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公開番号2024058575
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-25
出願番号2023125382
出願日2023-08-01
発明の名称印刷回路基板及びその製造方法
出願人サムソン エレクトロ-メカニックス カンパニーリミテッド.
代理人弁理士法人共生国際特許事務所
主分類H05K 3/46 20060101AFI20240418BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】キャビティ周辺の回路パターンの損傷なく所望する深さのキャビティを形成することができる印刷回路基板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】本発明の印刷回路基板は、第1絶縁層と、第1絶縁層に埋込まれた第1配線層と、第1絶縁層に形成された第1ビア内に位置する第1ビア層と、第1絶縁層上に位置する第2絶縁層と、第2絶縁層に埋込まれた第2配線層と、第2絶縁層に形成された第2ビア内に位置する第2ビア層と、第1絶縁層及び第2絶縁層の一部に形成されたキャビティと、を備え、キャビティは、第1絶縁層に形成されて互いに異なる幅を有する第1部分及び第2部分を含み、第1部分は、第1配線層の側面に位置し、第2部分は、第1ビア層の側面に位置し、第1部分の第1幅は、第2部分の第2幅よりも広い。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
第1絶縁層と、
前記第1絶縁層に埋込まれた第1配線層と、
前記第1絶縁層に形成された第1ビア内に位置する第1ビア層と、
前記第1絶縁層上に位置する第2絶縁層と、
前記第2絶縁層に埋込まれた第2配線層と、
前記第2絶縁層に形成された第2ビア内に位置する第2ビア層と、
前記第1絶縁層及び前記第2絶縁層の一部に形成されたキャビティと、を備え、
前記キャビティは、前記第1絶縁層に形成されて互いに異なる幅を有する第1部分及び第2部分を含み、
前記第1部分は、前記第1配線層の側面に位置し、
前記第2部分は、前記第1ビア層の側面に位置し、
前記第1部分の第1幅は、前記第2部分の第2幅よりも広いことを特徴とする印刷回路基板。
続きを表示(約 920 文字)【請求項2】
前記キャビティは、前記第2絶縁層の一部に形成された第3部分を更に含み、
前記第3部分は、前記第2配線層の側面に位置することを特徴とする請求項1に記載の印刷回路基板。
【請求項3】
前記第1部分の深さは、前記第1配線層の厚さと同一であり、
前記第2部分の深さは、前記第1ビア層の厚さと同一であることを特徴とする請求項1に記載の印刷回路基板。
【請求項4】
前記第3部分の深さは、前記第2配線層の厚さと同一であることを特徴とする請求項2に記載の印刷回路基板。
【請求項5】
前記第3部分の第3幅は、前記第1幅と同一であることを特徴とする請求項2に記載の印刷回路基板。
【請求項6】
前記第1絶縁層の下に位置するソルダレジスト層を更に含み、
前記キャビティは、前記ソルダレジスト層に形成された第4部分を更に含み、
前記第4部分の第4幅は、前記第1幅及び前記第2幅よりも広いことを特徴とする請求項2に記載の印刷回路基板。
【請求項7】
前記第1配線層と前記第2配線層とは、前記第1ビア層を介して互いに連結されることを特徴とする請求項1に記載の印刷回路基板。
【請求項8】
前記第1絶縁層と前記第2絶縁層との間に位置する第4絶縁層を更に含み、
前記キャビティは、前記第4絶縁層に形成されて互いに異なる幅を有する第5部分及び第6部分を更に含むことを特徴とする請求項1に記載の印刷回路基板。
【請求項9】
前記第4絶縁層に埋込まれた第4配線層と、
前記第4絶縁層に形成された第4ビア内に位置する第4ビア層と、を更に含み、
前記第5部分は、前記第4配線層の側面に位置し、
前記第6部分は、前記第4ビア層の側面に位置することを特徴とする請求項8に記載の印刷回路基板。
【請求項10】
前記第2絶縁層から前記キャビティに向かって突出する複数の突出部を更に含むことを特徴とする請求項1又は8に記載の印刷回路基板。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、印刷回路基板及びその製造方法に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
