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公開番号2024060300
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-02
出願番号2022167602
出願日2022-10-19
発明の名称キャブおよび作業車両
出願人株式会社小松製作所
代理人弁理士法人新樹グローバル・アイピー
主分類E02F 9/16 20060101AFI20240424BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】後方視界性が向上したキャブを提供すること。
【解決手段】キャブ9は、ブルドーザ1のキャブ9であって、座席10と、後部ピラー14と、後面窓19と、を備える。後部ピラー14は、座席10の後方に配置されている。後面窓19は、後部ピラー14から後方に張り出している。後部ピラー14は、車幅方向Bの内側に配置され、平面視において後方に向かうに従って外側に位置するように傾斜した傾斜部54を有する。後面窓19は、傾斜部54の後端位置54aから平面視において後方に向かうに従って内側に位置するように傾斜した後側方窓24を有する。後側方窓24は、座席10のアイポイントEに相対する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
作業車両のキャブであって、
座席と、
前記座席の後方に配置された後部ピラーと、
前記後部ピラーから後方に張り出した後面窓と、を備え、
前記後部ピラーは、車幅方向の内側に配置され、平面視において後方に向かうに従って外側に位置するように傾斜した傾斜部を有し、
前記後面窓は、前記傾斜部の後端位置から平面視において後方に向かうに従って内側に位置するように傾斜した後側方窓を有し、
前記後側方窓は、前記座席の所定位置に相対する、
キャブ。
続きを表示(約 680 文字)【請求項2】
前記所定位置は、平面視において前記座席の中心位置よりも後方且つ側方である、
請求項1に記載のキャブ。
【請求項3】
前記後部ピラーは、
前記車幅方向における前記傾斜部の外側に配置された外側部と、
前記傾斜部を含み、前記外側部と接続され、前記外側部の内側に配置された内側部と、
前記外側部の端と前記内側部の端が接続され、前記車幅方向に沿って配置された板状の補強部材と、を更に有し、
前記補強部材は、下方に向かうに従って前記車幅方向の長さが長くなる部分を含む下部を有する、
請求項1に記載のキャブ。
【請求項4】
前記内側部は、前記傾斜部の前側に前後方向に沿って配置され、前記補強部材に対して垂直に接続された内側接続部を更に含み、
前記外側部は、前記前後方向に沿って配置され、前記補強部材に対して垂直に接続された外側接続部を含む、
請求項3に記載のキャブ。
【請求項5】
前記後部ピラーは、
前記傾斜部の前記車幅方向における外側に配置された外側部を有し、
前記外側部は、
後方に向かうに従って内側に位置するように傾斜した外側傾斜部を含み、
前記外側傾斜部は、前記後側方窓と平行に配置されており、
前記後側方窓は、前記外側傾斜部に接続されている、
請求項1に記載のキャブ。
【請求項6】
請求項1~5のいずれか1項に記載のキャブを備えた、
作業車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、キャブおよび作業車両に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
工事現場等において用いられているブルドーザ等の作業車両は、後進作業が多いため、後方の視界性を確保する必要がある。例えば、特許文献1のキャブでは、後部ピラーをキャブの後端よりも前方に配置することによって後方視界を確保している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-165489号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、後部ピラーが後方視界の妨げとなるため、更なる後方視界の改善が求められている。
【0005】
本開示は、後方視界性が向上したキャブおよび作業車両を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示にかかる第1の態様にかかるキャブは、作業車両のキャブであって、座席と、後部ピラーと、後面窓と、を備える。後部ピラーは、座席の後方に配置されている。後面窓は、後部ピラーから後方に張り出している。後部ピラーは、車幅方向の内側に配置され、平面視において後方に向かうに従って外側に位置するように傾斜した傾斜部を有する。後面窓は、傾斜部の後端位置から平面視において後方に向かうに従って内側に位置するように傾斜した後側方窓を有する。後側方窓は、座席の所定位置に相対する。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、後方視界性が向上したキャブおよび作業車両を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示にかかる実施形態のブルドーザを示す斜視図である。
本開示にかかる実施形態のキャブを示す側面図である。
図2のCC間の矢視断面図である。
本開示にかかる実施形態のキャブを後方から視た斜視図である。
図4Aから後面窓を取り除いた図である。
(a)右後方から右側の後部ピラー近傍を視た断面斜視図、(b)図5(a)から後面窓を取り除いた図である。
(a)右前方から右側の後部ピラー近傍を視た断面斜視図、(b)図6(a)から後面窓を取り除いた図である。
(a)図5(b)の後部ピラー14のみを示す斜視図、(b)後部ピラーの分解図である。
(a)後部ピラーの上面図、(b)後部ピラーを後方から視た背面図である。
本開示に係る実施形態のキャブの内側から後部ピラーを視た斜視断面図である。
作業者のアイポイントを説明するため図3の部分拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示にかかる実施形態の走行駆動装置について図面を参照しながら説明する。
【0010】
<構成>
(ブルドーザ1の概要)
図1は、本実施形態のブルドーザ1(作業車両の一例)を示す斜視図である。ブルドーザ1は、車体2と、作業機3と、リッパ装置4と、走行装置5と、を有する。
(【0011】以降は省略されています)

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