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公開番号2024059550
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-01
出願番号2023099583
出願日2023-06-16
発明の名称電力機器のモニタリング方法
出願人ビッツロ イーエム カンパニー リミテッド,VITZRO EM Co., Ltd.
代理人SK弁理士法人,個人,個人
主分類G01K 3/14 20060101AFI20240423BHJP(測定;試験)
要約【課題】電力機器のモニタリング方法を提供する。
【解決手段】a)複数の内部温度センサーによって電力機器の内部構成品の温度を個別検出する段階と、b)外部温度センサーを用いて電力機器の外気温度を検出する段階と、c)各構成品の温度から外気温度の影響を排除する温度パターンを算出する段階と、d)前記温度パターンの値を確認して火事発生可能性をモニタリングする段階と、を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
a)複数の内部温度センサーによって電力機器の内部構成品の温度を個別検出する段階と、
b)外部温度センサーを用いて電力機器の外気温度を検出する段階と、
c)各構成品の温度から外気温度の影響を排除する温度パターンを算出する段階と、
d)前記温度パターンの値を確認して火事発生可能性をモニタリングする段階と、
を含む、電力機器のモニタリング方法。
続きを表示(約 420 文字)【請求項2】
前記温度パターンは、各構成品の温度から外気温度を引いて算出されるか、または外気温度に対する各構成品の温度比を算出してなされたものであることを特徴とする、請求項1に記載の電力機器のモニタリング方法。
【請求項3】
前記c)段階で求められた温度パターンを時系列的に配列して温度パターンの変化推移を把握する段階をさらに含む、請求項1に記載の電力機器のモニタリング方法。
【請求項4】
前記温度パターンの値および温度パターンの変化推移を利用して各構成品の残余寿命を推定する段階をさらに含む、請求項3に記載の電力機器のモニタリング方法。
【請求項5】
前記残余寿命を推定する段階は、
前記温度パターンの値による第1推定値を算出し、
温度パターンの変化推移に応じて補正値を決定し、前記第1推定値を補正することを特徴とする、請求項4に記載の電力機器のモニタリング方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電力機器のモニタリング方法に関し、より詳しくは、温度パターンを用いた電力機器のモニタリング方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
一般に、受配電盤などの電力設備には、装備の劣化による火事などの事故を未然に防止するために、内部温度を感知するための映像カメラ(または熱画像カメラ)と温度センサーなどが設置されるようになる。
【0003】
特に、温度センサーは、温度の検出が必要な多数の位置に個別設置されて、電力機器の内部構成要素の温度を検出し、温度検出結果をモニタリングして火事の発生危険があると判断されれば、運転を停止し、電力を遮断するなどの処理を行うようになる。
【0004】
温度センサーとしては、よく知られた多様な温度センサーを使用しており、韓国登録特許10-1064315号(2011年9月5日登録、光温度センサーを内蔵した温度感知型受配電盤)には、光温度センサーを用いて電源連結部品の温度を検出する構成が記載されている。
【0005】
しかし、従来の電力機器において、温度センサーを用いて電源連結部分などの温度を検出することは、電力機器の動作時に発生する温度を持続的にモニタリングすることで火事発生を防止するためのものに制限される。
【0006】
したがって、電力機器が老朽化しているかどうかを確認するためには、オペレーターが直接肉眼検査や別途のテストを通じて確認する必要がある。このような経年劣化の程度を確認するための作業は、周期的に行わなければならなく、同作業にかかる時間が長く、費用も多く所要となるという問題点があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
韓国登録特許10-1064315号公報(2011.9.5.)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
前記のような問題点に鑑みてなされたものであって、本発明が解決しようとする課題は、電力機器の火事発生の危険を正確にモニタリングするとともに、経年劣化の状態を持続的にモニタリングすることができる方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前記のような技術的課題を解決するための本発明に係る電力機器のモニタリング方法は、a)複数の内部温度センサーによって電力機器の内部構成品の温度を個別検出する段階と、b)外部温度センサーを用いて電力機器の外気温度を検出する段階と、c)各構成品の温度から外気温度の影響を排除する温度パターンを算出する段階と、d)前記温度パターンの値を確認して火事発生可能性をモニタリングする段階と、を含むことができる。
【0010】
本発明の実施の形態において、前記温度パターンは、各構成品の温度から外気温度を引いて算出されるか、または外気温度に対する各構成品の温度比を算出してなされたものであることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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