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公開番号2024059320
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-01
出願番号2022166932
出願日2022-10-18
発明の名称表示装置の製造方法
出願人株式会社ジャパンディスプレイ
代理人弁理士法人スズエ国際特許事務所
主分類H05B 33/10 20060101AFI20240423BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】 表示品位を向上させることが可能な表示装置の製造方法を提供することにある。
【解決手段】 一実施形態に係る表示装置の製造方法は、下電極と、前記下電極を覆う有機層と、前記有機層を覆う上電極と、を含む複数の表示素子を形成し、前記複数の表示素子を個別に封止する第1封止層を形成し、前記複数の表示素子のうち、不良を有する表示素子があるか否かを検査し、前記検査することによって前記不良を有する表示素子が確認された場合、前記不良を有する表示素子を封止する前記第1封止層を貫通するリペア孔を形成する、ことを含む。
【選択図】 図11
特許請求の範囲【請求項1】
下電極と、前記下電極を覆う有機層と、前記有機層を覆う上電極と、を含む複数の表示素子を形成し、
前記複数の表示素子を個別に封止する第1封止層を形成し、
前記複数の表示素子のうち、不良を有する表示素子があるか否かを検査し、
前記検査することによって前記不良を有する表示素子が確認された場合、前記不良を有する表示素子を封止する前記第1封止層を貫通するリペア孔を形成する、
ことを含む表示装置の製造方法。
続きを表示(約 910 文字)【請求項2】
前記複数の表示素子を形成することは、
前記下電極を形成し、
前記下電極を覆う前記有機層を形成し、
前記有機層を覆う前記上電極を形成すること、を含む、
請求項1に記載の表示装置の製造方法。
【請求項3】
前記下電極を形成した後に、前記下電極と重なる画素開口を有するリブを形成し、
前記リブを形成した後に、隣り合う前記画素開口の間において前記リブの上に配置される隔壁を形成する、
ことをさらに含む請求項2に記載の表示装置の製造方法。
【請求項4】
前記リペア孔は、前記画素開口と重なり、
前記リペア孔の面積は、前記画素開口の面積よりも小さい、
請求項3に記載の表示装置の製造方法。
【請求項5】
前記リペア孔を形成した後、前記第1封止層を覆い、前記リペア孔を満たす樹脂層を形成する、
ことをさらに含む請求項1に記載の表示装置の製造方法。
【請求項6】
前記リペア孔は、前記上電極をさらに貫通する、
請求項1に記載の表示装置の製造方法。
【請求項7】
前記リペア孔は、前記有機層をさらに貫通する、
請求項6に記載の表示装置の製造方法。
【請求項8】
前記第1封止層を形成した後、前記第1封止層を覆う樹脂層を形成する、ことをさらに含み、
前記リペア孔は、前記樹脂層および前記第1封止層を貫通する、
請求項1に記載の表示装置の製造方法。
【請求項9】
前記樹脂層を形成した後、前記樹脂層を覆う第2封止層を形成する、ことをさらに含み、
前記リペア孔は、前記第2封止層、前記樹脂層、および前記第1封止層を貫通する、
請求項8に記載の表示装置の製造方法。
【請求項10】
前記リペア孔を形成した後、前記第2封止層を覆い、前記リペア孔を満たす接着層を形成する、
ことをさらに含む請求項9に記載の表示装置の製造方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、表示装置の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
近年、表示素子として有機発光ダイオード(OLED)を適用した表示装置が実用化されている。この表示素子は、下電極と、下電極を覆う有機層と、有機層を覆う上電極とを備えている。
【0003】
上記のような表示装置を製造するにあたり、表示装置の表示品位を向上させるために輝点状態の表示素子を非発光としたい要望がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2000-195677号公報
特開2004-207217号公報
特開2008-135325号公報
特開2009-32673号公報
特開2010-118191号公報
国際公開第2018/179308号
米国特許出願公開第2022/0077251号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の目的は、表示品位を向上させることが可能な表示装置の製造方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一実施形態に係る表示装置の製造方法は、下電極と、前記下電極を覆う有機層と、前記有機層を覆う上電極と、を含む複数の表示素子を形成し、前記複数の表示素子を個別に封止する第1封止層を形成し、前記複数の表示素子のうち、不良を有する表示素子があるか否かを検査し、前記検査することによって前記不良を有する表示素子が確認された場合、前記不良を有する表示素子を封止する前記第1封止層を貫通するリペア孔を形成する、ことを含む。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、第1実施形態に係る表示装置の構成例を示す図である。
図2は、副画素のレイアウトの一例を示す図である。
図3は、図2中のIII-III線に沿う表示装置の概略的な断面図である。
図4は、表示装置の製造方法の一例を示すフローチャートである。
図5は、表示装置の製造工程の一部を示す概略的な断面図である。
図6は、図5に続く製造工程を示す概略的な断面図である。
図7は、図6に続く製造工程を示す概略的な断面図である。
図8は、図7に続く製造工程を示す概略的な断面図である。
図9は、図8に続く製造工程を示す概略的な断面図である。
図10は、図9に続く製造工程を示す概略的な断面図である。
図11は、図10に続く製造工程を示す概略的な断面図である。
図12は、図11に続く製造工程を示す概略的な断面図である。
図13は、リペア孔に適用し得る構造の他の例を示す概略的な断面図である。
図14は、第2本実施形態に係る表示装置の製造方法の一例を示すフローチャートである。
図15は、表示装置の製造工程の一部を示す概略的な断面図である。
図16は、図15に続く製造工程を示す概略的な断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
いくつかの実施形態について図面を参照しながら説明する。
開示はあくまで一例に過ぎず、当業者において、発明の主旨を保っての適宜変更について容易に想到し得るものについては、当然に本発明の範囲に含有されるものである。また、図面は、説明をより明確にするため、実際の態様に比べて、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。また、本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同一または類似した機能を発揮する構成要素には同一の参照符号を付し、重複する詳細な説明を適宜省略することがある。
【0009】
なお、図面には、必要に応じて理解を容易にするために、互いに直交するX軸、Y軸およびZ軸を記載する。X軸に沿った方向を第1方向Xと称し、Y軸に沿った方向を第2方向Yと称し、Z軸に沿った方向を第3方向Zと称する。第3方向Zは、第1方向Xと第2方向Yを含む平面に対して法線方向である。また、第1方向Xと第2方向Yを含む平面と平行に各種要素を見ることを平面視という。
【0010】
各実施形態に係る表示装置は、表示素子として有機発光ダイオード(OLED)を備える有機エレクトロルミネッセンス表示装置であり、テレビ、パーソナルコンピュータ、車載機器、タブレット端末、スマートフォン、携帯電話端末等に搭載され得る。
(【0011】以降は省略されています)

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