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公開番号2024061466
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-07
出願番号2022169435
出願日2022-10-21
発明の名称熱交換器及び空気調和機
出願人東芝ライフスタイル株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類F28F 9/22 20060101AFI20240425BHJP(熱交換一般)
要約【課題】熱交換器の複数の伝熱管に流入する冷媒の量のばらつきを抑制する。
【解決手段】実施形態に係る熱交換器は、第1の方向に冷媒が流れる第1の流路が設けられたヘッダと、第1の方向に間隔をあけて並べられて、それぞれに、第1の流路と接続され第1の方向と交差する第2の方向に延び冷媒が流入する第2の流路、が設けられた複数の伝熱管と、第1の流路に設けられ、複数の伝熱管のうち少なくとも第1の流路における第1の方向側の端部に最も近い伝熱管に対して設けられた案内部材と、を備え、案内部材は、少なくとも一部が第1の流路における第2の流路との接続口と対向し第1の方向に向かうにつれて第2の方向に向かうように第1の方向に対して傾斜し、第1の方向に流れる冷媒を第2の流路側に案内する案内面を有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
第1の方向に冷媒が流れる第1の流路が設けられたヘッダと、
前記第1の方向に間隔をあけて並べられて、それぞれに、前記第1の流路と接続され前記第1の方向と交差する第2の方向に延び前記冷媒が流入する第2の流路、が設けられた複数の伝熱管と、
前記第1の流路に設けられ、前記複数の伝熱管のうち少なくとも前記第1の流路における前記第1の方向側の端部に最も近い前記伝熱管に対して設けられた案内部材と、
を備え、
前記案内部材は、少なくとも一部が前記第1の流路における前記第2の流路との接続口と対向し前記第1の方向に向かうにつれて前記第2の方向に向かうように前記第1の方向に対して傾斜し、前記第1の方向に流れる前記冷媒を前記第2の流路側に案内する案内面を有した、
熱交換器。
続きを表示(約 690 文字)【請求項2】
前記案内部材は、前記複数の伝熱管のうち前記第1の流路の前記端部に最も近い前記伝熱管を含む複数の前記伝熱管のそれぞれに対して設けられた、
請求項1に記載の熱交換器。
【請求項3】
前記案内部材は、前記複数の伝熱管のうち前記第1の流路の前記端部から最も遠い前記伝熱管とは異なる前記伝熱管に対して設けられた、
請求項1に記載の熱交換器。
【請求項4】
複数の前記案内面は、前記第1の流路の前記端部から離れるにつれて面積が小さい、
請求項2に記載の熱交換器。
【請求項5】
前記第1の流路は、前記案内部材に対して前記第2の方向側の第1の部分と、前記案内部材に対して前記第2の方向の反対方向側の第2の部分と、を含む、
請求項1に記載の熱交換器。
【請求項6】
前記第1の方向から見た場合に、前記案内部材の前記第2の方向の幅は、前記第1の流路の直径の10%~40%の範囲内である、
請求項1に記載の熱交換器。
【請求項7】
前記ヘッダは、前記案内部材が設けられていない第1の部材と、前記案内部材が設けられ、前記第1の部材とは別部材であり前記第1の部材と接続された第2の部材と、を有した、
請求項1に記載の熱交換器。
【請求項8】
請求項1~7のいずれか一つに記載の熱交換器と、
圧縮機と、
を備え、
前記熱交換器の前記第1の流路に前記圧縮機からの気体状の前記冷媒が流入する、
空気調和機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、熱交換器及び空気調和機に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、エアコンディショナのような空気調和機においては、冷房運転時において、圧縮機からの高温の気体状の冷媒が室外熱交換器へ流れ室外熱交換器にて熱交換する。例えば、熱交換器は、圧縮機からの冷媒が流入するヘッダと、ヘッダに接続されヘッダから冷媒が流入する複数の伝熱管と、を有する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第4887213号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
この種の熱交換器では、複数の伝熱管に流入する冷媒の量にばらつきが発生すると、熱交換器における熱交換効率が低下する虞がある。
【0005】
本発明が解決する課題の一例は、熱交換器の複数の伝熱管に流入する冷媒の量のばらつきを抑制することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の実施形態に係る熱交換器は、第1の方向に冷媒が流れる第1の流路が設けられたヘッダと、前記第1の方向に間隔をあけて並べられて、それぞれに、前記第1の流路と接続され前記第1の方向と交差する第2の方向に延び前記冷媒が流入する第2の流路、が設けられた複数の伝熱管と、前記第1の流路に設けられ、前記複数の伝熱管のうち少なくとも前記第1の流路における前記第1の方向側の端部に最も近い前記伝熱管に対して設けられた案内部材と、を備え、前記案内部材は、少なくとも一部が前記第1の流路における前記第2の流路との接続口と対向し前記第1の方向に向かうにつれて前記第2の方向に向かうように前記第1の方向に対して傾斜し、前記第1の方向に流れる前記冷媒を前記第2の流路側に案内する案内面を有する。
【0007】
前記熱交換器では、例えば、前記案内部材は、前記複数の伝熱管のうち前記第1の流路の前記端部に最も近い前記伝熱管を含む複数の前記伝熱管のそれぞれに対して設けられている。
【0008】
前記熱交換器では、例えば、前記案内部材は、前記複数の伝熱管のうち前記第1の流路の前記端部から最も遠い前記伝熱管とは異なる前記伝熱管に対して設けられている。
【0009】
前記熱交換器では、例えば、複数の前記案内面は、前記第1の流路の前記端部から離れるにつれて面積が小さい。
【0010】
前記熱交換器では、例えば、前記第1の流路は、前記案内部材に対して前記第2の方向側の第1の部分と、前記案内部材に対して前記第2の方向の反対方向側の第2の部分と、を含む。
(【0011】以降は省略されています)

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