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公開番号2024087445
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-01
出願番号2022202270
出願日2022-12-19
発明の名称建物及び空調システム
出願人パナソニックホームズ株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類F24F 3/044 20060101AFI20240624BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】 階間での結露の発生を防ぐことが可能な建物を提供する。
【解決手段】 上階2の床部分6と下階3の天井部分13との間に区画された空間である階間4を有する建物1である。この建物1は、上階2及び下階3の少なくとも一方の空間に、除湿された空調空気A3を供給するための空気調和機21と、空調空気A3の一部を、直接的又は間接的に、階間に供給するための第1ファンF1とを含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
上階の床部分と下階の天井部分との間に区画された空間である階間を有する建物であって、
前記上階及び前記下階の少なくとも一方の空間に、除湿された空調空気を供給するための空気調和機と、
前記空調空気の一部を、直接的又は間接的に、前記階間に供給するための第1ファンとを含む、
建物。
続きを表示(約 890 文字)【請求項2】
前記空調空気を、前記上階及び前記下階の双方の空間に供給するための第2ファン及び空気流路を含む、請求項1に記載の建物。
【請求項3】
前記第1ファンは、前記空調空気が、前記上階及び前記下階の少なくとも一方の前記空間を経由した後の空気であるリターン空気を、前記階間に供給するように構成されている、請求項2に記載の建物。
【請求項4】
前記上階及び前記下階の少なくとも一方の空間は、複数の居室、及び、前記複数の居室と隣接しかつ前記複数の居室との空気の行き来が可能とされたホールを含み、
前記空気流路は、前記空気調和機と前記複数の居室との間を延びており、
前記リターン空気は、前記複数の居室を経由して前記ホールに供給されたものである、請求項3に記載の建物。
【請求項5】
前記空気調和機は、前記上階の空間に、前記空調空気を供給するように構成されており、
前記上階の前記床部分には、前記階間に連通する開口が形成されており、
前記第1ファンは、前記上階の前記リターン空気を、前記開口を介して、前記階間に供給する、請求項3又は4に記載の建物。
【請求項6】
前記階間は、前記階間の空気を建物外部に排気するための排気手段を備えない、請求項1又は2に記載の建物。
【請求項7】
建物内部に外気を供給するための第3ファンと、
前記建物内部の空気を屋外に排気するための第4ファンとを含み、
前記第3ファンの風量は、前記第1ファン及び前記第4ファンの合計風量よりも大きい、請求項1又は2に記載の建物。
【請求項8】
上階の床部分と下階の天井部分との間に区画された空間である階間を有する建物の空調システムであって、
前記上階及び前記下階の少なくとも一方の空間に、除湿された空調空気を供給するための空気調和機と、
前記空調空気の一部を、直接的又は間接的に、前記階間に供給するための第1ファンとを含む、
空調システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、建物及び空調システムに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
一般に、住宅などの建物には、1階の天井と2階の床との間に区画された階間が設けられている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-004682号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、1階又は2階の少なくとも一方に、例えば、空気調和機で空調された冷たい空気が供給されると、これらに隣接する階間の温度も低下する。このような階間に湿度の高い空気が進入すると、階間で結露が発生するという問題があった。
【0005】
本発明は、以上のような実状に鑑み案出されたもので、階間での結露の発生を防ぐことが可能な建物を提供することを主たる目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、上階の床部分と下階の天井部分との間に区画された空間である階間を有する建物であって、前記上階及び前記下階の少なくとも一方の空間に、除湿された空調空気を供給するための空気調和機と、前記空調空気の一部を、直接的又は間接的に、前記階間に供給するための第1ファンとを含む、建物である。
【発明の効果】
【0007】
本発明の建物は、上記の構成を採用することにより、階間での結露の発生を防ぐことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態の建物を示す概念図である。
上階の部分拡大図である。
本実施形態の制御装置のブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態が図面に基づき説明される。図面は、発明の内容の理解を助けるために、誇張表現や、実際の構造の寸法比とは異なる表現が含まれることが理解されなければならない。また、各実施形態を通して、同一又は共通する要素については同一の符号が付されており、重複する説明が省略される。さらに、実施形態及び図面に表された具体的な構成は、本発明の内容理解のためのものであって、本発明は、図示されている具体的な構成に限定されるものではない。
【0010】
[建物]
図1は、本実施形態の建物1を示す概念図である。図2は、上階2の部分拡大図である。図1に示されるように、建物1は、住宅1Aである場合が例示されるが、ビル等であってもよい。本実施形態では、二階建ての建物1が例示されるが、三階建て以上の建物1であってもよい。本実施形態の建物1は、上階2と下階3との間に区画された空間である階間4を有している。
(【0011】以降は省略されています)

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