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公開番号2024085079
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-26
出願番号2022199416
出願日2022-12-14
発明の名称静電容量式液位検出センサ
出願人株式会社SOKEN,トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G01F 23/263 20220101AFI20240619BHJP(測定;試験)
要約【課題】1つの静電容量式の液位検出センサで満検出、空検出、及び、その間の液位検出を精度よく行うことができる静電容量式液位検出センサを提供する。
【解決手段】内側に配置された円柱又は円筒状の検出電極と、検出電極と同心で検出電極の外側に配置された円筒状の対向電極と、を有し、タンク内の液位の位置に応じて静電容量が変化する静電容量式の液位検出センサであって、タンクの満付近と、タンクの空付近における検出電極の直径が、その他の部位に比べて大きい。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
内側に配置された円柱又は円筒状の検出電極と、前記検出電極と同心で前記検出電極の外側に配置された円筒状の対向電極と、を有し、タンク内の液位の位置に応じて静電容量が変化する静電容量式の液位検出センサであって、
前記タンクの満付近と、前記タンクの空付近における前記検出電極の直径が、その他の部位に比べて大きい、
静電容量式液位検出センサ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は静電容量式の液位検出センサに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、静電容量式の液位検出センサの構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-209217号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
タンク内の燃料等の液体の液位を検出する手段として、タンク内に電極(大小同心円筒を含む)を設置し、電極間の静電容量を測定して液位を検出する手法が広く知られている。従来では、満(満タン)付近と空付近とを精度よく検出する必要が有るため、液位を検出する検出計とは別に満付近と空付近との少なくとも一方に別途静電容量式センサを設置することがある。このようにセンサを複数配置する必要があるため、センサの取付スペースが多大となり、センサ重量が重く、コストも高くなる問題がある。
【0005】
本開示では上記問題を鑑み、1つの静電容量式の液位検出センサで満検出、空検出、及び、その間の液位検出を精度よく行うことができる静電容量式液位検出センサを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本願は、内側に配置された円柱又は円筒状の検出電極と、検出電極と同心で検出電極の外側に配置された円筒状の対向電極と、を有し、タンク内の液位の位置に応じて静電容量が変化する静電容量式の液位検出センサであって、タンクの満付近と、タンクの空付近における検出電極の直径が、その他の部位に比べて大きい、静電容量式液位検出センサを開示する。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、タンク満付近、空付近の検出精度が向上し、1つの静電容量式の液位検出センサで満検出、空検出、及び、その間の液位検出を精度よく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は静電容量式液位検出センサ10の構成を説明する図である。
図2は静電容量式液位検出センサ50の構成を説明する図である。
図3は静電容量式液位検出センサ60の構成を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示は、内側に配置された検出電極と検出電極の外周を囲むように配置された対向電極とを具備する電極部を有する静電容量式の液位検出センサにおいて、内側に配置された検出電極の直径を場所に応じて変更している。従来技術では、満付近及び空付近の、静電容量検出精度を上げるために、液位位置検出部とは別に、レベルスイッチと呼ばれる満検出部センサと空検出部センサを別途配置していた。このためセンサの体積が増し、コスト高、重量増の問題がある。これに対して本開示の静電容量式液位検出センサによれば、位置によって検出電極の大きさを変えることで、別途レベルスイッチを設けることなく満付近及び空付近での検出精度も高めることができ上記問題を解決することができる。
【0010】
1.第1形態
図1に第1形態の静電容量式液位検出センサ10の構成を示した。(a)は斜視図、(b)はA-Aに沿った断面図、(c)はB-B矢視断面図である。静電容量式液位検出センサ10は実際に液位を検出する電極部20、電極部20で検出された情報を増幅する等して計器に送るアンプ41、及び、電極部20とアンプ41との間に配置され静電容量式液位検出センサ10を設置する際の取り付け部等となる拡径された板状であるフランジ40を有している。フランジ40、アンプ41の具体的態様は公知の通りである。
(【0011】以降は省略されています)

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