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公開番号2024048307
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-08
出願番号2022154277
出願日2022-09-27
発明の名称情報処理プログラム、情報処理方法、および情報処理装置
出願人富士通株式会社
代理人個人
主分類G16H 70/40 20180101AFI20240401BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約【課題】何日分の薬を処方するのかを決定し易くすること。
【解決手段】情報処理装置100は、例えば、記憶部101を有する。記憶部101は、例えば、患者に対応付けて、第1の医科111とは異なる他の医科112を当該患者が受診する来院日、および、医療機関110に当該患者が入院開始する来院日の少なくともいずれかの来院日を記憶する。情報処理装置100は、第1の医科111を受診した患者の指定を受け付け、記憶部101を参照して、指定の患者に対応付けられた1以上の来院日を検索する。情報処理装置100は、検索の結果、指定の患者に対応付けられた1以上の来院日を発見した場合、現時点から、発見した1以上の来院日のそれぞれの来院日までの日数を算出する。情報処理装置100は、算出した1以上の来院日のそれぞれの来院日までの日数を、指定の患者の服用日数の候補として出力する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
医療機関の複数の医科のいずれかの医科を受診した患者の指定を受け付け、
患者に対応付けて、前記複数の医科のうち前記いずれかの医科とは異なる他の医科を当該患者が受診する来院日、および、前記医療機関に当該患者が入院開始する来院日の少なくともいずれかの来院日を記憶する記憶部を参照して、前記指定の患者に対応付けられた1以上の来院日を検索し、
前記検索の結果、前記指定の患者に対応付けられた前記1以上の来院日を発見した場合、現時点から、発見した前記1以上の来院日のそれぞれの来院日までの日数を算出し、
算出した前記1以上の来院日のそれぞれの来院日までの日数を、前記指定の患者が薬を服用する日数の候補として出力する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
続きを表示(約 1,700 文字)【請求項2】
前記記憶部は、患者に対応付けて、前記いずれかの医科を当該患者が受診する来院日、前記他の医科を当該患者が受診する来院日、および、前記医療機関に当該患者が入院開始する来院日の少なくともいずれかの来院日を記憶する、ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理プログラム。
【請求項3】
前記記憶部は、患者に対応付けて、前記いずれかの医科を当該患者が受診する来院日を含む診察予定を示す第1情報、前記他の医科を当該患者が受診する来院日を含む診察予定を示す第2情報、および、前記医療機関に当該患者が入院開始する来院日を含む入院予定を示す第3情報の少なくともいずれかの情報を記憶し、
前記出力する処理は、
算出した前記1以上の来院日のそれぞれの来院日までの日数を、前記指定の患者に対応付けられた、当該来院日を含む診察予定または入院予定を示す情報と対応付けて出力する、ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理プログラム。
【請求項4】
出力した前記1以上の来院日のいずれかの来院日までの日数の選択を受け付け、
前記選択を受け付けた前記いずれかの来院日までの日数を、前記指定の患者が薬を服用する日数に設定する、
処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする請求項1~3のいずれか一つに記載の情報処理プログラム。
【請求項5】
前記指定の患者が薬を服用する日数の入力欄を含む入力画面の表示指示を受け付ける、
処理を前記コンピュータに実行させ、
前記検索する処理は、
前記表示指示を受け付けたことに応じて、前記記憶部を参照して、前記指定の患者に対応付けられた1以上の来院日を検索し、
前記設定する処理は、
前記選択を受け付けた前記いずれかの来院日までの日数を、前記入力欄に設定する、ことを特徴とする請求項4に記載の情報処理プログラム。
【請求項6】
前記出力する処理は、
前記検索の結果、前記指定の患者に対応付けられた前記1以上の来院日を発見しない場合、前記指定の患者に対応付けられた前記1以上の来院日を発見しないことを示す通知を出力する、ことを特徴とする請求項1~3のいずれか一つに記載の情報処理プログラム。
【請求項7】
医療機関の複数の医科のいずれかの医科を受診した患者の指定を受け付け、
患者に対応付けて、前記複数の医科のうち前記いずれかの医科とは異なる他の医科を当該患者が受診する来院日、および、前記医療機関に当該患者が入院開始する来院日の少なくともいずれかの来院日を記憶する記憶部を参照して、前記指定の患者に対応付けられた1以上の来院日を検索し、
前記検索の結果、前記指定の患者に対応付けられた前記1以上の来院日を発見した場合、現時点から、発見した前記1以上の来院日のそれぞれの来院日までの日数を算出し、
算出した前記1以上の来院日のそれぞれの来院日までの日数を、前記指定の患者が薬を服用する日数の候補として出力する、
処理をコンピュータが実行することを特徴とする情報処理方法。
