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公開番号2024058831
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-30
出願番号2022166188
出願日2022-10-17
発明の名称給電システムおよび給電方法
出願人TOPPANホールディングス株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H02J 50/80 20160101AFI20240422BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】動作に必要な電力を有していない受電装置に対する給電を開始することができる給電システムおよび給電方法を提供する。
【解決手段】送電部は、第1の電力と、前記第1の電力よりも大きい第2の電力と、前記第1の電力よりも大きい第3の電力とを受電装置に送信する。前記送電部が前記第1の電力を前記受電装置に送信した後、第1の認証部は前記受電装置を認証する。前記送電部が前記第2の電力を前記受電装置に送信した後、第2の認証部は前記受電装置を認証する。前記第1の認証部が前記受電装置を認証した後、前記送電部は前記第2の電力を前記受電装置に送信する。前記第2の認証部が前記受電装置を認証した後、前記送電部は前記第3の電力を前記受電装置に送信する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1の電力と、前記第1の電力よりも大きい第2の電力と、前記第1の電力よりも大きい第3の電力とを受電装置に送信する送電部と、
前記送電部が前記第1の電力を前記受電装置に送信した後、前記受電装置を認証する第1の認証部と、
前記送電部が前記第2の電力を前記受電装置に送信した後、前記受電装置を認証する第2の認証部と、
を備え、
前記第1の認証部が前記受電装置を認証した後、前記送電部は前記第2の電力を前記受電装置に送信し、
前記第2の認証部が前記受電装置を認証した後、前記送電部は前記第3の電力を前記受電装置に送信する
給電システム。
続きを表示(約 2,200 文字)【請求項2】
前記送電部が前記第1の電力を前記受電装置に送信する前、前記受電装置は起動しておらず、
前記送電部が前記第1の電力を前記受電装置に送信した後、前記受電装置は起動し、
前記受電装置が起動した後、前記第1の認証部は前記受電装置を認証する
請求項1に記載の給電システム。
【請求項3】
前記送電部を有する送電装置と、
前記第1の認証部および前記第2の認証部を有する給電制御サーバと、
を備え、
前記第1の認証部は、前記送電装置を介して前記受電装置から受信された第1の情報を使用することにより前記受電装置を認証し、
前記第2の認証部は、前記送電装置を介して前記受電装置から受信された第2の情報を使用することにより前記受電装置を認証する
請求項1または請求項2に記載の給電システム。
【請求項4】
前記送電部が前記第1の電力を前記受電装置に送信した後、前記受電装置は、前記第1の情報を含むビーコン信号を送信し、
前記送電装置は、前記ビーコン信号を受信することにより前記第1の情報を取得し、取得された前記第1の情報を前記給電制御サーバに送信し、
前記送電部が前記第2の電力を前記受電装置に送信した後、前記受電装置は、前記第2の情報を送信し、
前記送電装置は、前記第2の情報を受信し、受信された前記第2の情報を前記給電制御サーバに送信する
請求項3に記載の給電システム。
【請求項5】
前記受電装置は、前記受電装置を識別する識別情報を含む前記ビーコン信号を所定時間の間隔で送信し、
前記送電装置は、前記所定時間内に受信された前記ビーコン信号に含まれる前記識別情報を前記給電制御サーバに送信し、
前記給電制御サーバは、前記識別情報を記憶する記憶部を有し、前記記憶部に記憶されている前記識別情報のうち、前記送電装置から受信されなかった前記識別情報がある場合、起動していない前記受電装置が存在していることを示す状態情報を前記送電装置に送信し、
前記状態情報が前記給電制御サーバから受信された場合、前記送電部は前記第1の電力を前記受電装置に送信する
請求項4に記載の給電システム。
【請求項6】
前記受電装置は、前記受電装置を識別する識別情報を含む前記ビーコン信号を所定時間の間隔で送信し、
前記給電制御サーバは、前記識別情報を記憶する記憶部を有し、前記記憶部に記憶されている前記識別情報を前記送電装置に送信し、
前記給電制御サーバから受信された前記識別情報を含む前記ビーコン信号が前記所定時間内に受信されない場合、前記送電部は前記第1の電力を前記受電装置に送信する
請求項4に記載の給電システム。
【請求項7】
前記送電部および前記第1の認証部を有する送電装置と、
前記第2の認証部を有する給電制御サーバと、
を備え、
前記第1の認証部は、前記受電装置から受信された第1の情報を使用することにより前記受電装置を認証し、
前記第2の認証部は、前記送電装置を介して前記受電装置から受信された第2の情報を使用することにより前記受電装置を認証する
請求項1または請求項2に記載の給電システム。
【請求項8】
前記送電部が前記第1の電力を前記受電装置に送信した後、前記受電装置は、前記第1の情報を含むビーコン信号を送信し、
前記送電装置は、前記ビーコン信号を受信することにより前記第1の情報を取得し、
前記送電部が前記第2の電力を前記受電装置に送信した後、前記受電装置は、前記第2の情報を送信し、
前記送電装置は、前記第2の情報を受信し、受信された前記第2の情報を前記給電制御サーバに送信する
