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公開番号2024057819
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-25
出願番号2022164742
出願日2022-10-13
発明の名称表示装置及びその製造方法
出願人株式会社ジャパンディスプレイ
代理人弁理士法人スズエ国際特許事務所
主分類H05B 33/26 20060101AFI20240418BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】発光効率を向上することが可能な表示装置及びその製造方法を提供する。
【解決手段】一実施形態によれば、基板と、前記基板の上方に配置された第1下地電極と、無機絶縁材料で形成され、前記第1下地電極と重なる開口を有するリブと、前記開口に配置され、前記第1下地電極と電気的に接続された第1下電極と、前記リブの上に配置された導電性の下部及び前記下部の側面から突出する上部を含み、前記第1下電極を囲う隔壁と、第1色の光を放つように構成され、前記第1下電極を覆う第1有機層と、前記第1有機層の上に配置され、前記下部に接触する第1上電極と、を備え、前記第1下地電極の周縁部は、前記リブで覆われ、前記第1下地電極は、第1金属材料で形成され、前記第1下電極の周縁部は、前記リブの上に位置し、前記第1下電極は、前記第1金属材料とは異なる第2金属材料で形成されている。
【選択図】 図3
特許請求の範囲【請求項1】
基板と、
前記基板の上方に配置された第1下地電極と、
無機絶縁材料で形成され、前記第1下地電極と重なる開口を有するリブと、
前記開口に配置され、前記第1下地電極と電気的に接続された第1下電極と、
前記リブの上に配置された導電性の下部及び前記下部の側面から突出する上部を含む隔壁と、
第1色の光を放つように構成され、前記第1下電極を覆う第1有機層と、
前記第1有機層の上に配置され、前記下部に接触する第1上電極と、を備え、
前記第1下地電極の周縁部は、前記リブで覆われ、
前記第1下地電極は、第1金属材料で形成され、
前記第1下電極の周縁部は、前記リブの上に位置し、
前記第1下電極は、前記第1金属材料とは異なる第2金属材料で形成されている、表示装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
さらに、
前記基板の上方に配置され、前記第1下地電極から離間し、前記第1金属材料で形成された第2下地電極と、
前記第2下地電極と電気的に接続され、前記第2金属材料で形成された第2下電極と、
前記第1色とは異なる第2色の光を放つように構成され、前記第2下電極を覆う第2有機層と、
前記第2有機層の上に配置され、前記下部に接触する第2上電極と、を備え、
前記第2下地電極の周縁部は、前記リブで覆われ、
前記第2下電極の周縁部は、前記リブの上に位置し、
前記第1下電極の厚さは、前記第2下電極の厚さとは異なる、請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記第2色は、前記第1色よりも長波長の色であり、
前記第2下電極の厚さは、前記第1下電極の厚さより大きい、請求項2に記載の表示装置。
【請求項4】
前記第1金属材料は、アルミニウム又はアルミニウム合金であり、
前記第2金属材料は、銀である、請求項1に記載の表示装置。
【請求項5】
前記第1下地電極の厚さは、50nm以上である、請求項1に記載の表示装置。
【請求項6】
前記第1下電極の厚さは、10nm以上である、請求項1に記載の表示装置。
【請求項7】
前記第1下電極の厚さは、前記第1下地電極の厚さより小さい、請求項1に記載の表示装置。
【請求項8】
前記第2下電極の厚さは、前記第2下地電極の厚さと同等、あるいは、前記第2下地電極の厚さより小さい、請求項2に記載の表示装置。
【請求項9】
前記第1下電極は、前記第1下地電極に接触し、
前記第2下電極は、前記第2下地電極に接触している、請求項2に記載の表示装置。
【請求項10】
さらに、
前記第1下地電極と前記第1下電極との間に介在する第1中間電極と、
前記第2下地電極と前記第2下電極との間に介在する第2中間電極と、を備え、
前記第1中間電極及び前記第2中間電極の各々の周縁部は、前記リブの上に位置し、
前記第1中間電極及び前記第2中間電極は、前記第2金属材料とは異なる第3金属材料で形成されている、請求項2に記載の表示装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、表示装置およびその製造方法に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
近年、表示素子として有機発光ダイオード(OLED)を適用した表示装置が実用化されている。この表示素子は、下電極と、下電極を覆う有機層と、有機層を覆う上電極とを備えている。
【0003】