【請求項8】
医療機関の複数の医科のいずれかの医科を受診した患者の指定を受け付け、
患者に対応付けて、前記複数の医科のうち前記いずれかの医科とは異なる他の医科を当該患者が受診する来院日、および、前記医療機関に当該患者が入院開始する来院日の少なくともいずれかの来院日を記憶する記憶部を参照して、前記指定の患者に対応付けられた1以上の来院日を検索し、
前記検索の結果、前記指定の患者に対応付けられた前記1以上の来院日を発見した場合、現時点から、発見した前記1以上の来院日のそれぞれの来院日までの日数を算出し、
算出した前記1以上の来院日のそれぞれの来院日までの日数を、前記指定の患者が薬を服用する日数の候補として出力する、
制御部を有することを特徴とする情報処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理プログラム、情報処理方法、および情報処理装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、医療機関において、ある医科の医師は、当該医科を訪れた患者を診察し、患者の状態に合わせて患者に薬を処方するにあたって、何日分の薬を処方するかを決定する。医科は、例えば、内科、外科、眼科、耳鼻咽喉科、整形外科、産婦人科、小児科、および、皮膚科などである。
【0003】
先行技術としては、例えば、入力キーの操作により、入力項目選択欄に表示された項目の選択を受け付け、順次、入力項目選択欄に次の入力に必要な項目を表示可能にするものがある。また、例えば、再診以降、医師が前回と同じ医薬品を同じ分量・用法・用量(投与日数を除く)と判断した投与日数を、受診日、または、処方箋交付日から、受診予約日までの暦日日数にする技術がある。また、例えば、患者の前回の診療日に処方された薬剤の前回投薬日数と、前回の診療日または薬剤受領日から今回の診療日または薬剤受領予定日までの日数とに基づいて、推定残薬日数を算出する技術がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2005/022432号
特開2020-124451号公報
特開2019-028808号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来技術では、医師が、患者に何日分の薬を処方することが好ましいかを適切に判断することが難しい場合がある。例えば、ある医科の医師は、当該医科を訪れた患者に薬を処方するにあたって、当該患者が他の医科を受診または他の医科に入院する来院日などを把握していないため、当該患者に何日分の薬を処方することが好ましいのかを適切に判断することができない場合がある。
【0006】
1つの側面では、本発明は、何日分の薬を処方するのかを決定し易くすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
1つの実施態様によれば、医療機関の複数の医科のいずれかの医科を受診した患者の指定を受け付け、患者に対応付けて、前記複数の医科のうち前記いずれかの医科とは異なる他の医科を当該患者が受診する来院日、および、前記医療機関に当該患者が入院開始する来院日の少なくともいずれかの来院日を記憶する記憶部を参照して、前記指定の患者に対応付けられた1以上の来院日を検索し、前記検索の結果、前記指定の患者に対応付けられた前記1以上の来院日を発見した場合、現時点から、発見した前記1以上の来院日のそれぞれの来院日までの日数を算出し、算出した前記1以上の来院日のそれぞれの来院日までの日数を、前記指定の患者が薬を服用する日数の候補として出力する情報処理プログラム、情報処理方法、および情報処理装置が提案される。
【発明の効果】
【0008】
一態様によれば、何日分の薬を処方するのかを決定し易くすることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施の形態にかかる情報処理方法の一実施例を示す説明図である。
図2は、情報処理システム200の一例を示す説明図である。
図3は、情報処理装置100のハードウェア構成例を示すブロック図である。
図4は、診察予定情報管理テーブル400の記憶内容の一例を示す説明図である。
図5は、入院予定情報管理テーブル500の記憶内容の一例を示す説明図である。
図6は、クライアント装置201のハードウェア構成例を示すブロック図である。
図7は、情報処理装置100の機能的構成例を示すブロック図である。
図8は、外来の患者の服用日数の候補を提示する一例を示す説明図である。
図9は、外来の患者の服用日数の候補を提示しない一例を示す説明図である。
図10は、退院時の患者の服用日数の候補を提示する一例を示す説明図である。
図11は、退院時の患者の服用日数の候補を提示しない一例を示す説明図である。
図12は、候補の選択を受け付ける一例を示す説明図である。
図13は、候補の選択を受け付ける別の例を示す説明図である。
図14は、服用日数選択画面820の表示内容のバリエーションの一例を示す説明図である。
図15は、全体処理手順の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、図面を参照して、本発明にかかる情報処理プログラム、情報処理方法、および情報処理装置の実施の形態を詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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