TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024072166
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-27
出願番号2022182869
出願日2022-11-15
発明の名称インパクト工具及びインパクトレンチの製造方法
出願人株式会社マキタ
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類B25B 21/02 20060101AFI20240520BHJP(手工具;可搬型動力工具;手工具用の柄;作業場設備;マニプレータ)
要約【課題】ハンマケースの内部に存在する潤滑剤の漏出を抑制すること。
【解決手段】インパクト工具は、ロータを有するモータと、ロータにより回転される打撃機構と、打撃機構により打撃されるアンビルと、開口を有するハンマケースと、ハンマケースの内部においてハンマケースに固定され、アンビルを支持するアンビルベアリングと、ハンマケースの内部においてアンビルベアリングとアンビルとの間に配置されるシール部材と、開口に面するように配置され、シール部材を前方から支持可能な支持部材と、を備える。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
ロータを有するモータと、
前記ロータにより回転される打撃機構と、
前記打撃機構により打撃されるアンビルと、
開口を有するハンマケースと、
前記ハンマケースの内部において前記ハンマケースに固定され、前記アンビルを支持するアンビルベアリングと、
前記ハンマケースの内部において前記アンビルベアリングと前記アンビルとの間に配置されるシール部材と、
前記開口に面するように配置され、前記シール部材を前方から支持可能な支持部材と、を備え、
前記支持部材の内径は、前記開口の内径よりも小さい、
インパクト工具。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記支持部材は、前記シール部材と対向する、
請求項1に記載のインパクト工具。
【請求項3】
前記支持部材は、前記アンビルの周囲の少なくとも一部に配置される、
請求項1に記載のインパクト工具。
【請求項4】
前記支持部材は、前記アンビルの周囲に配置されるワッシャを含む、
請求項3に記載のインパクト工具。
【請求項5】
前記シール部材の少なくとも一部は、前記アンビルに接触し、
前記支持部材は、前記アンビルから離れている、
請求項1に記載のインパクト工具。
【請求項6】
前記支持部材は、前記ハンマケース及びアンビルベアリングの少なくとも一方に固定される、
請求項1に記載のインパクト工具。
【請求項7】
前記支持部材は、前記アンビルベアリングと前記ハンマケースの一部とに前後方向から挟まれる、
請求項6に記載のインパクト工具。
【請求項8】
前記シール部材は、前記アンビルベアリングに支持される、
請求項1に記載のインパクト工具。
【請求項9】
ロータを有するモータと、
前記ロータにより回転される打撃機構と、
前記打撃機構により打撃されるアンビルと、
前記アンビルの一部及び前記打撃機構を収容し、前記アンビルが配置される開口を有するハンマケースと、
前記ハンマケースの内部において前記ハンマケースに固定され、前記アンビルを支持するアンビルベアリングと、
前記ハンマケースの内部において前記アンビルベアリングと前記アンビルとの間に配置され、前記アンビルベアリングにより抜け止め保持されるシール部材と、
前記開口の内径よりも小さい内径を有し、前記シール部材を支持する支持部材と、を備える、
インパクト工具。
【請求項10】
第1アンビルシャフト部と、第1ハンマケースと、前記第1アンビルシャフト部と前記第1ハンマケースとの間に設けられる第1アンビルベアリングと、前記第1ハンマケースとは別の支持部材により抜け止めされる第1シール部材と、を有する第1インパクトレンチと、
前記第1アンビルシャフト部の外径よりも大きい外径の第2アンビルシャフト部と、前記第1ハンマケースと、前記第2アンビルシャフト部と前記第1ハンマケースとの間に設けられる第2アンビルベアリングと、第1ハンマケースにより抜け止めされる第2シール部材と、を有する第2のインパクトレンチと、インパクトレンチの同一メーカーで製造する、
インパクトレンチの製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書で開示する技術は、インパクト工具及びインパクトレンチの製造方法に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
インパクト工具に係る技術分野において、特許文献1に開示されているようなインパクトレンチが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-187700号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
インパクト工具は、打撃機構により打撃されるアンビルと、アンビルの少なくとも一部及び打撃機構を収容するハンマケースとを備える。ハンマケースの内部に存在する潤滑剤がハンマケースの前端部の開口から漏出する可能性がある。
