TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024077681
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-10
出願番号2022189765
出願日2022-11-29
発明の名称太陽電池パネルの再生管理システム
出願人株式会社新見ソーラーカンパニー
代理人
主分類G06Q 10/30 20230101AFI20240603BHJP(計算;計数)
要約【課題】廃棄太陽電池パネルから回収されたマテリアルを適切に管理する。
【解決手段】太陽電池パネルの再生管理システムは、廃棄太陽電池パネルをマテリアルごとに分離して回収するパネル分解処理拠点1と、パネル分解処理拠点1で回収した回収マテリアルを再生するマテリアル再生拠点2と、マテリアル再生拠点2で生産した再生マテリアルを使用して太陽電池パネル製造用の部品を製造する部品製造拠点3と、部品製造拠点3で製造した部品を使用して再生太陽電池パネルを製造するパネル製造拠点4と、廃棄太陽電池パネル、回収マテリアル、再生マテリアル、部品及び再生太陽電池パネルそれぞれに付与したIDを管理して、廃棄太陽電池パネルの分解から再生太陽電池パネルの生産までのマテリアルの流れをIDで追跡可能にデータベース52に記憶させるサーバ装置51と、を備えている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
廃棄太陽電池パネルをマテリアルごとに分離して回収するパネル分解処理拠点と、
前記パネル分解処理拠点で回収した回収マテリアルを再生するマテリアル再生拠点と、
前記マテリアル再生拠点で生産した再生マテリアルを使用して太陽電池パネル製造用の部品を製造する部品製造拠点と、
前記部品製造拠点で製造した前記部品を使用して再生太陽電池パネルを製造するパネル製造拠点と、
前記廃棄太陽電池パネル、前記回収マテリアル、前記再生マテリアル、前記部品及び前記再生太陽電池パネルそれぞれに付与したIDを管理して、前記廃棄太陽電池パネルの分解から前記再生太陽電池パネルの生産までのマテリアルの流れをIDで追跡可能にデータベースに記憶させるサーバ装置と、を備えている、
太陽電池パネルの再生管理システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、太陽電池パネルの再生管理システムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
我が国において、自然エネルギーの代表ともいえる太陽光発電は、2012年に「固定価格買取(FIT)制度」が導入されたことで加速度的に導入が進み、自然エネルギーでも主要な役割を果たすようになってきた。一方、太陽光発電に用いられる太陽電池パネルの耐用年数は20~30年とされており、今後、使用済み太陽電池パネルが大量廃棄されることが予想されている。
【0003】
さて、太陽電池パネルは、カバーガラスの一面に、プラスチック材料層により保持される太陽電池セルと、太陽電池セルに接続されるインターコネクタ(配線部材)と、パネル周縁部を囲うアルミ枠などを備えている。このような太陽電池パネルには、再利用可能な各種金属やガラスが含まれていることから、使用済みの太陽電池パネルは、分解して再利用されることが好ましい。
【0004】
このような太陽電池パネルを分解する方法として、太陽電池パネルを大気雰囲気の炉内で加熱処理することで、プラスチック材料を燃焼除去して、カバーガラスと、太陽電池セル及び配線部材とを分離することが知られている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平11-165150号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、太陽電池パネルを各マテリアルに分離した後、回収されたマテリアルがどのように処理されたかまでは知ることができず、例えば埋め立て廃棄されているなど、問題があった。
【0007】
本発明は、このような現状を改善すべく成されたものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の太陽電池パネルの再生管理システムは、廃棄太陽電池パネルをマテリアルごとに分離して回収するパネル分解処理拠点と、前記パネル分解処理拠点で回収した回収マテリアルを再生するマテリアル再生拠点と、前記マテリアル再生拠点で生産した再生マテリアルを使用して太陽電池パネル製造用の部品を製造する部品製造拠点と、前記部品製造拠点で製造した前記部品を使用して前記再生太陽電池パネルを製造するパネル製造拠点と、前記廃棄太陽電池パネル、前記回収マテリアル、前記再生マテリアル及び前記再生太陽電池パネルそれぞれに付与されたIDを管理して、前記廃棄太陽電池パネルの分解から前記再生太陽電池パネルの生産までのマテリアルの流れを追跡可能にデータベースに記憶させるサーバ装置と、を備えているというものである。
【発明の効果】
【0009】
本発明の太陽電池パネルの再生管理システムは、廃棄太陽電池パネルの分解から再生太陽電池パネルの生産までのマテリアルの流れを追跡可能に設けているので、廃棄太陽電池パネルから回収されたマテリアルを適切に管理できる。また、廃棄太陽電池パネルを分離して得られた回収マテリアルを使用して新たに太陽電池パネルを製造するので、資源の循環を実現できるとともに、新たな資源の使用量を抑制しながら太陽電池パネルによるエネルギー供給を維持できる仕組みを構築できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
太陽電池パネルの再生管理システムの一実施形態の構成を示す模式図である。
同再生管理システムの構成を示すブロック図である。
廃棄パネル分解処理拠点の一例を示す模式図である。
廃棄パネルIDに紐付けられる情報の一例を示すデータテーブル図である。
回収ガラス収容器IDに紐付けられる情報の一例を示すデータテーブル図である。
再生ガラス収容器IDに紐付けられる情報の一例を示すデータテーブル図である。
再生板ガラスIDに紐付けられる情報の一例を示すデータテーブル図である。
再生パネルIDに紐付けられる情報の一例を示すデータテーブル図である。
廃棄パネルIDに紐付けられる情報の一例を示すデータテーブル図である。
再生パネルIDに紐付けられる情報の一例を示すデータテーブル図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
防災情報システム
1か月前
個人
情報処理システム
19日前
日本精機株式会社
表示装置
12日前
個人
指先受の付いたマウス。
15日前
個人
家計支援システム2
1か月前
個人
都市経営シミュレーション
4日前
個人
介護者指名システム
26日前
コクヨ株式会社
収納ケース
1か月前
有限会社マイコム
制御盤のAI見積
1か月前
國立臺灣大學
操作補助システム
5日前
株式会社Haul
採用支援方法
27日前
エムケー精工株式会社
洗車場システム
28日前
中国電力株式会社
販売支援方法
1か月前
個人
支援システム及び支援方法
6日前
個人
施解錠制御システム
1か月前
キヤノン株式会社
情報処理装置
1か月前
個人
生活困窮者相談業務支援システム
1か月前
個人
すべて大吉となるおみくじ制作装置
11日前
株式会社Asuka
本人認証方法
29日前
トヨタ自動車株式会社
表認識方法
1か月前
個人
災害情報表示システム
1か月前
株式会社美好屋商店
広告システム
4日前
株式会社アジラ
行動推定システム
1か月前
株式会社にしがき
会員権システム
1か月前
株式会社JVCケンウッド
処理装置
1か月前
トヨタ自動車株式会社
画像処理装置
1か月前
日本信号株式会社
料金精算システム
11日前
株式会社COLORS
表示制御装置
2か月前
個人
人流データ取得システム
1か月前
トヨタ自動車株式会社
画像処理装置
28日前
トヨタ自動車株式会社
画像処理装置
1か月前
個人
マイナンバーポイントの直販システム
今日
トヨタ自動車株式会社
情報処理装置
1か月前
トヨタ自動車株式会社
画像処理装置
1か月前
株式会社mov
情報処理装置
26日前
トヨタ自動車株式会社
図面表示装置
2か月前
続きを見る