TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024060989
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-07
出願番号2022168617
出願日2022-10-20
発明の名称情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム
出願人LINEヤフー株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G06Q 30/0273 20230101AFI20240425BHJP(計算;計数)
要約【課題】広告枠への広告の割り当てを適切に行うことができる情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムを提供すること。
【解決手段】本願に係る情報処理装置は、算出部と、決定部とを備える。算出部は、複数の広告枠それぞれに設定されるランクであって、複数の広告枠それぞれの広告効果に関するランクを変えた場合に生じる広告効果の変動度合いと、広告枠を使用する際のコストの変動度合いとを算出する。決定部は、算出した広告効果の変動度合いと、コストの変動度合いとに基づいて、広告を割り当てる広告枠のランクを決定する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
複数の広告枠それぞれに設定されるランクであって、前記複数の広告枠それぞれの広告効果に関するランクを変えた場合に生じる前記広告効果の変動度合いと、前記広告枠を使用する際のコストの変動度合いとを算出する算出部と、
算出した前記広告効果の変動度合いと、前記コストの変動度合いとに基づいて、広告を割り当てる前記広告枠のランクを決定する決定部と
を備える情報処理装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記決定部は、
決定した前記広告枠のランクに対する入札額を決定する
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記決定部は、
前記広告枠のランクに関するランク情報に基づいて、前記入札額を決定し、
前記ランク情報は、
ランク毎の最高入札額と、広告単価と、広告効果に関する重み係数とを少なくとも含む
請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記決定部は、
前記ランクの入れ替えが生じない前記入札額を決定する
請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記決定部は、
前記広告効果の変動度合いと、前記コストの変動度合いとに基づいて、前記ランクを変えた場合の費用対効果を算出し、算出した費用対効果に基づいて前記広告を割り当てる前記広告枠のランクを決定する
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記算出部は、
隣接するランク間における前記広告効果の変動度合いと、前記コストの変動度合いとを算出する
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記広告効果は、
コンバージョン数、クリック数、閲覧数の少なくともいずれかを含む
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項8】
コンピュータが実行する情報処理方法であって、
複数の広告枠それぞれに設定されるランクであって、前記複数の広告枠それぞれの広告効果に関するランクを変えた場合に生じる前記広告効果の変動度合いと、前記広告枠を使用する際のコストの変動度合いとを算出する算出工程と、
算出した前記広告効果の変動度合いと、前記コストの変動度合いとに基づいて、広告を割り当てる前記広告枠のランクを決定する決定工程と
を含む情報処理方法。
【請求項9】
複数の広告枠それぞれに設定されるランクであって、前記複数の広告枠それぞれの広告効果に関するランクを変えた場合に生じる前記広告効果の変動度合いと、前記広告枠を使用する際のコストの変動度合いとを算出する算出手順と、
算出した前記広告効果の変動度合いと、前記コストの変動度合いとに基づいて、広告を割り当てる前記広告枠のランクを決定する決定手順と
をコンピュータに実行させる情報処理プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、RTB(Real-Time Bidding)等の広告枠売買システムを用いたオンライン広告がある。例えば、RTBシステムでは、落札者が広告枠を落札した場合に、広告枠に対する支払額を2番目の入札額とする方式、いわゆるGSP(Generalized Second Price auction)方式が用いられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-12296号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来技術では、広告枠への広告の割り当てをより適切に行う点で改善の余地があった。
【0005】
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、広告枠への広告の割り当てを適切に行うことができる情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本願に係る情報処理装置は、算出部と、決定部とを備える。前記算出部は、複数の広告枠それぞれに設定されるランクであって、前記複数の広告枠それぞれの広告効果に関するランクを変えた場合に生じる前記広告効果の変動度合いと、前記広告枠を使用する際のコストの変動度合いとを算出する。前記決定部は、算出した前記広告効果の変動度合いと、前記コストの変動度合いとに基づいて、広告を割り当てる前記広告枠のランクを決定する。
【発明の効果】
【0007】
実施形態の一態様によれば、広告枠への広告の割り当てを適切に行うことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係る情報処理装置が実行する処理を示す図である。
図2は、実施形態に係る情報処理システムの構成例を示す図である。
図3は、実施形態に係る情報処理装置の構成例を示す図である。
図4は、ランク情報の一例を示す図である。
図5は、決定部の決定処理の一例を示す図である。
図6は、実施形態に係る情報処理装置が実行する処理の処理手順を示すフローチャートである。
図7は、ハードウェア構成の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本願に係る情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と記載する)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムが限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
【0010】
(実施形態)
まず、図1を用いて、実施形態に係る情報処理装置(広告主端末)が実行する処理について説明する。図1は、実施形態に係る情報処理装置が実行する処理を示す図である。なお、図1では、実施形態に係る情報処理装置1を含む情報処理システムSの動作例を示している。実施形態に係る情報処理システムSは、広告主と広告媒体(広告枠)との取引を仲介するシステムであり、詳細には、広告が表示される瞬間に、広告枠毎に複数の広告主で入札を行い、最も条件の良い広告を掲載するシステム、いわゆるRTBシステムを用いる。
(【0011】以降は省略されています)

特許ウォッチbot のツイートを見る
この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
防災情報システム
18日前
個人
情報処理システム
5日前
個人
指先受の付いたマウス。
1日前
個人
介護者指名システム
12日前
有限会社マイコム
制御盤のAI見積
25日前
株式会社Haul
採用支援方法
13日前
個人
施解錠制御システム
1か月前
エムケー精工株式会社
洗車場システム
14日前
キヤノン株式会社
情報処理装置
27日前
中国電力株式会社
販売支援方法
1か月前
個人
生活困窮者相談業務支援システム
1か月前
株式会社Asuka
本人認証方法
15日前
個人
災害情報表示システム
22日前
株式会社にしがき
会員権システム
19日前
トヨタ自動車株式会社
表認識方法
19日前
株式会社mov
情報処理装置
12日前
個人
人流データ取得システム
1か月前
トヨタ自動車株式会社
画像処理装置
1か月前
トヨタ自動車株式会社
画像処理装置
14日前
株式会社JVCケンウッド
処理装置
18日前
トヨタ自動車株式会社
画像処理装置
18日前
トヨタ自動車株式会社
情報処理装置
19日前
トヨタ自動車株式会社
画像処理装置
1か月前
株式会社アイラボ
ICタグ広告
4日前
セコム工業株式会社
物品管理具
1か月前
株式会社INFIY
情報処理システム
28日前
長屋印刷株式会社
思い出の品保管方法
18日前
個人
オフラインバックアップシステム
7日前
株式会社野村総合研究所
提案推薦装置
1か月前
株式会社ベルク
製品管理システム
1か月前
日本テクノ株式会社
充放電制御システム
1か月前
株式会社mov
情報処理システム
5日前
株式会社ラング
画像表示システム
26日前
個人
ネットワークコンピュータシステム
11日前
トヨタ自動車株式会社
電力供給システム
11日前
個人
情報蓄積・検索利用システム
14日前
続きを見る