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公開番号2024089985
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-04
出願番号2022205578
出願日2022-12-22
発明の名称作業機械の管理システム、作業機械
出願人住友重機械工業株式会社
代理人個人,個人
主分類E02F 9/26 20060101AFI20240627BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】燃費を客観的に評価することを目的とする。
【解決手段】作業機械と、作業機械の管理装置とを含む作業機械の管理システムであって、前記管理装置は、複数のオペレータのそれぞれが前記作業機械を操作して作業を行ったときの前記作業機械の燃費の分布を示す分布情報が格納された記憶部と、前記作業機械に対して前記分布情報を送信する送信部と、前記作業機械から、前記作業機械の燃費を示す情報を受信すると、前記分布情報を更新する更新部と、を有する、作業機械の管理システムである。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
作業機械と、作業機械の管理装置とを含む作業機械の管理システムであって、
前記管理装置は、
複数のオペレータのそれぞれが前記作業機械を操作して作業を行ったときの前記作業機械の燃費の分布を示す分布情報が格納された記憶部と、
前記作業機械に対して前記分布情報を送信する送信部と、
前記作業機械から、前記作業機械の燃費を示す情報を受信すると、前記分布情報を更新する更新部と、を有する、作業機械の管理システム。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記管理装置は、
前記記憶部に格納される前記分布情報を生成する生成部を有し、
前記生成部は、
前記複数のオペレータのそれぞれが前記作業機械を操作して作業を行ったときの前記作業機械の稼働情報を前記作業機械から収集し、収集した前記稼働情報を用いて、前記作業機械の作業内容毎に、前記作業機械の燃費の分布を示す分布情報を生成する、請求項1記載の作業機械の管理システム。
【請求項3】
前記作業機械は、
作業中の前記作業機械の燃費を算出する燃費算出部と、
前記作業中の作業内容を特定する作業内容特定部と、
前記記憶部の格納された分布情報のうち、特定された前記作業内容と対応した前記分布情報を参照して、前記作業機械の燃費を評価する評価部と、
前記評価部による評価結果を出力する出力部と、を有する、請求項2記載の作業機械の管理システム。
【請求項4】
前記記憶部には、
前記作業機械の顧客のカテゴリ毎に、前記作業内容毎の前記分布情報が格納されており、
前記作業機械は、
前記作業機械の顧客のカテゴリを特定するカテゴリ特定部を有し、
前記評価部は、
前記記憶部の格納された分布情報のうち、特定された前記顧客のカテゴリ及び前記作業内容に対応した前記分布情報を参照して、前記作業機械の燃費を評価する、請求項3記載の作業機械の管理システム。
【請求項5】
前記作業機械は、
前記作業機械の燃費と、前記作業機械の顧客のカテゴリを示す情報及び前記作業内容を示す情報とを、前記管理装置へ送信する通信部を有し、
前記管理装置の更新部は、
前記記憶部に格納された分布情報のうち、前記作業機械の顧客のカテゴリを示す情報及び前記作業内容を示す情報と対応付けられた分布情報に、前記作業機械の燃費を反映させる、請求項4記載の作業機械の管理システム。
【請求項6】
前記作業機械は、
前記燃費算出部により算出された燃費と、前記作業内容特定部により特定された作業内容と、前記カテゴリ特定部により特定されたカテゴリとを含む画面を表示装置に表示させ、
前記画面において、特定された作業内容と前記特定されたカテゴリの両方又は何れか一方を修正する操作を受け付けると、修正後の前記作業機械の顧客のカテゴリを示す情報及び前記作業内容を示す情報を前記管理装置に送信し、
前記管理装置の更新分布情報は、
前記記憶部に格納された分布情報のうち、修正後の前記作業機械の顧客のカテゴリを示す情報及び前記作業内容を示す情報と対応する分布情報に、前記作業機械の燃費を反映させる、請求項5記載の作業機械の管理システム。
【請求項7】
前作業機械は、
画像表示部と、前記画像表示部を支持する枠部と、前記枠部に設けられた発光部材と、を有する表示装置を有し、
前記評価部による評価の結果に応じた色で、前記発光部材を発光させる、請求項3又は3乃至6の何れか一項に記載の作業機械の管理システム。
【請求項8】
管理装置と通信を行う作業機械であって、
作業中の燃費を算出する燃費算出部と、
複数のオペレータのそれぞれが前記作業機械を操作して作業を行ったときの前記作業機械の燃費の分布を示す分布情報を保持する記憶部と、
前記燃費算出部により算出された前記作業機械の燃費を評価する評価部と、
前記評価部による評価結果を出力する出力部と、を有する作業機械。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、作業機械の管理システム、作業機械に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来では、作業内容毎に算出された燃費と、予め設定された作業内容毎の目標燃費とを比較して、燃料使用状態の良否を評価し、評価結果をモニタに表示させる油圧ショベルが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-240361号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述した従来の技術は、燃料使用状態の評価の基準となる目標燃費がどのように決められるか記載されておらず、目標燃費の客観性について考慮されていない。このため、従来の技術では、燃費を客観的に評価することが困難である。
【0005】
そこで、上記事情に鑑み、燃費を客観的に評価することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
開示の作業機械の管理システムは、作業機械と、作業機械の管理装置とを含む作業機械の管理システムであって、前記管理装置は、複数のオペレータのそれぞれが前記作業機械を操作して作業を行ったときの前記作業機械の燃費の分布を示す分布情報が格納された記憶部と、前記作業機械に対して前記分布情報を送信する送信部と、前記作業機械から、前記作業機械の燃費を示す情報を受信すると、前記分布情報を更新する更新部と、を有する、作業機械の管理システムである。
【0007】
開示の作業機械は、管理装置と通信を行う作業機械であって、作業中の燃費を算出する燃費算出部と、複数のオペレータのそれぞれが前記作業機械を操作して作業を行ったときの前記作業機械の燃費の分布を示す分布情報を保持する記憶部と、前記燃費算出部により算出された前記作業機械の燃費を評価する評価部と、前記評価部による評価結果を出力する出力部と、を有する作業機械である。
【発明の効果】
【0008】
燃費を客観的に評価することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
ショベルの管理システムのシステム構成の一例を示す図である。
ショベルの管理システムの有する各装置のハードウェア構成を説明する図である。
ショベルの管理システムの有する各装置の機能構成を説明する図である。
分布情報の一例を示す図である。
ショベルの管理システムの動作を説明するシーケンス図である。
キャビンの内部の配置について説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、図面を参照して実施形態について説明する。図1は、ショベルの管理システムのシステム構成の一例を示す図である。本実施形態のショベルの管理システムSYSは、ショベル100と、管理装置200とを含む。以下の説明では、ショベルの管理システムSYSを、単に管理システムSYSと表現する。
(【0011】以降は省略されています)

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