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公開番号2024058403
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-25
出願番号2022165745
出願日2022-10-14
発明の名称コンテンツ再生制御システム
出願人株式会社毎日放送,一般財団法人電力中央研究所,株式会社れ組,学校法人東京理科大学
代理人弁理士法人つばさ国際特許事務所
主分類G10H 1/00 20060101AFI20240418BHJP(楽器;音響)
要約【課題】コンテンツ再生の際の斬新性を向上させることが可能な、コンテンツ再生制御システムを提供する。
【解決手段】本開示の一実施の形態に係るコンテンツ再生制御システムは、動作体の動作を検出するセンサと、このセンサによる動作体の動作の検出結果に基づいて、コンテンツ再生装置におけるコンテンツの再生動作を制御する情報処理装置と、を備えている。この情報処理装置は、動作体の動作の検出結果に基づいて所定の解析処理を行うことにより、動作体の動作のテンポを示すテンポ情報を抽出する解析処理部と、この解析処理部によって抽出されたテンポ情報に基づいて、動作体の動作のテンポを、コンテンツの再生動作へと反映させる制御部と、を有している。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
動作体の動作を検出するセンサと、
前記センサによる前記動作体の動作の検出結果に基づいて、コンテンツ再生装置におけるコンテンツの再生動作を制御する情報処理装置と
を備え、
前記情報処理装置は、
前記動作体の動作の検出結果に基づいて所定の解析処理を行うことにより、前記動作体の動作のテンポを示すテンポ情報を抽出する解析処理部と、
前記解析処理部によって抽出された前記テンポ情報に基づいて、前記動作体の動作のテンポを、前記コンテンツの再生動作へと反映させる制御部と
を有するコンテンツ再生制御システム。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記制御部は、前記テンポ情報に基づいて、
前記コンテンツの再生速度および再生内容のうちの少なくとも一方を、変化させる
請求項1に記載のコンテンツ再生制御システム。
【請求項3】
前記制御部は、前記再生速度および前記再生内容のうちの少なくとも一方を、時間軸に沿って連続的に変化させる
請求項2に記載のコンテンツ再生制御システム。
【請求項4】
前記コンテンツの再生動作として、音楽の再生動作と映像の再生動作とのうちの、少なくとも一方を含んでいる
請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のコンテンツ再生制御システム。
【請求項5】
前記制御部は、
前記コンテンツの再生動作として、前記音楽の再生動作を少なくとも含んでいる場合には、
前記テンポ情報に基づいて、オリジナル音声データに含まれる第1の拍間隔を変化させることにより、前記音楽の再生動作の際の、再生速度を変化させる
請求項4に記載のコンテンツ再生制御システム。
【請求項6】
前記テンポ情報は、前記動作体の動作のテンポを示す、第2の拍間隔の情報を含んでおり、
前記制御部は、
前記オリジナル音声データにて規定されているオリジナル再生速度に対して、前記第1の拍間隔に対する前記第2の拍間隔の比率を乗ずることにより、
前記音楽の再生速度としての前記オリジナル再生速度を、変化させる
請求項5に記載のコンテンツ再生制御システム。
【請求項7】
前記制御部は、前記音楽の再生動作の際に、
前記オリジナル再生速度を変化させる一方、
前記オリジナル音声データにて規定されているオリジナル音程については、変化させない
請求項6に記載のコンテンツ再生制御システム。
【請求項8】
前記制御部は、前記動作体の動作のテンポを、前記コンテンツの再生動作に加え、演出装置における所定の演出動作にも、反映させる
請求項1に記載のコンテンツ再生制御システム。
【請求項9】
前記解析処理部は、
前記動作体の動作の検出結果としての、速度、加速度、角速度および地磁気のうちの少なくとも1つのパラメータにおける、時間変化の状況に基づいて、
前記所定の解析処理を行うことにより、前記テンポ情報を抽出する
請求項1に記載のコンテンツ再生制御システム。
【請求項10】
前記センサと前記情報処理装置とが、単一の装置内に、一体化して搭載されている
請求項1に記載のコンテンツ再生制御システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、コンテンツの再生動作を制御するコンテンツ再生制御システムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
映像や音楽等のコンテンツの再生動作を制御するシステム(コンテンツ再生制御システム)として、各種のシステムが提案されている。このようなコンテンツ再生の際の制御システムとしては、例えば特許文献1に開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-011981号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記したコンテンツ再生制御システムでは、コンテンツ再生の際の斬新性を向上させることが求められている。コンテンツ再生の際の斬新性を向上させることが可能な、コンテンツ再生制御システムを提供することが望ましい。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一実施の形態に係るコンテンツ再生制御システムは、動作体の動作を検出するセンサと、このセンサによる動作体の動作の検出結果に基づいて、コンテンツ再生装置におけるコンテンツの再生動作を制御する情報処理装置と、を備えたものである。この情報処理装置は、動作体の動作の検出結果に基づいて所定の解析処理を行うことにより、動作体の動作のテンポを示すテンポ情報を抽出する解析処理部と、この解析処理部によって抽出されたテンポ情報に基づいて、動作体の動作のテンポを、コンテンツの再生動作へと反映させる制御部と、を有している。
【発明の効果】
【0006】
本開示の一実施の形態に係るコンテンツ再生制御システムによれば、コンテンツ再生の際の斬新性を向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本開示の一実施の形態に係るコンテンツ再生システムの全体構成例を模式的に表すブロック図である。
図1に示した振動センサによる検出結果としての相対位置の時間変化の一例を表す図である。
図1に示した振動センサによる検出結果としての速度の時間変化の一例を表す図である。
図1に示した振動センサによる検出結果としての加速度の時間変化の一例を表す図である。
図1に示した振動センサによる検出結果としての角速度の時間変化の一例を表す図である。
実施の形態に係るテンポ情報に基づく制御動作の一例を表す図である。
図3に示した制御動作の一例としての音楽の再生動作への制御動作例を表すタイミング図である。
変形例1に係るコンテンツ再生システムの全体構成例を模式的に表すブロック図である。
変形例2に係るコンテンツ再生システムの全体構成例を模式的に表すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、説明は以下の順序で行う。
1.実施の形態(舞台上の演者の動作を検出してコンテンツ再生動作に反映させる例)
2.変形例
変形例1(観客の動作も検出してコンテンツ再生動作に反映させる例)
変形例2(建物内のユーザの動作を検出してコンテンツ再生動作に反映させる例)
3.その他の変形例
【0009】
<1.実施の形態>
[システムの全体構成]
図1は、本開示の一実施の形態に係るコンテンツ再生システム(コンテンツ再生システム3)の全体構成例を、模式的にブロック図で表したものである。このコンテンツ再生システム3は、図1に示した例では、舞台4上の演者51と、複数の観客52とを含んで実施される、ライブイベントに適用されるシステムとなっている。なお、演者51としては、例えばダンサーなどが挙げられる(図1参照)。また、このような演者51は、本開示における「動作体」(後述する振動センサ21による検出対象の動作体)の一具体例に対応している。
【0010】
コンテンツ再生システム3は、図1に示したように、舞台4上に配置されたコンテンツ再生装置1aおよび演出装置1bと、演者51の近傍に配置されたスマートデバイス2とを、備えている。
(【0011】以降は省略されています)

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