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公開番号2024059419
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-01
出願番号2022167082
出願日2022-10-18
発明の名称医用情報処理装置、医用情報処理方法および医用情報処理プログラム
出願人キヤノンメディカルシステムズ株式会社
代理人弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類G16H 10/00 20180101AFI20240423BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約【課題】必要な情報の把握を支援すること。
【解決手段】本実施形態に係る医用情報処理装置は、選択部と表示制御部とを含む。選択部は、対象となる疾患および治療の少なくとも一方の種類を示す情報に応じて、患者に関する複数の異なる生体情報の中から、注目すべき生体情報である注目情報を1つ以上選択する。表示制御部は、前記注目情報と対応する測定値とを対応付けて表示させる。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項1】
対象となる疾患および治療の少なくとも一方の種類を示す情報に応じて、患者に関する複数の異なる生体情報の中から、注目すべき生体情報である注目情報を1つ以上選択する選択部と、
前記注目情報と対応する測定値とを対応付けて表示させる表示制御部と、
を具備する医用情報処理装置。
続きを表示(約 840 文字)【請求項2】
前記表示制御部は、
前記注目情報に対応する前記測定値のグラフを表示し、
一定期間における生体情報の上限値および下限値の少なくとも一方を示す線分を前記グラフに重畳表示する、請求項1に記載の医用情報処理装置。
【請求項3】
前記患者に関する前記生体情報を記憶する記憶部をさらに具備する、請求項1に記載の医用情報処理装置。
【請求項4】
前記疾患または前記治療の種類が特定された場合、音声認識処理で対応可能な発話の種類を切り替える切替部をさらに具備する、請求項1に記載の医用情報処理装置。
【請求項5】
前記表示制御部は、前記注目情報と対応する測定値が異常値である場合、前記注目情報および前記異常値である測定値の少なくとも一方を強調表示する、請求項1に記載の医用情報処理装置。
【請求項6】
前記表示制御部は、前記注目情報以外の生体情報の中で、測定値が異常値となった生体情報を追加注目情報としてさらに表示する、請求項1に記載の医用情報処理装置。
【請求項7】
前記表示制御部は、前記追加注目情報に関連する生体情報である関連注目情報をさらに表示する、請求項6に記載の医用情報処理装置。
【請求項8】
前記表示制御部は、前記追加注目情報の測定値に基づいて、別の疾患用に選択された1以上の注目情報のセットに切り替えるためのボタンを表示する、請求項1に記載の医用情報処理装置。
【請求項9】
前記表示制御部は、前記疾患または前記治療の種類に応じて、前記注目情報の測定値に関する時系列データの期間を調整して表示する、請求項1に記載の医用情報処理装置。
【請求項10】
前記表示制御部は、前記注目情報ごとに、最後に測定値を取得した時点からの経過時間を表示する、請求項1に記載の医用情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書及び図面に開示の実施形態は、医用情報処理装置、医用情報処理方法および医用情報処理プログラムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
救急医療では、大量の数値データがリアルタイムで発生する。例えばバイタルサインは1秒ごとに計測され、測定値が得られる。救急医は、刻一刻と変化する患者の過去の状態の傾向と現在の状態とを、大量の数値データを用いて把握する必要がある。しかし、救急医は患者の処置に必要な情報を即座に把握することが難しいという問題がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-126580号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本明細書及び図面に開示の実施形態が解決しようとする課題の一つは、必要な情報の把握を支援することにある。ただし、本明細書及び図面に開示の実施形態により解決しようとする課題は上記課題に限られない。後述する実施形態に示す各構成による各効果に対応する課題を他の課題として位置づけることもできる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本実施形態に係る医用情報処理装置は、選択部と、表示制御部とを含む。選択部は、対象となる疾患および治療の少なくとも一方の種類を示す情報に応じて、患者に関する複数の異なる生体情報の中から、注目すべき生体情報である注目情報を1つ以上選択する。表示制御部は、前記注目情報と対応する測定値とを対応付けて表示させる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1は、第1実施形態に係る医用情報処理装置を示すブロック図である。
図2は、第1実施形態に係る医用情報処理装置1の動作を示すフローチャートである。
図3は、表示制御機能による第1表示例を示す図である。
図4は、表示制御機能による第2表示例を示す図である。
図5は、第2実施形態に係る医用情報処理装置を示すブロック図である。
図6は、第2実施形態に係る医用情報処理装置の動作を示すフローチャートである。
図7は、表示制御機能による強調表示例を示す図である。
図8は、第2実施形態に係る追加注目情報および関連注目情報の表示例を示す図である。
図9は、第3実施形態に係る医用情報処理システムを示すブロック図である。
図10は、スマートグラスにおける具体的な表示例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、図面を参照しながら本実施形態に係わる医用情報処理装置、医用情報処理方法および医用情報処理プログラムについて説明する。以下の実施形態では、同一の参照符号を付した部分は同様の動作をおこなうものとして、重複する説明を適宜省略する。以下、一実施形態について図面を用いて説明する。
【0008】
(第1実施形態)
次に、第1実施形態に係る医用情報処理装置について図1のブロック図を参照して説明する。
図1に示す医用情報処理装置1は、処理回路10と、メモリ11と、入力インタフェース12と、通信インタフェース13と、ディスプレイ14を含む。処理回路10と、メモリ11と、入力インタフェース12と、通信インタフェース13と、ディスプレイ14とは、例えば、バスを介して互いに通信可能に接続される。
【0009】
処理回路10は、医用情報処理装置1の中枢として機能するプロセッサである。処理回路10は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)といったプロセッサである。処理回路10は、取得機能101と、選択機能102と、切換機能103と、表示制御機能104とを含む。
【0010】
取得機能101は、対象となる患者に関して複数の異なる生体情報および対応する測定値を取得する。
選択機能102は、対象となる疾患および治療の少なくとも一方の種類を示す情報に応じて、患者に関する複数の異なる生体情報の中から、注目すべき生体情報である注目情報を1つ以上選択する。
(【0011】以降は省略されています)

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