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公開番号
2024120420
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-05
出願番号
2023027212
出願日
2023-02-24
発明の名称
半導体記憶装置およびその製造方法
出願人
キオクシア株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H10B
43/27 20230101AFI20240829BHJP()
要約
【課題】意図したワード線にコンタクトを確実に接続することができる半導体記憶装置およびその製造方法を提供する。
【解決手段】本実施形態による半導体記憶装置は、第1方向に交互に積層された複数の第1絶縁膜と複数の第1導電膜とを含む第1積層体を備える。複数の第1柱状体は、第1積層体内を第1方向に延伸する第1半導体部、および、第1半導体部と第1積層体との間に設けられた第1絶縁体部を含む。複数の第1柱状体は、第1柱状体と第1積層体との交差点に対応してメモリセルが設けられている。複数の第2柱状体は、第1積層体内を第1方向に延伸し、第1導電膜に対応して設けられ、対応する第1導電膜に接続する導電体、および、導電体と第1積層体との間に設けられた第2~第4絶縁膜の積層膜を含む。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
第1方向に交互に積層された複数の第1絶縁膜と複数の第1導電膜とを含む第1積層体と、
前記第1積層体内を前記第1方向に延伸する第1半導体部、および、該第1半導体部と前記第1積層体との間に設けられた第1絶縁体部を含む複数の第1柱状体であって、前記第1柱状体と前記第1積層体との交差点に対応してメモリセルが設けられた複数の第1柱状体と、
前記第1積層体内を前記第1方向に延伸し、前記第1導電膜に対応して設けられ、対応する前記第1導電膜に接続する導電体、および、前記導電体と前記第1積層体との間に設けられた第2~第4絶縁膜の積層膜を含む複数の第2柱状体と、を備える半導体記憶装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記第2および第4絶縁膜には、シリコン酸化膜が用いられ、
前記第3絶縁膜には、シリコン窒化膜またはアルミニウム酸化膜が用いられる、請求項1に記載の半導体記憶装置。
【請求項3】
前記第1積層体内を前記第1方向に延伸し、前記第2柱状体の周囲に配置され、絶縁材料で構成された複数の第3柱状体をさらに備える、請求項1または請求項2に記載の半導体記憶装置。
【請求項4】
前記複数の第2柱状体の前記導電体の深さは、それぞれに対応する前記第1導電膜の位置である、請求項1または請求項2に記載の半導体記憶装置。
【請求項5】
前記複数の第2柱状体の前記積層膜の深さは、それぞれに対応する前記第1導電膜の位置と該第1導電膜の直上の前記第1絶縁膜との間である、請求項1または請求項2に記載の半導体記憶装置。
【請求項6】
前記積層膜は、前記第2および第4絶縁膜との間に複数の絶縁膜を設けた4層以上の積層膜である、請求項1または請求項2に記載の半導体記憶装置。
【請求項7】
前記複数の第2柱状体は、それぞれに対応する前記第1導電膜に達するために他の前記第1導電膜を貫通する、請求項1または請求項2に記載の半導体記憶装置。
【請求項8】
複数の第1絶縁膜と複数の第1犠牲膜とを第1方向に交互に積層して第1積層体を形成し、
前記第1積層体内を前記第1方向に延伸する第1半導体部と、該第1半導体部と前記第1積層体との間に設けられた第1絶縁体部とを含む第1柱状体を形成し、
前記第1積層体内を前記第1方向へ延伸し、前記複数の第1絶縁膜のそれぞれに達する複数のコンタクトホールを形成し、
前記コンタクトホールの内壁に、第2~第4絶縁膜を積層して積層膜を形成し、
前記コンタクトホール内の前記積層膜の内側に第2犠牲膜を埋め込み、
前記第1犠牲膜を第1導電膜に置換し、
前記第2犠牲膜を除去し、
前記コンタクトホールの底部にある前記積層膜のうち前記第3絶縁膜をストッパとして用いて前記第4絶縁膜を除去し、
前記コンタクトホールの底部にある前記積層膜のうち前記第2絶縁膜をストッパとして用いて前記第3絶縁膜を除去し、
前記コンタクトホールの底部にある前記第2絶縁膜および前記第1絶縁膜を除去して該第1絶縁膜の直下にある前記第1導電膜を露出させ、
前記コンタクトホール内に導電体を埋め込んで前記第1導電膜に接続するコンタクトを形成することを具備する、半導体記憶装置の製造方法。
【請求項9】
前記第2および第4絶縁膜には、シリコン酸化膜が用いられ、
前記第3絶縁膜には、シリコン窒化膜またはアルミニウム酸化膜が用いられる、請求項8に記載の方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本実施形態は、半導体記憶装置およびその製造方法に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
