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公開番号2024090248
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-04
出願番号2022206006
出願日2022-12-22
発明の名称アンテナ測定装置
出願人株式会社プロテリアル
代理人弁理士法人筒井国際特許事務所
主分類G01R 29/10 20060101AFI20240627BHJP(測定;試験)
要約【課題】プローブアンテナの取り付け作業時間の短縮を図ることができるアンテナ測定装置を提供する。
【解決手段】複数のプローブアンテナ30を備え、プローブアンテナ30により送信される送信電磁波又はプローブアンテナ30により受信される受信電磁波に基づいて被測定アンテナ100の特性を測定するアンテナ測定装置であって、複数のプローブアンテナ30は、被測定アンテナ100を囲む仮想円VCに沿って円環状に配置され、隣接する二つのプローブアンテナ30が、仮想円VCの接線方向に延在する連結部36を介して連結される。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
複数のプローブアンテナを備え、前記プローブアンテナにより送信される送信電磁波又は前記プローブアンテナで受信される受信電磁波に基づいて被測定アンテナの特性を測定するアンテナ測定装置であって、
複数の前記プローブアンテナは、前記被測定アンテナを囲む仮想円に沿って円環状に並べて配置され、
隣接する二つの前記プローブアンテナが、前記仮想円の接線方向に延在する連結部を介して連結される、
アンテナ測定装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
請求項1に記載のアンテナ測定装置において、
複数の前記プローブアンテナが固定される固定部材を備え、
前記プローブアンテナの各々は、前記仮想円の径方向外側の前記プローブアンテナの端部で前記固定部材に固定され、
隣接する二つの前記プローブアンテナが、前記仮想円の径方向内側の前記プローブアンテナの端部で前記連結部を介して連結される、
アンテナ測定装置。
【請求項3】
請求項1に記載のアンテナ測定装置において、
前記プローブアンテナの各々は、水平偏波用基板に形成される水平偏波アンテナと、垂直偏波用基板に形成される垂直偏波アンテナと、を含むアンテナ部を有し、
前記プローブアンテナを構成する前記アンテナ部同士が、前記連結部を介して連結される、
アンテナ測定装置。
【請求項4】
請求項3に記載のアンテナ測定装置において、
複数の前記プローブアンテナが固定される固定部材を備え、
前記プローブアンテナの各々は、前記仮想円の径方向外側の前記アンテナ部の端部から延設されて前記アンテナ部を前記固定部材に支持する支持部材を有し、
前記プローブアンテナを構成する前記アンテナ部同士が、前記支持部材とは反対側の前記アンテナ部の端部で、前記連結部を介して連結される、
アンテナ測定装置。
【請求項5】
請求項4に記載のアンテナ測定装置において、
前記アンテナ部の前記水平偏波用基板が、前記仮想円を含む平面に沿って配置され、
当該水平偏波用基板同士が、前記連結部を介して連結される、
アンテナ測定装置。
【請求項6】
請求項5に記載のアンテナ測定装置において、
前記連結部が、前記水平偏波用基板とは別部材である連結板によって構成され、
前記連結板は、前記水平偏波用基板の一方面側に締結部材によって固定される、
アンテナ測定装置。
【請求項7】
請求項6に記載のアンテナ測定装置において、
複数の前記プローブアンテナが固定される固定部材を備え、
前記プローブアンテナの各々は、前記仮想円の径方向外側の前記アンテナ部の端部から延設されて前記アンテナ部を前記固定部材に支持する支持部材を有し、
前記プローブアンテナを構成する前記水平偏波用基板同士が、前記支持部材とは反対側の前記水平偏波用基板の端部で、前記連結部を介して連結される、
アンテナ測定装置。
【請求項8】
請求項1に記載のアンテナ測定装置において、
円環状に配置された複数の前記プローブアンテナの内側を通過するように前記被測定アンテナを直線移動させる動作を実行可能なポジショナ、を備え、
前記ポジショナによって前記被測定アンテナを直線移動させながら、当該被測定アンテナの特性を測定する、
アンテナ測定装置。
【請求項9】
請求項1に記載のアンテナ測定装置において、
前記被測定アンテナの特性として、前記被測定アンテナの指向性を測定するアンテナ特性測定部、を備える、
