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公開番号2024070474
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-23
出願番号2022180995
出願日2022-11-11
発明の名称作業現場の判定システム及び作業現場の判定方法
出願人株式会社小松製作所
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類E02F 9/26 20060101AFI20240516BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】スロットドージングの実施の適否を判定すること。
【解決手段】作業現場の判定システムは、ブルドーザがスロットドージングする作業現場の現況地形データを受信する現況地形データ受信部と、スロットドージングの掘削レーンの少なくとも一部の傾斜角度に基づいて、スロットドージングの実施の適否を判定する判定部と、を備える。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
ブルドーザがスロットドージングする作業現場の現況地形データを受信する現況地形データ受信部と、
前記スロットドージングの掘削レーンの少なくとも一部の傾斜角度に基づいて、前記スロットドージングの実施の適否を判定する判定部と、を備える、
作業現場の判定システム。
続きを表示(約 810 文字)【請求項2】
前記判定部は、前記傾斜角度を判定する判定エリアを前記掘削レーンの進行方向に所定距離ごとに変えて、前記判定エリアごとにスロットドージングの実施の適否を判定する、
請求項1に記載の作業現場の判定システム。
【請求項3】
前記傾斜角度は、前記掘削レーンの進行方向の少なくとも一部の傾斜角度を含む、
請求項1に記載の作業現場の判定システム。
【請求項4】
前記掘削レーンにおいて前記進行方向の傾斜角度が閾値以上の第1所定エリアを第1表示形態で表示装置に表示させる表示制御部を備える、
請求項3に記載の作業現場の判定システム。
【請求項5】
前記傾斜角度は、前記掘削レーンの幅方向の少なくとも一部の傾斜角度を含む、
請求項1に記載の作業現場の判定システム。
【請求項6】
前記掘削レーンにおいて前記幅方向の傾斜角度が閾値以上の第2所定エリアを第2表示形態で表示装置に表示させる表示制御部を備える、
請求項5に記載の作業現場の判定システム。
【請求項7】
前記判定部は、前記幅方向の傾斜角度が閾値以上である場合、前記スロットドージングを実施できないと判定する、
請求項5に記載の作業現場の判定システム。
【請求項8】
前記スロットドージングを実施できないと判定されたことを示す不可表示データを表示装置に表示させる表示制御部を備える、
請求項7に記載の作業現場の判定システム。
【請求項9】
ブルドーザがスロットドージングする作業現場の現況地形データを受信することと、
前記スロットドージングの掘削レーンの少なくとも一部の傾斜角度に基づいて、前記スロットドージングの実施の適否を判定することと、を含む、
作業現場の判定方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、作業現場の判定システム及び作業現場の判定方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
作業機械に係る技術分野において、特許文献1に開示されているようなスロットドージングが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-214868号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
例えば作業現場の地形によっては、スロットドージングの実施が困難になる可能性がある。
【0005】
本開示は、スロットドージングの実施の適否を判定することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に従えば、ブルドーザがスロットドージングする作業現場の現況地形データを受信する現況地形データ受信部と、スロットドージングの掘削レーンの少なくとも一部の傾斜角度に基づいて、スロットドージングの実施の適否を判定する判定部と、を備える、作業現場の判定システムが提供される。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、スロットドージングの実施の適否を判定することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係る作業現場の管理システムを模式的に示す図である。
図2は、実施形態に係る作業機械を模式的に示す側面図である。
図3は、実施形態に係る3次元センサ及び障害物センサを模式的に示す平面図である。
図4は、実施形態に係る作業機械の動作の一例を模式的に示す図である。
図5は、実施形態に係る作業機械の判定システムを示すブロック図である。
図6は、実施形態に係る現況地形データ記憶部に記憶される記憶データを説明するための図である。
図7は、実施形態に係る掘削レーンの傾斜角度の算出方法を説明するための図である。
図8は、実施形態に係る障害物の位置算出方法を説明するための図である。
図9は、実施形態に係る表示装置に表示された表示データを示す図である。
図10は、実施形態に係る作業現場の表示方法を示すフローチャートである。
図11は、実施形態に係る作業現場の表示方法を示すフローチャートである。
図12は、実施形態に係るコンピュータシステムを示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示に係る実施形態について図面を参照しながら説明するが、本開示は実施形態に限定されない。以下で説明する実施形態の構成要素は適宜組み合わせることができる。また、一部の構成要素を用いない場合もある。
【0010】
[管理システム]
図1は、実施形態に係る作業現場の管理システム1を模式的に示す図である。実施形態において、作業現場は、鉱山である。鉱山とは、鉱物を採掘する場所又は事業所をいう。鉱山として、金属を採掘する金属鉱山、石灰石を採掘する非金属鉱山、又は石炭を採掘する石炭鉱山が例示される。作業現場において、複数の作業機械2が稼働する。実施形態において、作業機械2は、ブルドーザである。作業機械2は、作業現場において所定の作業を実施する。作業機械2が実施する作業として、掘削作業、押土作業、及び整地作業が例示される。
(【0011】以降は省略されています)

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