NAND型フラッシュメモリ等の半導体記憶装置は、複数のメモリセルが三次元的に配置された立体型メモリセルアレイを有する場合がある。このような立体型メモリセルアレイでは、積層された複数の導電層によって複数のワード線が構成されている。複数の導電層は、積層方向に延伸する複数のワード線コンタクトのそれぞれに電気的に接続する。ワード線コンタクトは、それぞれに対応するワード線まで形成されるため、互いに深さが異なる。深さが異なるワード線コンタクトのコンタクトホールを形成する際、導電層に対するオーバーエッチング時間がコンタクトホールによって異なってくる。この場合、コンタクトホールが導電層を突き抜けるおそれがあり、ワード線コンタクトは、意図したワード線に接続することができなくなる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-057623号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
意図したワード線にコンタクトを確実に接続することができる半導体記憶装置およびその製造方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本実施形態による半導体記憶装置は、第1方向に交互に積層された複数の第1絶縁膜と複数の第1導電膜とを含む第1積層体を備える。複数の第1柱状体は、第1積層体内を第1方向に延伸する第1半導体部、および、第1半導体部と第1積層体との間に設けられた第1絶縁体部を含む。複数の第1柱状体は、第1柱状体と第1積層体との交差点に対応してメモリセルが設けられている。複数の第2柱状体は、第1積層体内を第1方向に延伸し、第1導電膜に対応して設けられ、対応する第1導電膜に接続する導電体、および、導電体と第1積層体との間に設けられた第2~第4絶縁膜の積層膜を含む。
【図面の簡単な説明】
【0006】
第1実施形態に係る半導体記憶装置の構成例を示す図。
第1実施形態に係る半導体記憶装置の備えるメモリセルアレイ10の回路構成の一例を示す図。
半導体記憶装置の詳細な構成例を示す断面図。
メモリセルの構成例を示す模式断面図。
メモリセルの構成例を示す模式断面図。
ワード線コンタクトおよび支持部の構成例を示す断面図。
ワード線コンタクトおよび支持部の構成例を示す平面図。
第1実施形態に係る半導体記憶装置の製造方法の一例を示す断面図。
図8に続く、半導体記憶装置の製造方法の一例を示す断面図。
図9に続く、半導体記憶装置の製造方法の一例を示す断面図。
図10に続く、半導体記憶装置の製造方法の一例を示す断面図。
図11に続く、半導体記憶装置の製造方法の一例を示す断面図。
図12に続く、半導体記憶装置の製造方法の一例を示す断面図。
図13に続く、半導体記憶装置の製造方法の一例を示す断面図。
図14に続く、半導体記憶装置の製造方法の一例を示す断面図。
図15に続く、半導体記憶装置の製造方法の一例を示す断面図。
図16に続く、半導体記憶装置の製造方法の一例を示す断面図。
図17に続く、半導体記憶装置の製造方法の一例を示す断面図。
図18に続く、半導体記憶装置の製造方法の一例を示す断面図。
図19に続く、半導体記憶装置の製造方法の一例を示す断面図。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、図面を参照して本発明に係る実施形態を説明する。本実施形態は、本発明を限定するものではない。図面は模式的または概念的なものである。明細書と図面において、同一の要素には同一の符号を付す。
【0008】
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る半導体記憶装置1の構成例を示す図である。半導体記憶装置1は、データを不揮発に記憶することが可能なNAND型フラッシュメモリである。半導体記憶装置1は、外部のメモリコントローラ2によって制御される。半導体記憶装置1とメモリコントローラ2との間の通信は、例えばNANDインターフェイス規格に準拠している。
【0009】
半導体記憶装置1は、例えばメモリセルアレイ10、コマンドレジスタ11、アドレスレジスタ12、シーケンサ13、ドライバモジュール14、ロウデコーダモジュール15、及びセンスアンプモジュール16を備えている。
【0010】
メモリセルアレイ10は、複数のブロックBLK(0)~BLK(n)(nは1以上の整数)を含んでいる。ブロックBLKは、データを不揮発に記憶することが可能な複数のメモリセルの集合であり、例えばデータの消去単位として使用される。また、メモリセルアレイ10には、複数のビット線及び複数のワード線が設けられる。各メモリセルは、例えば1本のビット線と1本のワード線とに関連付けられている。メモリセルアレイ10の詳細な構成については後述する。
(【0011】以降は省略されています)
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