印刷回路基板は、絶縁材に銅のような導電性材料で回路パターンを形成したものであり、携帯電話をはじめとするIT分野の電子機器の小型化に伴い、印刷回路基板にキャビティを形成し、キャビティ内にIC、能動素子、又は受動素子などの電子部品を実装する方法が提案されている。
【0003】
電子部品が実装される印刷回路基板のキャビティの深さに応じて、電子部品のうちの印刷回路基板内に実装される部分の高さも変化する。
【0004】
印刷回路基板のキャビティの深さが深いほど電子部品の多くの部分をキャビティ内に実装することが可能であり、電子部品と印刷回路基板とをパッケージングした製品の全体厚さを減少させることができる。
【0005】
しかし、印刷回路基板にキャビティを形成する場合、キャビティの深さを調節しにくく、キャビティの深さを深く形成するために周辺の回路パターンが損傷することもある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2020-145482号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであって、本発明の目的は、キャビティ周辺の回路パターンの損傷なく所望する深さのキャビティを形成することができる印刷回路基板及びその製造方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するためになされた本発明の一態様による印刷回路基板は、第1絶縁層と、前記第1絶縁層に埋込まれた第1配線層と、前記第1絶縁層に形成された第1ビア内に位置する第1ビア層と、前記第1絶縁層上に位置する第2絶縁層と、前記第2絶縁層に埋込まれた第2配線層と、前記第2絶縁層に形成された第2ビア内に位置する第2ビア層と、前記第1絶縁層及び前記第2絶縁層の一部に形成されたキャビティと、を備え、前記キャビティは、前記第1絶縁層に形成されて互いに異なる幅を有する第1部分及び第2部分を含み、前記第1部分は、前記第1配線層の側面に位置し、前記第2部分は、前記第1ビア層の側面に位置し、前記第1部分の第1幅は、前記第2部分の第2幅よりも広い。
【0009】
前記キャビティは、前記第2絶縁層の一部に形成された第3部分を更に含み、前記第3部分は、前記第2配線層の側面に位置し得る。
前記第1部分の深さは、前記第1配線層の厚さと同一であり、前記第2部分の深さは、前記第1ビア層の厚さと同一であり得る。
前記第3部分の深さは、前記第2配線層の厚さと同一であり得る。
前記第3部分の第3幅は、前記第1幅と同一であり得る。
前記印刷回路基板は、前記第1絶縁層の下に位置するソルダレジスト層を更に含み、前記キャビティは、前記ソルダレジスト層に形成された第4部分を更に含み、前記第4部分の第4幅は、前記第1幅及び前記第2幅よりも広い。
前記第1配線層と前記第2配線層とは、前記第1ビア層を介して互いに連結され得る。
前記印刷回路基板は、前記第1絶縁層と前記第2絶縁層との間に位置する第4絶縁層を更に含み、前記キャビティは、前記第4絶縁層に形成されて互いに異なる幅を有する第5部分及び第6部分を更に含み得る。
前記印刷回路基板は、前記第4絶縁層に埋込まれた第4配線層と、前記第4絶縁層に形成された第4ビア内に位置する第4ビア層と、を更に含み、前記第5部分は、前記第4配線層の側面に位置し、前記第6部分は、前記第4ビア層の側面に位置し得る。
前記印刷回路基板は、前記第2絶縁層から前記キャビティに向かって突出する複数の突出部を更に含み得る。
【0010】
上記目的を達成するためになされた本発明の他の態様による印刷回路基板は、第1絶縁層と、前記第1絶縁層に埋込まれた第1配線層と、前記第1絶縁層に形成された第1ビア内に位置する第1ビア層と、前記第1絶縁層上に位置する第2絶縁層と、前記第2絶縁層に埋込まれた第2配線層と、前記第2絶縁層に形成された第2ビア内に位置する第2ビア層と、前記第1絶縁層を貫通する第1部分及び第2部分、並びに前記第2絶縁層の一部に形成された第3部分を含むキャビティと、を備え、前記キャビティの前記第3部分は、前記第2配線層の側面に位置し、前記キャビティの前記第3部分の深さは、前記第2配線層の厚さと同一である。
(【0011】以降は省略されています)

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