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公開番号2024058732
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-30
出願番号2022166007
出願日2022-10-17
発明の名称仮設構台
出願人アルインコ株式会社,戸田建設株式会社,株式会社大同機械
代理人個人
主分類E04G 1/15 20060101AFI20240422BHJP(建築物)
要約【課題】床面を提供するためのステージを備えた仮設構台を提供する。
【解決手段】仮設構築体の上に、床面を形成するステージを構築して成る仮設構台において、X方向に隣り合う支柱の上端部は、トラス構造を備えた横架装置(20)の上水平材(22)により連結され、Y方向に隣り合う支柱の上端部は、横架材(5a)により連結されており、前記横架材(5a)に足場板(6)を架設し、前記水平材(22)に架台装置(21)を装着すると共に該架台装置に遮蔽部材(40)を設けることにより、第1床構造物(F1)が構築されており、前記架台装置の上に根太材(10)を設置すると共に板材(11)を敷設することにより第2床構造物(F2)が構築されるように構成している。
【選択図】図17
特許請求の範囲【請求項1】
平面上で直交するX方向とY方向に関して、X方向に間隔をあけて列設された支柱を第1横架材で連結し、Y方向に間隔をあけて列設された支柱を第2横架材で連結することにより構築された仮設構築体の上に、床面を形成するステージを構築して成る仮設構台において、
X方向に隣り合う支柱の上端部は、トラス構造を備えた横架装置(20)の上水平材(22)により連結され、Y方向に隣り合う支柱の上端部は、横架材(5a)により連結されており、
前記ステージは、支柱の上端部に位置してX方向に隣り合う横架材(5a)に足場板(6)を架設することにより形成された床構造物(F1)により構成されており、
前記横架装置(20)は、前記水平材(22)に沿って架台装置(21)を装着すると共に、該架台装置を前記床構造物の床面から上向きに突出させて成ることを特徴とする仮設構台。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記架台装置(21)は、前記上水平材(22)に沿って装着された状態で、両側に遮蔽部材(40)を設け、
前記遮蔽部材(40)により、横架装置(20)と足場板(6)の間の隙間を塞ぐように構成されて成ることを特徴とする請求項1に記載の仮設構台。
【請求項3】
平面上で直交するX方向とY方向に関して、X方向に間隔をあけて列設された支柱を第1横架材で連結し、Y方向に間隔をあけて列設された支柱を第2横架材で連結することにより構築された仮設構築体の上に、床面を形成するステージを構築して成る仮設構台において、
X方向に隣り合う支柱の上端部は、トラス構造を備えた横架装置(20)の上水平材(22)により連結され、Y方向に隣り合う支柱の上端部は、横架材(5a)により連結されており、
前記ステージは、支柱の上端部に位置してX方向に隣り合う横架材(5a)に足場板(6)を架設することにより形成された第1床構造物(F1)の上に第2床構造物(F2)を形成することにより構築されており、
前記横架装置(20)は、前記上水平材に沿って架台装置(21)を装着すると共に、該架台装置を第1床構造物(F1)の床面から上向きに突出させ、該架台装置によりX方向の任意の位置に根太材を設置可能とする支持手段(36b)を構成し、
前記第2床構造物(F2)は、前記架台装置の支持手段(36b)に交差する根太材(10)をX方向に間隔をあけて設置すると共に、根太材の上に板材(11)を敷設することにより形成されて成ることを特徴とする仮設構台。
【請求項4】
前記架台装置(21)は、固定手段を内装しており、前記支持手段に設置された根太材の側面から固定手段に固定具を打ち込むことにより該根太材を固定するように構成されて成ることを特徴とする請求項3に記載の仮設構台。
【請求項5】
前記横架装置(20)は、上下に平行配置された金属パイプ製の上水平材(22)及び下水平材(23)と、上下水平材の両端部を連結する金属パイプ製の一対の垂直材(24)と、一対の垂直材の間において上下水平材を連結する金属パイプ製の束材(25)及び斜材(26)により、平行弦トラス構造の枠組を構成し、上水平材(22)の両端部に仮設構築体における支柱(1)の上端部に緊結される緊結手段(7a)を設けて成ることを特徴とする請求項1、2、3又は4に記載の仮設構台。
【請求項6】
前記横架装置(20)において、隣り合う束材(25)(25)の間に配置された斜材(26)の上端部は、金属板(27)を介して束材(25)の上端部と上水平材(22)に結合されて成ることを特徴とする請求項5に記載の仮設構台。
【請求項7】
前記横架装置(20)において、隣り合う束材(25)(25)の間に配置された斜材(26)の下端部は、金属板(29)を介して束材(25)の下端部と下水平材(23)に結合されて成ることを特徴とする請求項5に記載の仮設構台。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、作業構台や乗り入れ構台等、床面を提供するためのステージを備えた仮設構台に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
建築工事現場において、型枠等の治具ないし装置や建築資材等の物品を積載するため又は作業車等を乗り入れ可能とするため、仮設足場により構成された仮設構築体の天端にステージを設けた構台が構築されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2000-80794号公報
特開2003-293370号公報
特開2011-38352号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
(従来技術1)
図1は、従来技術1を示しており、仮設足場により仮設構築体1が構築され、その上に、床面を提供するステージ2Aが構築されている。
【0005】
仮設構築体1は、平面上で直交するX方向とY方向に関して、X方向に間隔をあけて列設された支柱3、3を第1横架材4で連結し、Y方向に間隔をあけて列設された支柱3、3を第2横架材5で連結することにより構築されている。
【0006】
そこで、ステージ2Aは、X方向に隣り合う第2横架材5、5に足場板6(床付き布枠)を架設することにより形成されており、多数の足場板6を縦横に敷設することにより床面が提供されている。尚、高所作業の安全を確保するため、ステージ2Aの側縁に沿って手摺7が設けられる。手摺7は、ステージ2Aのコーナに位置するコーナ支柱3aに挿着される手摺支柱7aと、手摺支柱7aに設けた手摺桟7bにより構成されている。
【0007】
ところで、従来技術1の場合、許容積載荷重が足場板の許容荷重に依存するため、大重量の積載物を載せることができない(問題点1)。
【0008】
また、積載物を躯体の内部に運ぶために台車を使用するときは、隣り合う足場板の間に隙間があるので、車輪の走行が妨げられる(問題点2)。
【0009】
更に、積載物をワイヤー等で吊持してクレーン等でステージに積載する場合、ステージに敷いた端太角の上に積載物を預け置いてワイヤー等を取外す必要があり、このため、端太角を常備しておかなければならない(問題点3)。
【0010】
(従来技術2)
図2及び図3は、従来技術2を示している。仮設構築体1及び足場板6に関する構成は、上述の従来技術1と同様であり、同じ部材は同一符号で示しているが、従来技術2の場合、ステージ2Bは、足場板6の上に重ねて構築される。
(【0011】以降は省略されています)

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