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公開番号2024101891
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-30
出願番号2023006093
出願日2023-01-18
発明の名称NFTコンテンツ処理プログラム、NFTコンテンツ処理方法およびNFTコンテンツ処理装置
出願人富士通株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G09C 5/00 20060101AFI20240723BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】デジタルアートの不正登録の抑止を容易にする。
【解決手段】実施形態のNFTコンテンツ処理プログラムは、登録対象の第1のNFTコンテンツと、第1のNFTコンテンツを識別する識別情報とを含む登録依頼を受け付けた場合、第1のNFTコンテンツに対して、第1のアルゴリズムを用いて、所定の第1の鍵に基づき可逆に識別情報を透かした第2のNFTコンテンツを生成する処理と、生成されたNFTコンテンツの登録を行う処理と、検証対象の第3のNFTコンテンツを含む検証依頼を受け付けた場合、第3のNFTコンテンツに対して、第1のアルゴリズムを用いて、第1の鍵に基づき第3のNFTコンテンツに透かされた識別情報の復元を行う処理と、第3のNFTコンテンツに透かされた識別情報の復元に基づく検証結果を通知する処理とをコンピュータに実行させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
登録対象の第1のNFTコンテンツと、当該第1のNFTコンテンツを識別する識別情報とを含む登録依頼を受け付けた場合、前記第1のNFTコンテンツに対して、第1のアルゴリズムを用いて、所定の第1の鍵に基づき可逆に前記識別情報を透かした第2のNFTコンテンツを生成し、
生成された前記NFTコンテンツの登録を行い、
検証対象の第3のNFTコンテンツを含む検証依頼を受け付けた場合、前記第3のNFTコンテンツに対して、前記第1のアルゴリズムを用いて、前記第1の鍵に基づき前記第3のNFTコンテンツに透かされた識別情報の復元を行い、
前記第3のNFTコンテンツに透かされた識別情報の復元に基づく検証結果を通知する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とするNFTコンテンツ処理プログラム。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記生成する処理は、さらに、前記第2のNFTコンテンツに対して、第2のアルゴリズムを用いて、所定の第2の鍵に基づき可逆に前記第1の鍵を透かした第4のNFTコンテンツを生成し、
前記復元を行う処理は、前記第3のNFTコンテンツに対して、前記第2のアルゴリズムを用いて前記第2の鍵に基づき前記第3のNFTコンテンツに透かされた情報を復元した後に、前記第1のアルゴリズムを用いて、前記復元した情報に基づき前記第3のNFTコンテンツに透かされた識別情報を復元する、
ことを特徴とする請求項1に記載のNFTコンテンツ処理プログラム。
【請求項3】
前記第1の鍵および前記第2の鍵の少なくとも一方の鍵には、NFTコンテンツに対して情報を透かす透かし位置が含まれる、
ことを特徴とする請求項2に記載のNFTコンテンツ処理プログラム。
【請求項4】
前記第1のアルゴリズムと、前記第2のアルゴリズムとは、NFTコンテンツに対して互いに異なる位置に情報を透かす、
ことを特徴とする請求項2に記載のNFTコンテンツ処理プログラム。
【請求項5】
登録対象の第1のNFTコンテンツと、当該第1のNFTコンテンツを識別する識別情報とを含む登録依頼を受け付けた場合、前記第1のNFTコンテンツに対して、第1のアルゴリズムを用いて、所定の第1の鍵に基づき可逆に前記識別情報を透かした第2のNFTコンテンツを生成し、
生成された前記NFTコンテンツの登録を行い、
検証対象の第3のNFTコンテンツを含む検証依頼を受け付けた場合、前記第3のNFTコンテンツに対して、前記第1のアルゴリズムを用いて、前記第1の鍵に基づき前記第3のNFTコンテンツに透かされた識別情報の復元を行い、
前記第3のNFTコンテンツに透かされた識別情報の復元に基づく検証結果を通知する、
処理をコンピュータが実行することを特徴とするNFTコンテンツ処理方法。
【請求項6】
登録対象の第1のNFTコンテンツと、当該第1のNFTコンテンツを識別する識別情報とを含む登録依頼を受け付けた場合、前記第1のNFTコンテンツに対して、第1のアルゴリズムを用いて、所定の第1の鍵に基づき可逆に前記識別情報を透かした第2のNFTコンテンツを生成し、
生成された前記NFTコンテンツの登録を行い、
検証対象の第3のNFTコンテンツを含む検証依頼を受け付けた場合、前記第3のNFTコンテンツに対して、前記第1のアルゴリズムを用いて、前記第1の鍵に基づき前記第3のNFTコンテンツに透かされた識別情報の復元を行い、
