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公開番号2024092039
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-05
出願番号2024074970,2019213451
出願日2024-05-02,2019-11-26
発明の名称呼気成分測定装置及び異常判定方法
出願人株式会社タニタ
代理人個人
主分類G01N 1/02 20060101AFI20240628BHJP(測定;試験)
要約【課題】 呼気収容部に取り込んだ気体が被験者の呼気であることが担保する。
【解決手段】 呼気成分測定装置10は、被験者の呼気を導入する導入口21aを有し導入口21aを通じて導入された呼気を収容する呼気収容部20と、被験者の口から吹き出された呼気を導入口21aに導入する呼気流路33と、呼気収容部20に導入された呼気の所定成分を測定するガスセンサ15と、導入口21aから呼気収容部20への呼気の導入の際の、呼気流路33における呼気の吹出圧力の異常の有無を判定する異常判定部103とを備えている。
【選択図】 図5
特許請求の範囲【請求項1】
被験者の呼気を導入する導入口を有し当該導入口を通じて導入された呼気を収容する呼気収容部と、
前記被験者の口から吹き出された呼気を前記導入口に導入する呼気導入部と、
前記呼気収容部に導入された呼気の所定成分を測定する成分測定部と、
前記導入口から前記呼気収容部への呼気の導入の際の、前記呼気導入部における呼気の吹出圧力の異常の有無を判定する異常判定部と、
を備えた、呼気成分測定装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記異常判定部は、前記呼気収容部の内部の圧力を検出する圧力検出部を備え、前記圧力検出で検出された圧力に基づいて前記異常の有無を判定する、請求項1に記載の呼気成分測定装置。
【請求項3】
前記呼気収容部に前記呼気を導入するために前記呼気収容部に負圧を発生させる負圧発生部をさらに備え、
前記異常判定部は、前記負圧発生部による負圧発生のための動作の際の前記吹出圧力の異常の有無を判定する、請求項1又は2に記載の呼気成分測定装置。
【請求項4】
前記負圧発生部は、前記呼気収容部の容積を変更するための容積変更部を備え、
前記異常判定部は、前記負圧発生の準備のために前記容積変更部が前記容積を減少させた際の前記圧力検出部が検出した圧力の変化が第1の閾値以下である場合に、前記異常があると判定する、請求項2を引用する請求項3に記載の呼気成分測定装置。
【請求項5】
前記負圧発生部は、前記呼気収容部の容積を変更するための容積変更部を備え、
前記異常判定部は、前記負圧発生の準備のために前記容積変更部が前記容積を減少させた後に、前記圧力検出部が検出した圧力が第2の閾値以下になった場合に、前記異常があると判定する、請求項2を引用する請求項3に記載の呼気成分測定装置。
【請求項6】
前記負圧発生部は、前記呼気収容部の容積を変更するための容積変更部を備え、
前記異常判定部は、前記負圧発生のために前記容積変更部が前記容積を増加させた際に前記圧力検出部が検出した圧力の変化が第3の閾値以下である場合に、異常があると判定する、請求項2を引用する請求項3に記載の呼気成分測定装置。
【請求項7】
前記負圧発生部は、前記呼気収容部の容積を変更するための容積変更部を備え、
前記異常判定部は、前記負圧発生のために前記容積変更部が前記容積を増加させた後に、前記圧力検出部が検出した圧力が第4の閾値以下になった場合に、前記異常があると判定する、請求項2を引用する請求項3に記載の呼気成分測定装置。
【請求項8】
前記呼気導入部に対して前記被験者の口からの吸込み、息止め、呼気の吹出しがこの順で行われたことを検知する呼気流入測定部をさらに備え、
前記異常判定部は、前記息止めが行われたときの圧力を基準圧力として、前記基準圧力からの前記吹出圧力に基づいて、異常の有無を判定する、請求項1に記載の呼気成分測定装置。
【請求項9】
被験者の呼気を導入する導入口を有する呼気収容部に収容された呼気について所定成分を測定する呼気成分測定における異常の有無を判定する異常判定方法であって、
前記導入口から前記呼気収容部への呼気の導入の際の、前記被験者の口から吹き出された呼気を前記導入口に導入する呼気導入部における呼気の吹出圧力の異常を判定する異常判定をする、異常判定方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、被験者の呼気の所定成分を測定する呼気成分測定装置及び呼気成分測定における異常の有無を判定する異常判定方法に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
呼気成分測定装置は、被験者の口から吹き出された呼気を呼気収容部に取り込んで、呼気収容部に取り込んだ呼気に含まれる所定成分を測定する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-87788
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このために、被験者の口からは呼気収容部に対して適切な圧力で呼気が吹き出されなければならない。呼気収容部が被験者の呼気を取り込む際に、被験者からの呼気の吹出圧力が適切でない場合には、呼気収容部に取り込んだ気体が被験者の呼気であることが担保されず、適切に被験者の呼気の成分を測定することができない。
【0005】
そこで、本発明は、呼気収容部に取り込んだ気体が被験者の呼気であることが担保するための呼気成分測定装置及び異常判定方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様の呼気成分測定装置は、被験者の呼気を導入する導入口を有し当該導入口を通じて導入された呼気を収容する呼気収容部と、前記被験者の口から吹き出された呼気を前記導入口に導入する呼気導入部と、前記呼気収容部に導入された呼気の所定成分を測定する成分測定部と、前記導入口から前記呼気収容部への呼気の導入の際の、前記呼気導入部における呼気の吹出圧力の異常の有無を判定する異常判定部とを備えた構成を有している。
【0007】
この構成により、被験者の呼気を呼気収容部に導入する際の被験者からの呼気の吹出圧力の異常の有無を判定することで、呼気収容部に取り込んだ呼気が被験者の呼気であることを担保できる。
【0008】
上記の呼気成分測定装置において、前記異常判定部は、前記呼気収容部の内部の圧力を検出する圧力検出部を備えてよく、前記圧力検出で検出された圧力に基づいて前記異常の有無を判定してよい。
【0009】
この構成により、呼気収容部の内部の圧力を検出することで吹出圧力の異常の有無を判定できる。
【0010】
上記の呼気成分測定装置は、前記呼気収容部に前記呼気を導入するために前記呼気収容部に負圧を発生させる負圧発生部をさらに備えていてよく、前記異常判定部は、前記負圧発生部による負圧発生のための動作の際の前記吹出圧力の異常の有無を判定してよい。
(【0011】以降は省略されています)

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