アンテナ測定装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、被測定アンテナにて送信される送信電磁波、又は被測定アンテナにて受信される受信電磁波に基づいて、被測定アンテナの特性(以下、アンテナ特性という)を測定するアンテナ測定装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、被測定アンテナ又はプローブアンテナの一方から送信される送信電磁波をプローブアンテナ又は被測定アンテナの他方で受信し、プローブアンテナ又は被測定アンテナで受信された受信電磁波に基づいてアンテナ特性を測定するアンテナ測定装置がある(例えば、特許文献1,2参照)。
【0003】
特許文献1には、被測定アンテナを取り囲むように配置された複数の対向アンテナ(プローブアンテナ)を備えるアンテナ測定装置が記載されている。特許文献1に記載のアンテナ測定装置では、これら複数の対向アンテナによって被測定アンテナから送信される送信電磁波が受信され、対向アンテナで受信された受信電磁波に基づいて、被測定アンテナの指向性が測定される。
【0004】
特許文献2には、被測定アンテナから送信される送信電磁波を受信する複数のプローブアンテナと、複数のプローブアンテナによって受信された受信電磁波に基づいて、被測定アンテナから送信される送信電磁波による電磁界分布を測定する測定部と、を備える電磁波測定装置が記載されている。また特許文献2には、これら複数のプローブアンテナが、被測定アンテナの周囲に設けられる構成、より詳しくは、被測定アンテナを保持する保持部を略中心とする円弧上、または円上に設けられる構成が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平6-289081号公報
特開2005-502860号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
このようなアンテナ測定装置では、アンテナ特性の測定に用いられる複数のプローブアンテナが、略円形状に配置されて固定パネル等の固定部材に取り付けられる。プローブアンテナの固定部材への取り付け時には、複数のプローブアンテナの配置を比較的高精度に調整する必要がある。このため、プローブアンテナの取り付け作業には手間がかかり、作業時間が長くなることがあった。
【0007】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的の一つは、プローブアンテナの取り付け作業時間の短縮を図ることができるアンテナ測定装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
一実施形態のアンテナ測定装置は、複数のプローブアンテナを備え、前記プローブアンテナにより送信される送信電磁波又は前記プローブアンテナにより受信される受信電磁波に基づいて被測定アンテナの特性を測定する。複数の前記プローブアンテナは、前記被測定アンテナを囲む仮想円に沿って円環状に配置され、隣接する二つの前記プローブアンテナが、前記仮想円の接線方向に延在する連結部を介して連結される。
【発明の効果】
【0009】
一実施形態のアンテナ測定装置によれば、プローブアンテナの取り付け作業時間の短縮を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
一実施形態に係るアンテナ測定装置の概略構成を示す図である。
被測定アンテナ及びプローブアンテナの配置の概要構成の一例を示す斜視図である。
一実施形態に係るプローブアンテナの配置を示す図である。
一実施形態に係るプローブアンテナの構成の一例を拡大して示す図である。
一実施形態に係る連結部の構成の一例を示す拡大図である。
一実施形態に係る連結部の構成を示す断面図である。
一実施形態に係る連結部の変形例を示す拡大図である。
一実施形態に係る連結部の変形例を示す拡大図である。
一実施形態に係る連結部の変形例を示す断面図である。
一実施形態に係る被測定アンテナのブロック構成の一例を示す図である。
一実施形態に係るアンテナ特性測定部のブロック構成の一例を示す図である。
一実施形態に係る指向性の測定方法を説明する図である。
一実施形態に係る指向性の測定方法を説明する図である。
一実施形態に係るキャリブレーション方法に用いられるキャリブレーション用アンテナ及び支持治具の概略構成を示す斜視図である。
一実施形態に係るキャリブレーション方法の手順の一例を示すフローチャートである。
一実施形態に係るキャリブレーション方法を説明する図である。
一実施形態に係るキャリブレーション方法を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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