前記第3のNFTコンテンツに透かされた識別情報の復元に基づく検証結果を通知する、
処理を実行する制御部を含むことを特徴とするNFTコンテンツ処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、NFTコンテンツ処理プログラム、NFTコンテンツ処理方法およびNFTコンテンツ処理装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
近年、写真や画像等のデジタルアート(以下、オリジナル画像とも称する)は、ブロックチェーン(BC)を基盤としたNFT(Non-Fungible Token)を用いて一意に識別できる資産とし、Opensea等のNFTマーケットプレイス(以下、マーケットプレイスと称する)において取引されている。
【0003】
このマーケットプレイスにおいて、オリジナル画像はデジタルデータの特性として容易に複製できることから、オリジナル画像より複製された画像のNFTが不正に登録(以下、多重登録とも称する)される場合がある。このような不正な登録を抑止する従来技術として、新たなNFTをMINT(ミント)して画像(デジタルアート)を登録する際に、登録済みの全ての画像と照合し、一致する場合に登録させないようにする技術がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2000-298689号公報
米国特許出願公開第2006/0053077号明細書
特開2002-7977号公報
米国特許出願公開第2002/0069171号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記の従来技術では、登録済みの全ての画像と照合することから、計算機資源と時間とを多大に消費するという問題がある。
【0006】
1つの側面では、デジタルアートの不正登録の抑止を容易にできるNFTコンテンツ処理プログラム、NFTコンテンツ処理方法およびNFTコンテンツ処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
1つの案では、NFTコンテンツ処理プログラムは、生成する処理と、登録を行う処理と、復元を行う処理と、通知する処理とをコンピュータに実行させる。生成する処理は、登録対象の第1のNFTコンテンツと、第1のNFTコンテンツを識別する識別情報とを含む登録依頼を受け付けた場合、第1のNFTコンテンツに対して、第1のアルゴリズムを用いて、所定の第1の鍵に基づき可逆に識別情報を透かした第2のNFTコンテンツを生成する。登録を行う処理は、生成されたNFTコンテンツの登録を行う。復元を行う処理は、検証対象の第3のNFTコンテンツを含む検証依頼を受け付けた場合、第3のNFTコンテンツに対して、第1のアルゴリズムを用いて、第1の鍵に基づき第3のNFTコンテンツに透かされた識別情報の復元を行う。通知する処理は、第3のNFTコンテンツに透かされた識別情報の復元に基づく検証結果を通知する。
【発明の効果】
【0008】
デジタルアートの不正登録の抑止を容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施形態の概要を説明する説明図である。
図2は、実施形態にかかる画像処理装置の動作の概要を説明する説明図である。
図3は、実施形態にかかる画像処理装置の動作の概要を説明する説明図である。
図4は、実施形態にかかる画像処理装置の機能構成例を示すブロック図である。
図5は、実施形態にかかる画像処理装置の動作例を示すフローチャートである。
図6は、実施形態にかかる画像処理装置の動作例を示すフローチャートである。
図7は、透かし情報の埋め込んだJPEG画像の生成を説明する説明図である。
図8は、画像のブロック化を説明する説明図である。
図9は、画像への透かし情報の挿入を説明する説明図である。
図10は、透かし画像の作成にかかる処理例を示すフローチャートである。
図11は、透かし情報の復元にかかる処理例を示すフローチャートである。
図12は、コンピュータ構成の一例を説明する説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して、実施形態にかかるNFTコンテンツ処理プログラム、NFTコンテンツ処理方法およびNFTコンテンツ処理装置を説明する。実施形態において同一の機能を有する構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。なお、以下の実施形態で説明するNFTコンテンツ処理プログラム、NFTコンテンツ処理方法およびNFTコンテンツ処理装置は、一例を示すに過ぎず、実施形態を限定するものではない。また、以下の各実施形態は、矛盾しない範囲内で適宜組みあわせてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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