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公開番号2024118947
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-02
出願番号2023025566
出願日2023-02-21
発明の名称組合せ計量装置
出願人株式会社イシダ
代理人フェリシテ弁理士法人
主分類G01G 19/387 20060101AFI20240826BHJP(測定;試験)
要約【課題】タイミングホッパから振分シュートへの物品の排出を遅滞なく行うこと。
【解決手段】一実施形態に係る組合せ計量装置1は、組合せ計量部50から排出される物品を受け取って一時的に貯留するホッパ10と、ホッパ10から排出される物品を第1方向又は第2方向に排出する振分シュート11、12と、組合せ計量部50から取得された物品の正量及び不良に係る情報に基づいて、振分シュート11、12を第1方向又は第2方向に切り替える制御部51と、を備え、制御部51は、ホッパ10のゲートが開いた後、組合せ計量部50から排出された物品がホッパ10に届く前に、振分シュート11、12を第1方向又は第2方向に切り替える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
組合せ計量部から排出される物品を受け取って一時的に貯留するホッパと、
前記ホッパから排出される前記物品を第1方向又は第2方向に排出する振分シュートと、
前記組合せ計量部から取得された前記物品の正量及び不良に係る情報に基づいて、前記振分シュートを前記第1方向又は前記第2方向に切り替える制御部と、を備え、
前記制御部は、前記ホッパのゲートが開いた後、前記組合せ計量部から排出された物品が前記ホッパに届く前に、前記振分シュートを前記第1方向又は前記第2方向に切り替える、組合せ計量装置。
続きを表示(約 620 文字)【請求項2】
前記振分シュートは、下端部が前記ホッパの直下から側方の退避位置までの間で揺動する首振りタイプである、請求項1に記載の組合せ計量装置。
【請求項3】
前記振分シュートは、本体が前記ホッパの直下から側方の退避位置までの間で水平方向に移動するスライドタイプである、請求項1に記載の組合せ計量装置。
【請求項4】
前記制御部は、
スイング信号がONになったタイミングで、前記振分シュートの前記第1方向から前記第2方向への切り替えを開始し、
前記スイング信号がOFFになったタイミングで、前記振分シュートの前記第2方向から前記第1方向への切り替えを開始し、
OFF状態の前記スイング信号は、前記情報に基づいて前記物品の不良が検出された場合にONになり、
ON状態の前記スイング信号は、前記情報に基づいて前記物品の正量が検出された場合にOFFになり、
前記組合せ計量装置の下流に設けられている包装装置から連動信号が受信されてから第1期間が経過した後に、前記組合せ計量部が前記物品を排出し、
前記連動信号が受信されてから、前記第1期間よりも長い第2期間が経過した後に、前記ホッパのゲートが開き、
前記連動信号が受信されてから、前記第2期間よりも長い第3期間が経過した時点で、前記スイング信号がON又はOFFに切り替わる、請求項1に記載の組合せ計量装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、組合せ計量装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、振分シュート(スイングシュート)を有する組合せ計量装置が知られている。かかる組合せ計量装置では、振分シュートの向きを、予め正量・不良の位置に移動させてから、タイミングホッパを開くように構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-115684号公報
特開2001-124619号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
具体的には、左右のゲートのいずれかを選択的に開閉して排出方向を切り替えるタイミングホッパでは、閉じているゲートの傾斜によって物品が斜め方向に排出されるため、組合せ計量装置の下流に設けられている包装機に投入される物品に割れや欠けが生じることがあるという問題点があった。
【0005】
かかる問題点を解決するために、タイミングホッパの直下に振分シュートを配置して、正量の場合は、振分シュートを鉛直方向に向け、タイミングホッパの両ゲートを同時に開放してタイミングホッパから包装機に物品が鉛直方向に排出されるようにしている。
【0006】
そして、タイミングホッパ内の物品が正量であり続ければ、振分シュートは、鉛直方向に維持されているから、タイミングホッパは、包装機からの連動信号の受信を検出すると、遅延なく振分シュートに物品を排出することができる。
【0007】
すなわち、図4に示すように、計量ホッパ(WH)は、振分シュートが鉛直方向に維持されている状態(正量位置センサ信号がONである状態)で、時刻t1において、包装機からの連動信号の受信を検出すると、時刻t2において、滞留している物品を排出し、時刻t4において、計量ホッパ(WH)内に滞留していた全ての物品がタイミングホッパ(TH)に到達する。
【0008】
タイミングホッパ(TH)は、振分シュートが鉛直方向に維持されている状態(正量位置センサ信号がONである状態)で、時刻t3において、包装機からの連動信号の受信を検出すると、時刻t5において、滞留している物品を振分シュートに排出する。
【0009】
しかしながら、タイミングホッパ内の物品が正量から不良に切り替わる場合或いはタイミングホッパ内の物品が不良から正量に切り替わる場合には、振分シュートの向きを切り替えてから、タイミングホッパから振分シュートに物品を排出することになる。
【0010】
したがって、タイミングホッパは、かかる切り替え動作が完了するまでの間に、次の連動信号の受信を検出すると、物品を振分シュートに排出することなく、さらに次の連動信号の受信を待つことになる。
(【0011】以降は省略されています)

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