【0005】
本明細書で開示する技術は、ハンマケースの内部に存在する潤滑剤の漏出を抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本明細書は、インパクト工具を開示する。インパクト工具は、ロータを有するモータと、ロータにより回転される打撃機構と、打撃機構により打撃されるアンビルと、開口を有するハンマケースと、ハンマケースの内部においてハンマケースに固定され、アンビルを支持するアンビルベアリングと、ハンマケースの内部においてアンビルベアリングとアンビルとの間に配置されるシール部材と、開口に面するように配置され、シール部材を前方から支持可能な支持部材と、を備えてもよい。支持部材の内径は、開口の内径よりも小さくてもよい。
【発明の効果】
【0007】
本明細書で開示する技術によれば、ハンマケースの内部に存在する潤滑剤の漏出が抑制される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係るインパクト工具を示す右前方からの斜視図である。
図2は、実施形態に係るインパクト工具を示す側面図である。
図3は、実施形態に係るインパクト工具の上部を示す縦断面図である。
図4は、実施形態に係るインパクト工具の上部を示す横断面図である。
図5は、実施形態に係るインパクト工具の一部を拡大した縦断面図である。
図6は、実施形態に係るインパクト工具を示す右前方からの分解斜視図である。
図7は、実施形態に係るアンビルを示す右前方からの斜視図である。
図8は、実施形態に係るアンビルを示す側面図である。
図9は、実施形態に係るアンビルを前方から見た図である。
図10は、実施形態に係るアンビルの一部を拡大した図である。
図11は、実施形態に係る第2インパクトレンチの一部を拡大した縦断面図である。
図12は、その他の実施形態に係るインパクト工具の一部を拡大した縦断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
1つ又はそれ以上の実施形態において、インパクト工具は、ロータを有するモータと、ロータにより回転される打撃機構と、打撃機構により打撃されるアンビルと、開口を有するハンマケースと、ハンマケースの内部においてハンマケースに固定され、アンビルを支持するアンビルベアリングと、ハンマケースの内部においてアンビルベアリングとアンビルとの間に配置されるシール部材と、開口に面するように配置され、シール部材を前方から支持可能な支持部材と、を備えてもよい。支持部材の内径は、開口の内径よりも小さくてもよい。
【0010】
上記の構成では、シール部材により、ハンマケースの内部に存在する潤滑剤がハンマケースの開口を介してハンマケースの外部に漏出することが抑制される。また、シール部材により、ハンマケースの外部の異物がハンマケースの開口を介してハンマケースの内部に侵入することが抑制される。支持部材により、ハンマケースの開口からシール部材が抜けることが抑制される。また、支持部材の内径は、ハンマケースの内径よりも小さいので、支持部材により、潤滑剤の漏出及び異物の侵入が抑制される。また、例えばハンマケースの開口の大きさが変更されても、ハンマケースの開口の大きさの変更に合わせて支持部材を変更するだけで、シール部材が抜けることを抑制され、潤滑剤の漏出及び異物の侵入が抑制される。
(【0011】以降は省略されています)

特許ウォッチbot のツイートを見る
この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

株式会社マキタ
工具
25日前
株式会社マキタ
電動工具
23日前
株式会社マキタ
電動工具
23日前
株式会社マキタ
動力工具
1か月前
株式会社マキタ
回転工具
23日前
株式会社マキタ
電動工具
23日前
株式会社マキタ
電動工具
23日前
株式会社マキタ
電気機器
8日前
株式会社マキタ
電動工具
23日前
株式会社マキタ
電動工具
3日前
株式会社マキタ
切断工具
8日前
株式会社マキタ
動力作業機
18日前
株式会社マキタ
リフタ装置
8日前
株式会社マキタ
管拡径工具
8日前
株式会社マキタ
打込み工具
29日前
株式会社マキタ
打込み工具
29日前
株式会社マキタ
打ち込み工具
15日前
株式会社マキタ
携帯用切断機
18日前
株式会社マキタ
ねじ締め工具
15日前
株式会社マキタ
インパクト工具
17日前
株式会社マキタ
インパクトレンチ
8日前
株式会社マキタ
携帯用加工機用作業台
21日前
株式会社マキタ
ボード用スクリュードライバ
1日前
株式会社マキタ
ドライバドリルのアクセサリ
4日前
株式会社マキタ
送風機用の集塵アタッチメント
4日前
株式会社マキタ
ミストブロワおよび液体ノズルの製造方法
10日前
株式会社マキタ
インパクト工具及びインパクトレンチの製造方法
1か月前
株式会社マキタ
電動作業機
7日前
株式会社マキタ
携帯用切断機
1か月前
株式会社マキタ
電気機器、及び、機器システム
1か月前
個人
釘抜き機
7か月前
個人
ねじ締め装置
6か月前
日東精工株式会社
搬送装置
2か月前
中国電力株式会社
腰袋
1か月前
UTM株式会社
搬送装置
7か月前
株式会社ツノダ
挟持工具
4か月前
続きを見る