請求項7に記載の給電システム。
【請求項9】
前記受電装置は、前記受電装置を識別する識別情報を含む前記ビーコン信号を所定時間の間隔で送信し、
前記送電装置は、前記所定時間内に受信された前記ビーコン信号に含まれる前記識別情報を前記給電制御サーバに送信し、
前記給電制御サーバは、前記識別情報を記憶する記憶部を有し、前記記憶部に記憶されている前記識別情報のうち、前記送電装置から受信されなかった前記識別情報がある場合、起動していない前記受電装置が存在していることを示す状態情報を前記送電装置に送信し、
前記状態情報が前記給電制御サーバから受信された場合、前記送電部は前記第1の電力を前記受電装置に送信する
請求項8に記載の給電システム。
【請求項10】
前記受電装置は、前記受電装置を識別する識別情報を含む前記ビーコン信号を所定時間の間隔で送信し、
前記給電制御サーバは、前記識別情報を記憶する記憶部を有し、前記記憶部に記憶されている前記識別情報を前記送電装置に送信し、
前記給電制御サーバから受信された前記識別情報を含む前記ビーコン信号が前記所定時間内に受信されない場合、前記送電部は前記第1の電力を前記受電装置に送信する
請求項8に記載の給電システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、給電システムおよび給電方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
コンセント等を用いた有線による給電手段、あるいはQi(チー)等の国際規格で規定されるような無線による給電手段により給電する技術がある。例えば、特許文献1には、ニューラルネットワークを利用して給電条件を決定する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2019/087010号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
中長距離のワイヤレス給電を行う給電システムは、送電装置および受電装置を有する。受電装置はビーコン信号を定期的に送信する。送電装置は、ビーコン信号を受信することにより、受電装置の存在を認識する。必要に応じて受電装置の認証が実行され、受電装置への給電が開始される。
【0005】
しかしながら、受電装置が動作に必要な電力を有していない場合、受電装置はビーコン信号を送信することができない。そのため、受電装置への給電が開始されない。
【0006】
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであって、動作に必要な電力を有していない受電装置に対する給電を開始することができる給電システムおよび給電方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、第1の電力と、前記第1の電力よりも大きい第2の電力と、前記第1の電力よりも大きい第3の電力とを受電装置に送信する送電部と、前記送電部が前記第1の電力を前記受電装置に送信した後、前記受電装置を認証する第1の認証部と、前記送電部が前記第2の電力を前記受電装置に送信した後、前記受電装置を認証する第2の認証部と、を備え、前記第1の認証部が前記受電装置を認証した後、前記送電部は前記第2の電力を前記受電装置に送信し、前記第2の認証部が前記受電装置を認証した後、前記送電部は前記第3の電力を前記受電装置に送信する給電システムである。
【0008】
本発明は、送電部が第1の電力を受電装置に送信するステップと、前記送電部が前記第1の電力を前記受電装置に送信した後、第1の認証部が前記受電装置を認証するステップと、前記第1の認証部が前記受電装置を認証した後、前記送電部が前記第1の電力よりも大きい第2の電力を前記受電装置に送信するステップと、前記送電部が前記第2の電力を前記受電装置に送信した後、第2の認証部が前記受電装置を認証するステップと、前記第2の認証部が前記受電装置を認証した後、前記送電部が前記第1の電力よりも大きい第3の電力を前記受電装置に送信するステップと、を備える給電方法である。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、給電システムおよび給電方法は、動作に必要な電力を有していない受電装置に対する給電を開始することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の第1の実施形態による給電システムの構成を示すブロック図である。
本発明の第1の実施形態による給電制御サーバの構成を示すブロック図である。
本発明の第1の実施形態における登録情報の例を示す図である。
本発明の第1の実施形態によるTX(送電装置)の構成を示すブロック図である。
本発明の第1の実施形態によるRX(受電装置)の構成を示すブロック図である。
本発明の第1の実施形態による給電システムが実行する処理の流れを示す図である。
本発明の第1の実施形態による給電システムが実行する処理の流れを示す図である。
本発明の第1の実施形態の変形例によるTX(送電装置)の構成を示すブロック図である。
本発明の第1の実施形態の変形例による給電システムが実行する処理の流れを示す図である。
本発明の第2の実施形態による給電システムが実行する処理の流れを示す図である。
本発明の第2の実施形態の変形例による給電システムが実行する処理の流れを示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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