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公開番号2024058627
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-25
出願番号2023175744
出願日2023-10-11
発明の名称渦巻き形の枝部を含む化粧品塗布器、及びそのような塗布器を含むセット
出願人シャネル・パルファム・ボーテ
代理人個人
主分類A45D 34/04 20060101AFI20240418BHJP(手持品または旅行用品)
要約【課題】渦巻き形の枝部を含む化粧品塗布器、及びそのような塗布器を含むセットを提供すること。
【解決手段】本発明は、塗布端部品(3)と、ユーザによる把持に適合する把持要素(2)とを含む化粧品塗布器に関し、塗布端部品(3)は、主軸(A)の周囲に渦巻き形になりながら延在する枝部(31)を含み、これにより、枝部(31)は、主軸(A)の周囲に軸対称全体形状を有する空洞(32)を画定する。塗布端部品(3)は、把持要素(2)に対して主軸(A)回りに回転自由に組み付けられる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
塗布端部品（３）と、ユーザによる把持に適合する把持要素（２）とを含む化粧品塗布器であって、
前記塗布端部品（３）は、主軸（Ａ）の周囲に渦巻き形になりながら延在する枝部（３１）を含み、これにより、枝部（３１）は、前記主軸（Ａ）の周囲に軸対称全体形状を有する空洞（３２）を画定する、化粧品塗布器において、
前記塗布端部品（３）は、前記把持要素（２）に対して前記主軸（Ａ）回りに回転自由に組み付けられることを特徴とする、化粧品塗布器。
続きを表示（約 720 文字）【請求項２】
前記空洞（３２）には、内側要素が一切ない、請求項１に記載の塗布器。
【請求項３】
前記空洞は、前記主軸（Ａ）にわたり延在する中心要素（３４、３６）を含む、請求項１に記載の塗布器。
【請求項４】
前記空洞（３２）は、いわゆるつぼみ様形状、即ち、徐々に広がり、丸みのある先端部（３３）で終端する細長軸対称形状を有する、請求項１から３のいずれか一項に記載の塗布器。
【請求項５】
前記空洞（３２）は、球状、ナシ様、軸対称又はオジーブ様全体形状を有する、請求項１から３のいずれか一項に記載の塗布器。
【請求項６】
前記枝部（３１）には、突起がない、請求項１から３のいずれか一項に記載の塗布器。
【請求項７】
厳密に３、４、５、６、７、８、９又は１０個の枝部（３１）を含む、請求項１から３のいずれか一項に記載の塗布器。
【請求項８】
各前記枝部（３１）は、９０°から７２０°の間、好ましくは、１８０°の範囲内に含まれる角度ずつ、前記主軸（Ａ）の周囲に渦巻き形になりながら回転する、請求項１から３のいずれか一項に記載の塗布器。
【請求項９】
前記塗布端部品の少なくとも前記枝部（３１）は、金属であるか、又はセラミック、木、ガラス、若しくはプラスチック材料から作製される、請求項１から３のいずれか一項に記載の塗布器。
【請求項１０】
各前記枝部（３１）は、前記枝部（３１）の表面に、粗さを増大させるテクスチャを含む、請求項１から３のいずれか一項に記載の塗布器。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、化粧品塗布器の分野に関する。
続きを表示（約 1,200 文字）【０００２】
詳細には、本発明は、皮膚上、例えば、目の輪郭、特に、目元に対する液状、粘性又はペースト状化粧品の塗布に適合する塗布端部品に関する。概して、本文書において、皮膚上への化粧品の塗布が考慮されるが、本発明をこの塗布領域に限定するものではない。
【背景技術】
【０００３】
本文書において、塗布端部品とは、化粧品を塗布するために皮膚との接触が意図される塗布器の部分を指す。
【０００４】
本文書において、化粧品は、特に、皮膚、唇又は皮膚付属器を化粧する全ての製品を含む。本発明の塗布器物体は、皮膚、唇又は皮膚付属器への塗布が意図されるケア製品、特に、液状及びペースト状のケア・フォーミュラの塗布にも適している。簡単にするために、本文書全体を通して、化粧品に言及する際、この化粧品は、ケア製品も含む。
【０００５】
当然、本文書の残りにおいて、用語「ユーザ」は、男性ユーザ又は女性ユーザを公平に指す。
【０００６】
化粧品は、皮膚上で、一様で微細な層で均質に堆積されるべきである。理想的には、塗布器は、化粧品塗布領域の軽いマッサージも可能にすべきである。塗布時の清涼感が望ましい場合もある。
【０００７】
様々な塗布器がこの目的で考慮されている。
【０００８】
したがって、化粧品の塗布に適している最も通常の塗布器は、「チューブ押し」型塗布器、「塗布器端部品を有するスティック」型塗布器、及び「ロールオン」と呼ばれることが多い回転ボールを有する塗布器である。
【０００９】
「チューブ押し」型塗布器は、塗布される製品を収容する可撓性チューブを含む。チューブを押すと、比較的平坦で、一般的に金属製の塗布領域上に位置する開口を介して製品が排出され、塗布時に清涼感を与えるはずである。この塗布器の種類により送出される製品の量は、量がチューブに加えられる力に依存するので、不正確である。更に、塗布表面を使用して製品を広げることは、皮膚との摩擦によって行われ、一様な製品膜の堆積を可能にしない。塗布中の摩擦は、攻撃的でもあり、皮膚をひりひりさせることさえある。
【００１０】
「塗布器端部品を有するスティック」型塗布器は、丸みのある端部品を有する金属製スティックを含む。スティック及びスティックの端部品は、端部品が製品で覆われるように化粧品中に浸漬されるはずである。製品の塗布は、ユーザの皮膚上で端部品を擦ることによって、又は皮膚への塗布器の繰返しの接触により少量の製品を堆積させることによって、行われる。チューブ押し型塗布器と同様に、このスティック型塗布器は、製品の一様な塗布を可能にするものではない。塗布中の摩擦は、攻撃的でもあり、皮膚をひりひりさせることさえある。更に、一部の製品は、スティックと端部品との間に留まる性質があり、塗布されない塊を形成する。
（【００１１】以降は省略されています）

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