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公開番号2024077699
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-10
出願番号2022189799
出願日2022-11-29
発明の名称空気調和機の防カビ方法および空気調和機
出願人株式会社富士通ゼネラル
代理人
主分類F24F 11/48 20180101AFI20240603BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】雑菌の増殖を未然に抑えることができる空気調和機を提供する。
【解決手段】熱交換器を高温にする運転を所定時間続けるカビ抑制運転を定期的に実施することで筐体内部での微生物の繁殖を抑え、送風路に発生するカビ等を長期間にわたって抑制することができる。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
冷媒の凝縮に基づき熱交換器を加熱する工程と、
前記熱交換器の加熱を維持し送風路の少なくとも一部の表面温度を50℃以上にする工程と、
を備えることを特徴とする空気調和機の防カビ方法。
続きを表示(約 840 文字)【請求項2】
吸込口及び吹出口を有する筐体と、
前記吸込口と前記吹出口をつなぐ送風路と、
前記送経路内に配置された室内熱交換器および前記熱交換器の下流側に配置される室内機ファンと、
前記熱交換器の下流側で送風路の一部を構成するケーシングと、
前記室内熱交換器を加熱する加熱手段と、
前記室内機ファン及び前記加熱手段を制御する制御装置と、
を備えた空気調和機であって、
前記制御装置は、
前記加熱手段によって送風路の少なくとも一部が50℃以上となるようにすることを特徴とする空気調和機。
【請求項3】
前記制御装置は、前記加熱手段の動作間隔に応じて、
前記室内熱交換器が所定の時間、所定の温度以上となるようにすることを特徴とする請求項2に記載の空気調和機。
【請求項4】
前記制御装置は、前記室内熱交換器を50℃以上56℃以下となるように前記加熱手段を動作させることを特徴とする請求項3に記載の空気調和機。
【請求項5】
前記制御装置は、少なくとも10分間、前記所定の温度以上を維持することを特徴とする請求項4に記載の空気調和機。
【請求項6】
前記筐体内部の微生物の繁殖に影響する環境因子を検出する環境因子検出手段をさらに備え、
前記制御装置は、前記加熱手段の動作間隔および、前記環境因子検出手段の出力に応じて、
前記室内熱交換器が所定の時間、所定の温度以上となるようにすることを特徴とする請求項2ないし5記載の空気調和機。
【請求項7】
前記制御装置は、空調運転が停止している間に前記室内機ファンを動作させることを特徴とする請求項6に記載の空気調和機。
【請求項8】
前記加熱手段の動作間隔として、20時間から24時間の間の時間が設定されることを特徴とする請求項3ないし7に記載の空気調和機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、空気調和機の防カビ方法および空気調和機に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は室内機に内蔵された熱交換器などにカビが繁殖するのを抑制することを目的とした技術を開示する。特許文献1の空気調和機は、室内空気の温度を検知する室温検知手段と、室内空気の湿度を検知する湿度検知手段とを備え、空調運転停止中に室内機の内部を乾燥させる乾燥運転を行うものにおいて、頻繁に乾燥運転が行われると利用者に不快感を与えてしまう可能性があるため、24時間を超えて湿度が所定条件を超えていた場合に室内機内部に除菌物質を放出するものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許6746804号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1では、空気調和機の室内熱交換器などに繁殖するカビへの対策が検討されている。しかしながら、こうした除菌物質を生成するためにはイオン発生手段やオゾン発生手段が必要となるため、高圧電源部や電極などの室温調整に寄与しない装置が必要となる。
【0005】
本発明は、所定の動作間隔で熱交換器を所定の時間、所定の温度以上に加熱することで、イオン発生手段やオゾン発生手段を用いずに細菌やカビの抑制を実現する空気調和機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
冷媒の凝縮に基づき熱交換器を加熱する工程と、前記熱交換器の加熱を維持し送風路の少なくとも一部の表面温度を50℃以上にする工程と、を備えることを特徴とする。
【0007】
イオン発生手段やオゾン発生手段を用いずに、送風路における細菌やカビの抑制を実現することができる。
【0008】
吸込口及び吹出口を有する筐体と、前記吸込口と前記吹出口をつなぐ送風路と、前記送風路に配置された室内熱交換器および前記熱交換器の下流側に配置される室内機ファンと、前記熱交換器の下流側で送風路の一部を構成するケーシングと、前記室内熱交換器を加熱する加熱手段と、前記室内機ファン及び前記加熱手段を制御する制御装置と、を備えた空気調和機において、前記制御装置は、前記加熱手段の動作間隔に応じて、前記室内熱交換器が所定の時間、所定の温度以上となるようにする。
【0009】
イオン発生手段やオゾン発生手段を用いずに、送風路における細菌やカビの抑制を実現することができる。
【0010】
前記制御装置は、前記室内熱交換器を50℃以上56℃以下となるように前記加熱手段を動作させることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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