上記のような表示装置において、表示素子の発光効率を向上させる技術が必要とされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2000-195677号公報
特開2004-207217号公報
特開2008-135325号公報
特開2009-32673号公報
特開2010-118191号公報
国際公開第2018/179308号
米国特許出願公開第2022/0077251号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の目的は、発光効率を向上することが可能な表示装置及びその製造方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一実施形態によれば、表示装置は、
基板と、前記基板の上方に配置された第1下地電極と、無機絶縁材料で形成され、前記第1下地電極と重なる開口を有するリブと、前記開口に配置され、前記第1下地電極と電気的に接続された第1下電極と、前記リブの上に配置された導電性の下部及び前記下部の側面から突出する上部を含み、前記第1下電極を囲う隔壁と、第1色の光を放つように構成され、前記第1下電極を覆う第1有機層と、前記第1有機層の上に配置され、前記下部に接触する第1上電極と、を備え、前記第1下地電極の周縁部は、前記リブで覆われ、前記第1下地電極は、第1金属材料で形成され、前記第1下電極の周縁部は、前記リブの上に位置し、前記第1下電極は、前記第1金属材料とは異なる第2金属材料で形成されている。
【0007】
一実施形態によれば、表示装置の製造方法は、
基板の上方に第1金属材料で金属層を形成し、前記金属層をパターニングして、第1下地電極を形成し、前記第1下地電極と重なる開口を有するリブ、及び、前記リブの上に位置する導電性の下部及び前記下部の側面から突出する上部を含む隔壁を形成し、前記第1金属材料とは異なる第2金属材料を蒸着して、前記第1下地電極と電気的に接続された第1下電極を形成し、前記第1下電極の上に第1有機層を形成し、前記第1有機層の上に位置し、前記下部に接触する第1上電極を形成する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、一実施形態に係る表示装置DSPの構成例を示す図である。
図2は、副画素SP1,SP2,SP3のレイアウトの一例を示す図である。
図3は、図2中のA-B線に沿う表示装置DSPの一構成例を示す断面図である。
図4は、反射率のシミュレーション結果を示す図である。
図5は、図4に示した結果を波長域毎にまとめた図である。
図6は、有機層OR1,OR2,OR3に適用し得る層構造の一例を示す図である。
図7は、副画素SP1及び副画素SP2の間の隔壁6とその近傍を拡大した概略的な断面図である。
図8は、表示装置DSPの製造方法の一例を示すフローチャートである。
図9は、表示装置DSPの製造工程を示す概略的な断面図である。
図10は、図9に続く製造工程を示す概略的な断面図である。
図11は、図10に続く製造工程を示す概略的な断面図である。
図12は、図11に続く製造工程を示す概略的な断面図である。
図13は、図12に続く製造工程を示す概略的な断面図である。
図14は、図13に続く製造工程を示す概略的な断面図である。
図15は、図14に続く製造工程を示す概略的な断面図である。
図16は、図15に続く製造工程を示す概略的な断面図である。
図17は、図16に続く製造工程を示す概略的な断面図である。
図18は、図17に続く製造工程を示す概略的な断面図である。
図19は、図18に続く製造工程を示す概略的な断面図である。
図20は、表示装置DSPの他の構成例を示す断面図である。
図21は、図20に示した表示装置DSPの製造工程を示す概略的な断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
一実施形態について図面を参照しながら説明する。
開示はあくまで一例に過ぎず、当業者において、発明の主旨を保っての適宜変更について容易に想到し得るものについては、当然に本発明の範囲に含有されるものである。また、図面は、説明をより明確にするため、実際の態様に比べて、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。また、本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同一または類似した機能を発揮する構成要素には同一の参照符号を付し、重複する詳細な説明を適宜省略することがある。
【0010】
なお、図面には、必要に応じて理解を容易にするために、互いに直交するX軸、Y軸およびZ軸を記載する。X軸に沿った方向を第1方向Xと称し、Y軸に沿った方向を第2方向Yと称し、Z軸に沿った方向を第3方向Zと称する。第3方向Zと平行に各種要素を見ることを平面視という。
(【0011】以降は省略されています)

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