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公開番号2024069554
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-21
出願番号2024042704,2021020441
出願日2024-03-18,2021-02-12
発明の名称磁気ヘッド及び磁気記録装置
出願人株式会社東芝,東芝デバイス&ストレージ株式会社
代理人弁理士法人iX
主分類G11B 5/31 20060101AFI20240514BHJP(情報記憶)
要約【課題】記録密度の向上が可能な磁気ヘッド及び磁気記録装置を提供する。
【解決手段】磁気ヘッド110は、第1、第2磁極31、32と、第1、第2磁極の間に設けられた積層体20と、を含む。積層体は、第1磁性層21と、第1磁性層と第2磁極との間に設けられた第2磁性層22と、第1磁性層と第2磁性層との間に設けられた第1非磁性層41と、第2磁性層と第2磁極との間に設けられた第2非磁性層42と、第1磁極と第1磁性層との間に設けられた第3非磁性層43と、を含む。第1磁性層は、Fe、Co及びNiの少なくとも1つを含む第1元素を含む。第2磁性層は、第1元素と、Cr、V、Mn、Ti及びScよりなる群から選択された少なくとも1つを含む第2元素と、を含む。第1磁性層は、第2元素を含まない。第1磁性層の第1厚さは、第2磁性層の第2厚さの0.25倍以上4倍以下である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1磁極と、
第2磁極と、
前記第1磁極と前記第2磁極との間に設けられた積層体と、
を備え、
前記積層体は、
第1磁性層と、
前記第1磁性層と前記第2磁極との間に設けられた第2磁性層と、
前記第1磁性層と前記第2磁性層との間に設けられた第1非磁性層と、
前記第2磁性層と前記第2磁極との間に設けられた第2非磁性層と、
前記第1磁極と前記第1磁性層との間に設けられた第3非磁性層と、
を含み、
前記第1磁性層は、Fe、Co及びNiの少なくとも1つを含む第1元素を含み、
前記第2磁性層は、前記第1元素と、Cr、V、Mn、Ti及びScよりなる群から選択された少なくとも1つを含む第2元素と、を含み、
前記第1磁性層は、前記第2元素を含まない、または、前記第1磁性層における前記第2元素の濃度は、前記第2磁性層における前記第2元素の濃度よりも低く、
前記第1磁極から前記第2磁極への第1方向に沿う前記第1磁性層の第1厚さは、前記第1方向に沿う前記第2磁性層の第2厚さの0.25倍以上4倍以下である、磁気ヘッド。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、磁気ヘッド及び磁気記録装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
磁気ヘッドを用いて、HDD(Hard Disk Drive)などの磁気記録媒体に情報が記録される。磁気ヘッド及び磁気記録装置において、記録密度の向上が望まれる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-277586号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の実施形態は、記録密度の向上が可能な磁気ヘッド及び磁気記録装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の実施形態によれば、磁気ヘッドは、第1磁極と、第2磁極と、前記第1磁極と前記第2磁極との間に設けられた積層体と、を含む。前記積層体は、第1磁性層と、前記第1磁性層と前記第2磁極との間に設けられた第2磁性層と、前記第1磁性層と前記第2磁性層との間に設けられた第1非磁性層と、前記第2磁性層と前記第2磁極との間に設けられた第2非磁性層と、前記第1磁極と前記第1磁性層との間に設けられた第3非磁性層と、を含む。前記第1磁性層は、Fe、Co及びNiの少なくとも1つを含む第1元素を含む。前記第2磁性層は、前記第1元素と、Cr、V、Mn、Ti及びScよりなる群から選択された少なくとも1つを含む第2元素と、を含む。前記第1磁性層は、前記第2元素を含まない。または、前記第1磁性層における前記第2元素の濃度は、前記第2磁性層における前記第2元素の濃度よりも低い。前記第1磁極から前記第2磁極への第1方向に沿う前記第1磁性層の第1厚さは、前記第1方向に沿う前記第2磁性層の第2厚さの0.25倍以上4倍以下である。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1(a)及び図1(b)は、第1実施形態に係る磁気ヘッドを例示する模式図である。
図2は、第1実施形態に係る磁気記録装置を例示する模式的断面図である。
図3は、磁気ヘッドの特性を例示するグラフ図である。
図4(a)及び図4(b)は、磁気ヘッドの特性を例示するグラフ図である。
図5は、磁気ヘッドの特性を例示するグラフ図である。
図6(a)及び図6(b)は、第1実施形態に係る磁気ヘッドを例示する模式的平面図である。
図7(a)及び図7(b)は、実施形態に係る磁気ヘッドの特性を例示する模式図である。
図8は、第1実施形態に係る磁気ヘッドの特性を例示する模式図である。
図9は、実施形態に係る磁気ヘッドを例示する模式的断面図である。
図10は、実施形態に係る磁気記録装置を例示する模式的斜視図である。
図11は、実施形態に係る磁気記録装置の一部を例示する模式的斜視図である。
図12は、実施形態に係る磁気記録装置を例示する模式的斜視図である。
図13(a)及び図13(b)は、実施形態に係る磁気記録装置の一部を例示する模式的斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下に、本発明の各実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚さと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。
本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
【0008】
(第1実施形態)
図1(a)及び図1(b)は、第1実施形態に係る磁気ヘッドを例示する模式図である。
図1(a)は、断面図である。図1(b)は、図1(a)の矢印AR1から見た平面図である。
図2は、第1実施形態に係る磁気記録装置を例示する模式的断面図である。
図2に示すように、実施形態に係る磁気記録装置210は、磁気ヘッド110と、電気回路20Dと、を含む。磁気記録装置210は、磁気記録媒体80を含んでも良い。磁気記録装置210において、少なくとも記録動作が行われる。記録動作において、磁気ヘッド110を用いて磁気記録媒体80に情報が記録される。
【0009】
磁気ヘッド110は、記録部60を含む。後述するように、磁気ヘッド110は、再生部を含んでも良い。記録部60は、第1磁極31と、第2磁極32と、積層体20と、を含む。積層体20は、第1磁極31と第2磁極32との間に設けられる。
【0010】
例えば、第1磁極31及び第2磁極32は、磁気回路を形成する。第1磁極31は、例えば、主磁極である。第2磁極32は、例えば、トレーリングシールドである。
(【0011】以降は省略されています)

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