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公開番号2024061861
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-08
出願番号2024041054
出願日2024-03-15
発明の名称可動式ハウス
出願人株式会社エコム
代理人個人,個人,個人
主分類E04H 1/02 20060101AFI20240426BHJP(建築物)
要約【課題】大型のトラックなどでの輸送を必要とせず、しかも、施工現場での作業工数を最小限に抑えることの可能な可動式ハウスを提供する。
【解決手段】可動式ハウス100は、壁100A、床100Bおよび天井100Cが複数の木質パネルで構成されたボックス部を備えている。ボックス部の壁には、少なくとも1つの扉用開口部101および少なくとも1つの窓用開口部102が設けられている。可動式ハウスは、さらに、扉用開口部ごとに設けられる1または複数の扉5と、窓用開口部ごとに設けられる1または複数の窓4と、床に取り付け可能に構成された1または複数のキャスター6とを備えている。各木質パネルは、JAS規格によって規定された構造用合板と、構造用合板に固定された木製枠材とを有している。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
壁、床および天井が複数の木質パネルで構成され、さらに、前記壁には少なくとも1つの扉用開口部および少なくとも1つの窓用開口部が設けられたボックス部と、
前記扉用開口部ごとに設けられる1または複数の扉と、
前記窓用開口部ごとに設けられる1または複数の窓と、
前記床に取り付け可能に構成された1または複数のキャスターと
を備え、
各前記木質パネルは、
JAS規格によって規定された構造用合板と、
前記構造用合板に固定された木製枠材と
を有する
可動式ハウス。
続きを表示(約 440 文字)【請求項2】
前記木製枠材は、前記構造用合板と平行な方向に延在する、ボルトを通すための複数の第1の貫通孔を有し、
前記ボックス部は、互いに接する2枚の前記木質パネルにおける、一方の前記木質パネルの前記第1の貫通孔と、他方の前記木質パネルの前記第1の貫通孔とに挿通されるボルトと、
前記ボルトを前記木質パネルに固定するナットと
をさらに有する
請求項1に記載の可動式ハウス。
【請求項3】
互いに接する2枚の前記木質パネルにおける、一方の前記木質パネルの前記木製枠材と、他方の前記木質パネルの前記木製枠材とは、ビスで互いに固定される
請求項1に記載の可動式ハウス。
【請求項4】
前記木製枠材は、前記構造用合板と平行な方向に延在する、配管を通すための複数の第2の貫通孔を有し、
複数の前記第2の貫通孔は、2回回転対称の位置に配置されている
請求項2または請求項3に記載の可動式ハウス。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、可動式ハウスに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、一般住宅などの建物のコストを低減するために、ツーバイフォーなどの建物部材のユニット化が盛んに行われている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
建物部材のユニット化は、必要な職人の数の削減や、施工現場での工数の削減に寄与している。しかし、ユニット化された建物部材は、大型のトラックなどでの輸送を必要とするので、狭い道路に面した土地での建築には向かない。また、地震や津波、台風などの災害によって、住宅などの建築物が損壊した被災地に対しても、ユニット化された建物部材を持ち込むことは容易ではない。従って、大型のトラックなどでの輸送を必要とせず、しかも、施工現場での作業工数を最小限に抑えることの可能な可動式ハウスを提供することが望ましい。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の一実施の形態に係る可動式ハウスは、壁、床および天井が複数の木質パネルで構成されたボックス部を備えている。ボックス部の壁には、少なくとも1つの扉用開口部および少なくとも1つの窓用開口部が設けられている。本発明の一実施の形態に係る可動式ハウスは、さらに、扉用開口部ごとに設けられる1または複数の扉と、窓用開口部ごとに設けられる1または複数の窓と、床に取り付け可能に構成された1または複数のキャスターとを備えている。各木質パネルは、JAS規格によって規定された構造用合板と、構造用合板に固定された木製枠材とを有している。
【0005】
本発明の一実施の形態に係る可動式ハウスでは、JAS規格によって規定された構造用合板に木製枠材が固定された木質パネルがボックス部の壁、床および天井に用いられている。これにより、例えば、施工現場で、複数の木質パネルを組み合わせたり、複数のボックス部を、通路等を介して連結したりすることで、様々な形や大きさの家を構築することができる。また、本発明の一実施の形態に係る可動式ハウスでは、1または複数のキャスターをボックス部の床に取り付けることにより、施工現場で、ボックス部を容易に移動させることができる。
【発明の効果】
【0006】
本発明の一実施の形態に係る可動式ハウスによれば、JAS規格によって規定された構造用合板に木製枠材が固定された木質パネルをボックス部の壁、床および天井に用い、さらに、ボックス部の床に1または複数のキャスターを取り付け可能にしたので、施工現場で、複数の木質パネルを組み合わせたり、複数のボックス部を、通路等を介して連結したりすることで、様々な形や大きさの家を構築することができ、また、施工現場で、ボックス部を容易に移動させることができる。従って、大型のトラックなどでの輸送を必要とせず、しかも、施工現場での作業工数を最小限に抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の一実施の形態にかかる可動式ハウスの斜視構成例を表す図である。
図1の可動部の斜視構成例および底面構成例を表す図である。
図1の木質パネルの斜視構成例を表す図である。
図1の木質パネルが複数組み合わされた木質パネルモジュールの斜視構成例を表す図である。
図4の木質パネルモジュールにおける、ボルト付近を拡大して表す図である。
図4の木質パネルモジュールにおける、ボルト付近を拡大して表す図である。
図4の木質パネルモジュールに配管を通した様子を表す図である。
図3の木質パネルの斜視構成の一変形例を表す図である。
図4の木質パネルモジュールの一変形例を拡大して表す図である。
図1の可動式ハウスを複数連結した様子を表す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。以下の説明は本発明の一具体例であって、本発明は以下の態様に限定されるものではない。また、本発明は、各図に示す各構成要素の配置や寸法、寸法比などについても、それらに限定されるものではない。
【0009】
本発明の一実施の形態に係る可動式ハウス100の構成について説明する。図1は、可動式ハウス100の斜視構成例を表したものである。可動式ハウス100は、パネル工法によって建てられた建物であり、壁や床、天井の下地材(構造材)が複数の木質パネル1を組み建てることにより製造される建物である。パネル工法とは、建築物の壁や床、天井の下地材(構造材)をあらかじめ工場にてパネル化しておき、パネル化された複数の部材
(建築用パネル)を施工現場で組み立てることにより、建築物を建てる工法を指している。
【0010】
可動式ハウス100は、例えば、図1に示したように、壁100A、床100Bおよび天井100Cが複数の木質パネル1で構成されたボックス部を備えている。壁100Aには、少なくとも1つの扉用開口部101および少なくとも1つの窓用開口部102が設けられている。
(【0011】以降は省略されています)

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