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公開番号2024087679
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-01
出願番号2022202614
出願日2022-12-19
発明の名称生産計画立案装置、生産計画立案方法、および生産計画立案プログラム
出願人株式会社オービック
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G06Q 50/04 20120101AFI20240624BHJP(計算;計数)
要約【課題】精度の高い生産計画を立案する生産計画立案装置、生産計画立案方法、および生産計画立案プログラムを提供する。
【解決手段】本実施形態の生産計画立案装置は、出荷予定採用基準を格納する納入先別製品出荷予定数管理マスタと、製造発注点および安全在庫数を格納する製造予定マスタと、製品毎の月別在庫数を格納する月別在庫データと、製品毎の入出庫予定数を格納する入出庫予定データと、製品毎の製造予定数を格納する生産計画データと、にアクセス可能であり、制御部は、出荷予定採用基準に基づき、納入先および製品毎の出荷予定数を取得する出荷予定数取得部と、出荷予定数と、月別在庫数と、製造発注点および安全在庫数に基づき、製品毎の製造予定数を算出し、前記生産計画データとして格納する生産計画数算出部と、備えることを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
制御部を備える生産計画立案装置であって、
納入先および製品毎の出荷予定採用基準を格納する納入先別製品出荷予定数管理マスタと、
製品毎に製造発注点および安全在庫数を格納する製造予定マスタと、
製品毎の月別在庫数を格納する月別在庫データと、
製品毎の入出庫予定数を格納する入出庫予定データと、
製品毎の製造予定数を格納する生産計画データと、
にアクセス可能であり、
前記制御部は、
前記納入先別製品出荷予定数管理マスタに格納される出荷予定採用基準に基づき、納入先および製品毎の出荷予定数を取得する出荷予定数取得部と、
前記出荷予定数取得部が取得した出荷予定数と、前記月別在庫データに格納される月別在庫数と、前記製造予定マスタに格納される製造発注点および安全在庫数に基づき、製品毎の製造予定数を算出し、前記生産計画データとして格納する生産計画数算出部と、
を備えることを特徴とする生産計画立案装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記月別在庫数と、前記出荷予定数と、前記製造予定数とに基づき、製品毎の入出庫予定を作成する入出庫予定データ作成部、
を備えることを特徴とする請求項1に記載の生産計画立案装置。
【請求項3】
納入先および製品毎の出荷実績を格納する出荷実績データ、
にアクセス可能であり、
前記出荷予定数取得部は、出荷予定採用基準として、前記納入先および製品毎の出荷実績データ、または前記納入先別製品出荷予定数管理マスタに格納される納入先および製品毎の販売計画を選択し、
前記生産計画数算出部は、前記納入先および製品毎の出荷実績データ、または前記納入先および製品毎の販売計画に基づき製品毎の製造予定数を算出する、請求項1に記載の生産計画立案装置。
【請求項4】
制御部を備える生産計画立案装置で実行される生産計画立案方法であって、
納入先および製品毎の出荷予定採用基準を格納する納入先別製品出荷予定数管理マスタと、
製品毎に製造発注点および安全在庫数を格納する製造予定マスタと、
製品毎の月別在庫数を格納する月別在庫データと、
製品毎の入出庫予定数を格納する入出庫予定データと、
製品毎の製造予定数を格納する生産計画データと、
にアクセス可能であり、
前記納入先別製品出荷予定数管理マスタに格納される出荷予定採用基準に基づき、納入先および製品毎の出荷予定数を取得する出荷予定数取得ステップと、
前記出荷予定数取得ステップで取得した出荷予定数と、前記月別在庫データに格納される月別在庫数と、前記製造予定マスタに格納される製造発注点および安全在庫数に基づき、製品毎の製造予定数を算出し、前記生産計画データとして格納する生産計画数算出ステップと、
を含むことを特徴とする生産計画立案方法。
【請求項5】
制御部を備える生産計画立案装置で実行される生産計画立案プログラムであって、
納入先および製品毎の出荷予定採用基準を格納する納入先別製品出荷予定数管理マスタと、
製品毎に製造発注点および安全在庫数を格納する製造予定マスタと、
製品毎の月別在庫数を格納する月別在庫データと、
製品毎の入出庫予定数を格納する入出庫予定データと、
製品毎の製造予定数を格納する生産計画データと、
にアクセス可能であり、
前記納入先別製品出荷予定数管理マスタに格納される出荷予定採用基準に基づき、納入先および製品毎の出荷予定数を取得する出荷予定数取得ステップと、
前記出荷予定数取得ステップで取得した出荷予定数と、前記月別在庫データに格納される月別在庫数と、前記製造予定マスタに格納される製造発注点および安全在庫数に基づき、製品毎の製造予定数を算出し、前記生産計画データとして格納する生産計画数算出ステップと、
