
磁気メモリ
18日前
東京エレクトロン株式会社
基板処理方法
11日前
ローム株式会社
半導体装置
7日前
株式会社半導体エネルギー研究所
記憶装置及び電子機器
25日前
東レ株式会社
光センサ材料、およびそれを用いた光センサ
1か月前
セイコーエプソン株式会社
熱電発電素子
14日前
キオクシア株式会社
半導体記憶装置
18日前
キヤノン株式会社
有機発光素子
28日前
東ソー株式会社
低屈折率材料、有機エレクトロルミネッセンス素子
14日前
キオクシア株式会社
半導体記憶装置
1か月前
キオクシア株式会社
半導体記憶装置
15日前
キオクシア株式会社
半導体装置
1か月前
キオクシア株式会社
半導体装置
18日前
キオクシア株式会社
メモリデバイス
4日前
TDK株式会社
磁気抵抗効果素子及び磁気メモリ
11日前
キオクシア株式会社
メモリデバイス
20日前
キオクシア株式会社
メモリデバイス
28日前
キオクシア株式会社
半導体装置及び半導体記憶装置
27日前
富士通株式会社
評価装置及び評価方法
18日前
セイコーエプソン株式会社
表示装置および電子機器
1か月前
キオクシア株式会社
半導体記憶装置
1か月前
キヤノン株式会社
発光装置および組立体
13日前
株式会社ジャパンディスプレイ
表示装置
1か月前
キオクシア株式会社
半導体記憶装置およびその製造方法
5日前
株式会社ジャパンディスプレイ
表示装置
18日前
続きを見る