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公開番号2024082836
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-20
出願番号2022196978
出願日2022-12-09
発明の名称重量検査装置
出願人株式会社イシダ
代理人個人,個人,個人,個人
主分類G01G 23/36 20060101AFI20240613BHJP(測定;試験)
要約【課題】本体部において排水が適切になされる重量検査装置を提供する。
【解決手段】重量検査装置100は、被検査物Pを搬送しながら被検査物Pの重量を計量する搬送計量部20と、搬送計量部20が行う計量に関する制御を行う制御部42を収納した本体部40と、を備え、本体部40には、画面43aから窪んだ窪み部71が設けられ、窪み部71は、本体部40の奥から手前にかけて下方に傾斜する下傾斜面71eを有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
被検査物を搬送しながら前記被検査物の重量を計量する搬送計量部と、
前記搬送計量部が行う計量に関する制御を行う制御部を収納した本体部と、を備え、
前記本体部には、表面から窪んだ窪み部が設けられ、
前記窪み部は、前記本体部の奥から手前にかけて下方に傾斜する傾斜面を有する、重量検査装置。
続きを表示(約 550 文字)【請求項2】
前記本体部は、前記表面を含む前面部と、前記窪み部を塞ぐ蓋部とを有し、
前記窪み部には、外部機器を接続するための接続端子部又は外部から情報を入力するための入力部が設けられている、請求項1に記載の重量検査装置。
【請求項3】
前記窪み部の奥に位置する底面には、前記接続端子部又は前記入力部を露出させる開口が形成され、
前記開口の周囲には、前記底面から突出する筒状の防水リブが設けられ、前記防水リブの上部は、前記底面の法線方向から見て山形状をなしている、請求項2に記載の重量検査装置。
【請求項4】
前記本体部は、前記重量検査装置の前方に向けられると共に鉛直面を基準として後傾する表示操作部を有し、
前記窪み部を取り囲む前記表面は、前記表示操作部と同一の面に設けられている、請求項1~3の何れか一項に記載の重量検査装置。
【請求項5】
前記蓋部は、ラッチロック機構により前記前面部に固定される、請求項2又は3に記載の重量検査装置。
【請求項6】
前記蓋部は、ヒンジを介して前記前面部に接続されており、前記ヒンジは、前記前面部よりも脆弱な脆弱部を含む、請求項2又は3に記載の重量検査装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、重量検査装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
コンベアにより被検査物を搬送しつつ、コンベア上の被検査物の重量を計量する重量検査装置が知られている(例えば、特許文献1)。この装置では、計量部がフレームによって支持される。計量部の後方には、制御部及びディスプレイ等を有する本体部が設けられており、この本体部も、フレームに取り付けられている。本体部の上部に設けられた画面が前方に向けられ、画面には、被検査物の良否に関する判定結果等が表示される。装置の前で作業を行う作業者は、画面を容易に視認できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-29782号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記装置では、作業者が画面を視認しやすいように、画面は鉛直面に対してやや上方を向くように傾斜している。例えば、この画面の周囲における何れかの部分(領域)に、外部機器を接続するための端子部等が設けられる場合がある。ここで、コンベア等が被検査物に触れるため、重量検査装置のあらゆる部分を清掃する必要がある。作業者は、しばしば水を本体部にかけて洗浄するため、本体部においては防水性が確保されている。端子部等においても防水性が確保される必要があるため、端子部等は、画面の表面よりも窪んだ部分に設けられることがある。その窪んだ部分に水が侵入した場合、排水が適切になされないという課題があった。
【0005】
本発明は、本体部において排水が適切になされる重量検査装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本発明の一態様に係る重量検査装置は、被検査物を搬送しながら被検査物の重量を計量する搬送計量部と、搬送計量部が行う計量に関する制御を行う制御部を収納した本体部と、を備え、本体部には、表面から窪んだ窪み部が設けられ、窪み部は、本体部の奥から手前にかけて下方に傾斜する傾斜面を有する。
【0007】
この重量検査装置によれば、窪み部に水が侵入した場合でも、水は傾斜面に沿って本体部の手前(表面)に向けて流れ、窪み部から排出される。すなわち傾斜面は排水路を構成する。よって、窪み部に水が溜まることを防止でき、本体部において排水が適切になされる。
【0008】
(2)上記(1)に係る重量検査装置では、本体部は、表面を含む前面部と、窪み部を塞ぐ蓋部とを有し、窪み部には、外部機器を接続するための接続端子部又は外部から情報を入力するための入力部が設けられていてもよい。この場合、接続端子部又は入力部への水の侵入を防止できる。
【0009】
(3)上記(2)に係る重量検査装置では、窪み部の奥に位置する底面には、接続端子部又は入力部を露出させる開口が形成され、開口の周囲には、底面から突出する筒状の防水リブが設けられ、防水リブの上部は、底面の法線方向から見て山形状をなしていてもよい。この場合、防水リブにより、接続端子部又は入力部への水の侵入をより確実に防止できる。また防水リブの上部上に水が溜まらず、水は、防水リブから流下して傾斜面を通じて排出される。
【0010】
(4)上記(1)~(3)の何れか1つに係る重量検査装置では、蓋部は、ラッチロック機構により前面部に固定されてもよい。この場合、蓋部をワンタッチで固定することができ、蓋部の開閉操作が容易である。接続端子部又は入力部を利用する際の利便性又は作業性が向上する。
(【0011】以降は省略されています)

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