を実行することを特徴とする生産計画立案プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、生産計画立案装置、生産計画立案方法、および生産計画立案プログラムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
製造業における生産計画は、人員配置、設備利用スケジュール、原料手配等の予測の基になるデータであり、膨大なデータをもとに手作業で作成されている。人的作業は、時間を要することに加え、人的ミスが発生するおそれがある。また、製品の納入先や、商品によっては、出荷タイミングや数量がばらけているものや、毎年決まったタイミングで決まった数量を出荷するものが混在しており、生産計画の確度の向上は困難な場合がある。
【0003】
生産計画の精度が低い場合、原料の過発注による余分なコストの発生や、原料不足による製品の販売機会の喪失などの問題が発生することもある。係る問題を解消するためには、生産計画を修正することが必要になるが、生産計画の修正は、人的配置や設備利用スケジュールの見直しや、それに伴う他案件や他品目の製造スケジュール調整等による労務費用の発生も生じることがある。そのため、最適化された生産計画データの自動作成が望まれている。
【0004】
特許文献1には、製品別に、出荷要求数データと在庫数データから生産台数データを求め、これらのデータをまとめて生産・出荷・在庫バランスデータを作成して出力する生産・出荷・在庫バランス手段と、新たな出荷要求データを集計して出荷要求数データを更新し、前記生産・出荷・在庫バランスデータに基づいて出荷計画を変更して、出力差異データを出力する出荷管理手段と、製品別に在庫数を記憶し更新する在庫管理手段と、更新された出荷要求数データに基づいて生産台数データを更新し、生産計画調整入力にしたがって、生産計画を更新し生産ラインの負荷調整を行って、生産ライン別の生産計画を含む生産計画データを出力する生産管理手段と、前記生産・出荷・在庫バランス手段、前記出荷管理手段、前記生産管理手段および前記在庫管理手段のそれぞれに対してアクセス可能で、前記生産・出荷・在庫バランス手段から前記生産・出荷・在庫バランスデータを出力する機能と前記生産管理手段に前記生産計画調整入力を行う機能を有するマンマシンインタフェース手段とを具備することを特徴とする生産計画システムが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2000-81904号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1の装置は、立案した生産計画を、新たな出荷要求データ等に基づき生産計画を調整し、生産計画の精度を向上できるものであるが、製品の年間生産計画等の立案を自動的、かつ精度よく行うものではない。
【0007】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、製品毎に過去の出荷実績や納入先別の販売計画等に基づく出荷予定数管理マスタを用意し、この出荷予定数管理マスタを参照して製品および納入先に合わせた出荷予定数を用いることにより、精度の高い生産計画を立案する生産計画立案装置、生産計画立案方法、および生産計画立案プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る生産計画立案装置は、制御部を備える生産計画立案装置であって、納入先および製品毎の出荷予定採用基準を格納する納入先別製品出荷予定数管理マスタと、製品毎に製造発注点および安全在庫数を格納する製造予定マスタと、製品毎の月別在庫数を格納する月別在庫データと、製品毎の入出庫予定数を格納する入出庫予定データと、製品毎の製造予定数を格納する生産計画データと、にアクセス可能であり、前記制御部は、前記納入先別製品出荷予定数管理マスタに格納される出荷予定採用基準に基づき、納入先および製品毎の出荷予定数を取得する出荷予定数取得部と、前記出荷予定数取得部が取得した出荷予定数と、前記月別在庫データに格納される月別在庫数と、前記製造予定マスタに格納される製造発注点および安全在庫数に基づき、製品毎の製造予定数を算出し、前記生産計画データとして格納する生産計画数算出部と、備えることを特徴とする。
【0009】
また、本発明に係る生産計画立案装置は、前記月別在庫数と、前記出荷予定数と、前記製造予定数とに基づき、製品毎の入出庫予定を作成する入出庫予定データ作成部、を備えることを特徴とする。
【0010】
また、本発明に係る生産計画立案装置は、納入先および製品毎の出荷実績を格納する出荷実績データ、にアクセス可能であり、前記出荷予定数取得部は、出荷予定採用基準として、前記納入先および製品毎の出荷実績データ、または前記納入先別製品出荷予定数管理マスタに格納される納入先および製品毎の販売計画を選択し、前記生産計画数算出部は、前記納入先および製品毎の出荷実績データ、または前記納入先および製品毎の販売計画に基づき製品毎の製造予定数を算出する。
(【0011】以降は省略されています)

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