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公開番号2024059113
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-01
出願番号2022165816
出願日2022-10-14
発明の名称金型収納装置
出願人株式会社アマダ
代理人弁理士法人きさらぎ国際特許事務所
主分類B21D 5/02 20060101AFI20240423BHJP(本質的には材料の除去が行なわれない機械的金属加工;金属の打抜き)
要約【課題】簡易な構造及び小さいスペースで最大限の金型搭載数を確保する。
【解決手段】金型収納装置は、曲げ加工に用いられる複数の金型を第1方向に沿って搭載可能な第1ストッカと、複数の金型を第1方向に沿って搭載可能であると共に、第1ストッカに対して第1方向と直交する第2方向に並設された少なくとも一つの第2ストッカと、を備え、第2ストッカは、第1方向及び第2方向とそれぞれ直交する第3方向に移動可能に構成されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
曲げ加工に用いられる複数の金型を第1方向に沿って搭載可能な第1ストッカと、
前記複数の金型を前記第1方向に沿って搭載可能であると共に、前記第1ストッカに対して前記第1方向と直交する第2方向に並設された少なくとも一つの第2ストッカと、
を備え、
前記第2ストッカは、前記第1方向及び前記第2方向とそれぞれ直交する第3方向に移動可能に構成されている
金型収納装置。
続きを表示(約 420 文字)【請求項2】
前記第1ストッカ及び前記第2ストッカは、前記第3方向に複数段設けられている
請求項1に記載の金型収納装置。
【請求項3】
前記第1ストッカ及び前記第2ストッカは、前記金型収納装置の前記第2方向の一方側に配置された金型交換ロボットに対して、前記第2方向の遠い側から固定状態の前記第1ストッカ及び移動可能な前記第2ストッカの順に設けられている
請求項1又は2に記載の金型収納装置。
【請求項4】
前記第2ストッカは、前記金型交換ロボットが前記第1ストッカにおいて金型交換を行う際に、前記金型交換ロボットのアーム部の非可動領域に退避するよう移動する
請求項3に記載の金型収納装置。
【請求項5】
前記第2ストッカは、前記第1ストッカの固定位置を基準として、前記第2方向において前記第1ストッカに重ならない位置に移動する
請求項4に記載の金型収納装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、金型収納装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、プレスブレーキ等に用いられる曲げ工具である金型を収納する金型収納装置が知られている。例えば、特許文献1には、図11に示すように、プレスブレーキ101と、このプレスブレーキ101の正面側に配置された金型収納装置102と、プレスブレーキ101及び金型収納装置102の間に配置された金型交換ロボット103と、を備えた製造装置100が記載されている。
【0003】
特許文献1に記載の製造装置100では、例えば、プレスブレーキ101で用いる金型104は、上下方向(図中Z方向)に3段で構成され左右方向(図中X方向)に延びる工具ホルダ(固定棚)105に搭載された上で、金型収納装置102に格納されている。そして、金型交換の際には、金型交換ロボット103が金型収納装置102の工具ホルダ105から必要な金型104を取り外し、金型104を前後方向(図中Y方向)に移動させてプレスブレーキ101の金型搭載部106に装着する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6170137号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載の製造装置100における金型収納装置102においては、工具ホルダ105への金型搭載数を増やす場合には、工具ホルダ105を左右方向に延ばして拡張する必要があるので、金型収納装置102の左右方向のスペースが拡がってしまう。そうすると、金型交換ロボット103の移動スペースも広くなってしまうので、結果的に無駄なスペースが増大するという問題がある。
【0006】
本発明の一態様は、簡易な構造及び小さいスペースで最大限の金型搭載数を確保することができる金型収納装置である。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様に係る金型収納装置は、曲げ加工に用いられる複数の金型を第1方向に沿って搭載可能な第1ストッカと、前記複数の金型を前記第1方向に沿って搭載可能であると共に、前記第1ストッカに対して前記第1方向と直交する第2方向に並設された少なくとも一つの第2ストッカと、を備え、前記第2ストッカは、前記第1方向及び前記第2方向とそれぞれ直交する第3方向に移動可能に構成されている。
【0008】
本発明の一態様に係る金型収納装置によれば、第1方向に沿って複数の金型を搭載可能な第1ストッカ及び第2ストッカのうち、第2ストッカが第1ストッカに対して第1方向と直交する第2方向に並設され、第1方向及び第2方向とそれぞれ直交する第3方向に移動することができるので、簡易な構造及び小さいスペースで最大限の金型搭載数を確保可能で、無駄なスペースの発生を極力抑えることができる。
【発明の効果】
【0009】
本発明の一態様によれば、簡易な構造及び小さいスペースで最大限の金型搭載数を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本発明の一実施形態に係る金型収納装置を有する曲げ加工システムを示す概略斜視図である。
図2は、一実施形態に係る金型収納装置を示す斜視図である。
図3は、一実施形態に係る金型収納装置を示す斜視断面図である。
図4は、一実施形態に係る金型収納装置における可動棚の退避状態を説明するための概略図である。
一実施形態に係る金型収納装置の動作を説明するための概略図である。
一実施形態に係る金型収納装置の動作を説明するための概略図である。
一実施形態に係る金型収納装置の動作を説明するための概略図である。
一実施形態に係る金型反転装置を示す斜視図である。
図7Aは、一実施形態に係る金型反転装置の反転動作を説明するための図である。
図7Bは、一実施形態に係る金型反転装置の反転動作を説明するための図である。
図8は、図7Aの金型反転装置の所定位置の横断面の概略図である。
図9は、一実施形態に係る金型反転装置に金型を搭載した状態を示す斜視図である。
図10は、図9の金型反転装置の所定位置の横断面の概略図である。
従来の金型収納装置を有する製造装置を示す概略図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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