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公開番号2024061184
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-07
出願番号2022168958
出願日2022-10-21
発明の名称作業機械の制御システム、作業機械、及び作業機械の制御方法
出願人株式会社小松製作所
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類E02F 9/00 20060101AFI20240425BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】作業機械の点検又は整備の作業性の低下を抑制すること。
【解決手段】作業機械の制御システムは、キーオフ状態、キーオン状態、及びキースタート状態のいずれか一つの操作状態になるように操作されるキースイッチと、作業機械の冷却対象を冷却するための気流を生成する電動ファンと、キーオン状態において記電動ファンを所定状態に維持するコントローラと、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
キーオフ状態、キーオン状態、及びキースタート状態のいずれか一つの操作状態になるように操作されるキースイッチと、
作業機械の冷却対象を冷却するための気流を生成する電動ファンと、
前記キーオン状態において前記電動ファンを所定状態に維持するコントローラと、を備える、
作業機械の制御システム。
続きを表示(約 790 文字)【請求項2】
前記コントローラは、前記キーオン状態において前記電動ファンを駆動状態に維持する、
請求項1に記載の作業機械の制御システム。
【請求項3】
前記冷却対象の温度を検出する温度センサを備え、
前記コントローラは、前記キーオン状態において、前記温度センサの検出データに基づいて、前記電動ファンの回転数を調整する、
請求項2に記載の作業機械の制御システム。
【請求項4】
前記コントローラは、前記キーオン状態において前記電動ファンを停止状態に維持する、
請求項1に記載の作業機械の制御システム。
【請求項5】
前記冷却対象の温度を検出する温度センサを備え、
前記コントローラは、前記キースタート状態において、前記温度センサにより検出された前記冷却対象の温度が温度閾値よりも低い場合、前記電動ファンを停止し、前記冷却対象の温度が温度閾値以上である場合、前記電動ファンを駆動する、
請求項2又は請求項4に記載の作業機械の制御システム。
【請求項6】
前記作業機械は、電動モータと、前記電動モータにより駆動される油圧ポンプと、を有し、
前記冷却対象は、前記電動モータを含む、
請求項5に記載の作業機械の制御システム。
【請求項7】
請求項1に記載の作業機械の制御システムを備える、
作業機械。
【請求項8】
キーオフ状態、キーオン状態、及びキースタート状態のいずれか一つの操作状態になるように操作されるキースイッチの操作状態を取得することと、
前記キーオン状態において作業機械の冷却対象を冷却するための気流を生成する電動ファンを所定状態に維持することと、を含む、
作業機械の制御方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、作業機械の制御システム、作業機械、及び作業機械の制御方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
作業機械に係る技術分野において、特許文献1に開示されているような、バッテリ装置に外気を吹き付けて冷却する電動ファンを備える建設機械が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-051065号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
作業機械がキーオン状態で点検者が作業機械を点検又は整備する場合がある。作業機械の点検又は整備の作業において、例えば点検者が電動ファンの近くにいるときに電動ファンが急に駆動を開始すると、点検又は整備の作業性が低下する可能性がある。
【0005】
本開示は、作業機械の点検又は整備の作業性の低下を抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に従えば、キーオフ状態、キーオン状態、及びキースタート状態のいずれか一つの操作状態になるように操作されるキースイッチと、作業機械の冷却対象を冷却するための気流を生成する電動ファンと、キーオン状態において電動ファンを所定状態に維持するコントローラと、を備える、作業機械の制御システムが提供される。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、作業機械の整備又は点検の作業性の低下が抑制される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係る作業機械を模式的に示す図である。
図2は、実施形態に係る作業機械を示すブロック図である。
図3は、実施形態に係る作業機械の制御システムを示すブロック図である。
図4は、実施形態に係るコントローラを示すブロック図である。
図5は、実施形態に係る作業機械の制御方法の第1例を示すフローチャートである。
図6は、実施形態に係る作業機械の制御方法の第2例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示に係る実施形態について説明するが、本開示は実施形態に限定されない。以下で説明する各実施形態の構成要素は適宜組み合わせることができる。また、一部の構成要素を用いない場合もある。
【0010】
[作業機械]
図1は、実施形態に係る作業機械1を模式的に示す図である。実施形態において、作業機械1は、バッテリ2を駆動源とする電動作業機械である。バッテリ2は、作業機械1に搭載される。実施形態において、作業機械1は、電動ショベルである。作業機械1は、履帯を有する下部走行体3と、下部走行体3に支持される上部旋回体4と、上部旋回体4に支持される作業機5とを有する。作業機5は、上部旋回体4に連結されるブームと、ブームに連結されるアームと、アームに連結されるバケットとを含む。
(【0011】以降は省略されています)

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