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公開番号2024063252
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-10
出願番号2024038468,2020520829
出願日2024-03-12,2019-10-21
発明の名称カートリッジメモリ、記録媒体カートリッジおよび記録再生システム
出願人ソニーグループ株式会社
代理人弁理士法人杉浦特許事務所,個人,個人,個人
主分類G11B 23/107 20060101AFI20240501BHJP(情報記憶)
要約【課題】安定した通信を行うことができるカートリッジメモリを提供することにある。
【解決手段】カートリッジメモリは、記録媒体カートリッジに用いられるカートリッジメモリであって、電磁誘導により誘起電圧を誘起するアンテナ部と、負荷の大きさが可変である負荷変調部と、誘起電圧を測定し、測定した誘起電圧に応じて負荷変調部を制御する制御部とを備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
記録媒体カートリッジに用いられるカートリッジメモリであって、
電磁誘導により誘起電圧を誘起するアンテナ部と、
負荷の大きさが可変である負荷変調部と、
前記誘起電圧を測定し、測定した前記誘起電圧に応じて前記負荷変調部を制御する制御部と
を備えるカートリッジメモリ。
続きを表示(約 680 文字)【請求項2】
前記負荷変調部は、抵抗が可変である抵抗可変部である請求項1に記載のカートリッジメモリ。
【請求項3】
前記制御部は、前記誘起電圧が小さくなるほど、前記抵抗を大きくする請求項2に記載のカートリッジメモリ。
【請求項4】
前記負荷変調部は、静電容量が可変である容量可変部である請求項1に記載のカートリッジメモリ。
【請求項5】
前記制御部は、前記誘起電圧が規定値より小さい場合には、前記負荷変調部を制御して共振周波数のズレ量を補正する請求項4に記載のカートリッジメモリ。
【請求項6】
前記制御部は、前記記録媒体カートリッジがロードされた後、アンロードされるまでは、最初に制御された負荷の大きさを保持する請求項1に記載のカートリッジメモリ。
【請求項7】
前記制御部は、前記誘起電圧を繰り返し測定し、前記誘起電圧が測定される度に、前記負荷変調部を制御する請求項1に記載のカートリッジメモリ。
【請求項8】
前記記録媒体カートリッジが、磁気テープカートリッジである請求項1に記載のカートリッジメモリ。
【請求項9】
請求項1に記載された前記カートリッジメモリを備える記録媒体カートリッジ。
【請求項10】
請求項1に記載された前記カートリッジメモリを備える記録媒体カートリッジと、
前記記録媒体カートリッジの記録再生を行う記録再生装置と
を備える記録再生システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、カートリッジメモリおよびその制御方法、カートリッジならびに記録再生システムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
電子データの保存のために、磁気記録媒体が広く利用されている。特にデータ単位容量あたりのコストが安い磁気テープは再注目されており、クラウドストレージサービスで用いられる記録媒体として、HDD(Hard Disk Drive)と共にデータセンター等で活用されている。
【0003】
磁気テープはLinier Tape Open(LTO)Ultrium規格の磁気テープが広く普及している。LTO Ultium規格のテープカートリッジには、カートリッジメモリ(Cartridge Memory:CM)と呼ばれるRF無線通信を用いた非接触型の不揮発性メモリが内臓されている(例えば特許文献1参照)。カートリッジメモリには、例えば、製造情報、ドライブ使用履歴、ベンダー固有の管理情報等のデータが書き込まれる。カートリッジがドライブにロードされた後、ドライブがカートリッジメモリから上記のデータを読み取ることで、わずかな時間でカートリッジの使用状況等を調べることが可能となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2003-109353号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、ドライブ等の記録再生装置が有するアンテナの形状は、メーカーにより異なっている。また、カートリッジメモリに対するアンテナの位置も、記録再生装置のメーカーにより異なっている。このため、記録再生装置によっては、ヌル点が発生したり、消費電力が低下したりすることがで、安定した通信ができなくなる虞がある。
【0006】
本開示の目的は、安定した通信を行うことができるカートリッジメモリおよびその制御方法、カートリッジならびに記録再生システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述の課題を解決するために、第1の開示は、記録媒体カートリッジに用いられるカートリッジメモリであって、電磁誘導により誘起電圧を誘起するアンテナ部と、負荷の大きさが可変である負荷変調部と、誘起電圧を測定し、測定した誘起電圧に応じて負荷変調部を制御する制御部とを備えるカートリッジメモリである。
【0008】
第2の開示は、第1の開示のカートリッジメモリを備える記録媒体カートリッジである。
【0009】
第3の開示は、第1の開示のカートリッジメモリを備える記録媒体カートリッジと、記録媒体カートリッジの記録再生を行う記録再生装置とを備える記録再生システムである。
【0010】
第4の開示は、記録媒体カートリッジに用いられるカートリッジメモリの制御方法であって、アンテナコイルに誘起された誘起電圧を測定し、測定した誘起電圧に応じて負荷変調を制御するカートリッジメモリの制御方法である。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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