TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024057688
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-25
出願番号2022164496
出願日2022-10-13
発明の名称システム
出願人ソフトバンク株式会社
代理人弁理士法人RYUKA国際特許事務所
主分類H02J 7/34 20060101AFI20240418BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】バスとバッテリーパックとの間に電流が流れない切断状態とを切替可能な、放電用FET及び充電用FETを有するシステムを提供する。
【解決手段】システム10は、複数の発電部及び複数の負荷が接続されたバス400に対して並列に接続された複数の切替部であって、それぞれがバス400に対するバッテリーパックの接続のオンオフを切り替える複数の切替部と、複数の切替部のそれぞれに接続された複数のバッテリーパックと、複数のバッテリーパックのすべてが放電する場合と比較して、複数のバッテリーパックのそれぞれの放電レートが高くなるように、複数のバッテリーパックに交互に放電させるように複数の切替部を管理する管理部を有する管理装置と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
発電部及び負荷が接続されたバスに対して並列に接続された複数の切替部であって、それぞれが前記バスに対するバッテリーパックの接続のオンオフを切り替える複数の切替部と、
前記複数の切替部のそれぞれに接続された複数の前記バッテリーパックと、
前記複数のバッテリーパックのすべてが放電する場合と比較して、前記複数のバッテリーパックのそれぞれの放電レートが高くなるように、前記複数のバッテリーパックに交互に放電させるように前記複数の切替部を管理する管理部と
を備え、
前記複数の切替部のうちの少なくともいずれかは、接続された前記バッテリーパックから前記バスに対して電流が流れる放電状態、前記バスから前記バッテリーパックに対して電流が流れる充電状態、及び前記バスと前記バッテリーパックとの間に電流が流れない切断状態とを切替可能な、放電用FET及び充電用FETを有する、システム。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記複数の切替部のうちの一部は、前記放電用FET及び前記充電用FETを有し、前記複数の切替部のうちの他の一部は、前記バスに接続されたコンタクタと、前記コンタクタと前記バッテリーパックとの間に直列に接続された前記放電用FET及び前記充電用FETとを有する、請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
前記管理部は、予め定められた条件が満たされている間、前記複数の切替部のうちの前記他の一部の前記コンタクタをオフの状態で維持する、請求項2に記載のシステム。
【請求項4】
前記管理部は、前記システムが、雷が発生するエリアに位置する間、前記複数の切替部のうちの前記他の一部の前記コンタクタをオフの状態で維持する、請求項3に記載のシステム。
【請求項5】
前記管理部は、前記複数の切替部のうちの前記他の一部の前記放電用FET及び前記充電用FETの少なくともいずれかに不具合が発生している場合、当該他の一部の前記コンタクタをオフの状態で維持する、請求項3に記載のシステム。
【請求項6】
前記コンタクタは、制御電流が加わったときにオフになるタイプであり、
前記管理部は、前記予め定められた条件が満たされている間、前記コンタクタに対して前記制御電流を加える、請求項3に記載のシステム。
【請求項7】
前記複数の切替部のうちの一部は、前記放電用FET及び前記充電用FETを有し、前記複数の切替部のうちの他の一部は、接続された前記バッテリーパックと前記バスとの間の電流のオンオフを切り替えるコンタクタを有する、請求項1に記載のシステム。
【請求項8】
前記管理部は、充電時において、前記複数の切替部のうちの前記一部を前記充電状態にし、前記複数の切替部のうちの前記他の一部の前記コンタクタをオンにし、放電時において、前記複数の切替部のうちの前記他の一部の前記コンタクタをオンにし、前記複数の切替部のうちの前記一部を交互に前記放電状態にする、請求項7に記載のシステム。
【請求項9】
前記管理部は、前記放電時において、前記複数の切替部のうちの前記一部について、同時に全ての前記切替部が前記放電状態にならないように交互に前記放電状態にする、請求項8に記載のシステム。
【請求項10】
前記複数の切替部のすべてが、前記放電用FET及び前記充電用FETを有する、請求項1に記載のシステム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、システムに関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
HAPS(High Altitude Platform Station)のように、比較的低い放電レートでバッテリの電力を放電して、各種動作を実行する装置が知られていた(例えば、特許文献1参照)。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1]特開2020-043494号公報
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0003】
本発明の一実施態様によれば、システムが提供される。前記システムは、発電部及び負荷が接続されたバスに対して並列に接続された複数の切替部であって、それぞれが前記バスに対するバッテリーパックの接続のオンオフを切り替える複数の切替部を備えてよい。前記システムは、前記複数の切替部のそれぞれに接続された複数の前記バッテリーパックを備えてよい。前記システムは、前記複数のバッテリーパックのすべてが放電する場合と比較して、前記複数のバッテリーパックのそれぞれの放電レートが高くなるように、前記複数のバッテリーパックに交互に放電させるように前記複数の切替部を管理する管理部を備えてよい。前記複数の切替部のうちの少なくともいずれかは、接続された前記バッテリーパックから前記バスに対して電流が流れる放電状態、前記バスから前記バッテリーパックに対して電流が流れる充電状態、及び前記バスと前記バッテリーパックとの間に電流が流れない切断状態とを切替可能な、放電用FET及び充電用FETを有してよい。
【0004】
前記システムにおいて、前記複数の切替部のうちの一部は、前記放電用FET及び前記充電用FETを有し、前記複数の切替部のうちの他の一部は、前記バスに接続されたコンタクタと、前記コンタクタと前記バッテリーパックとの間に直列に接続された前記放電用FET及び前記充電用FETとを有してよい。前記管理部は、予め定められた条件が満たされている間、前記複数の切替部のうちの前記他の一部の前記コンタクタをオフの状態で維持してよい。前記管理部は、前記システムが、雷が発生するエリアに位置する間、前記複数の切替部のうちの前記他の一部の前記コンタクタをオフの状態で維持してよい。前記管理部は、前記複数の切替部のうちの前記他の一部の前記放電用FET及び前記充電用FETの少なくともいずれかに不具合が発生している場合、当該他の一部の前記コンタクタをオフの状態で維持してよい。前記コンタクタは、制御電流が加わったときにオフになるタイプであってよく、前記管理部は、前記予め定められた条件が満たされている間、前記コンタクタに対して前記制御電流を加えてよい。
【0005】
前記いずれかのシステムにおいて、前記複数の切替部のうちの一部は、前記放電用FET及び前記充電用FETを有し、前記複数の切替部のうちの他の一部は、接続された前記バッテリーパックと前記バスとの間の電流のオンオフを切り替えるコンタクタを有してよい。前記管理部は、充電時において、前記複数の切替部のうちの前記一部を前記充電状態にし、前記複数の切替部のうちの前記他の一部の前記コンタクタをオンにし、放電時において、前記複数の切替部のうちの前記他の一部の前記コンタクタをオンにし、前記複数の切替部のうちの前記一部を交互に前記放電状態にしてよい。前記管理部は、前記放電時において、前記複数の切替部のうちの前記一部について、同時に全ての前記切替部が前記放電状態にならないように交互に前記放電状態にしてよい。
【0006】
前記いずれかのシステムにおいて、前記複数の切替部のすべてが、前記放電用FET及び前記充電用FETを有してよい。
【0007】
前記いずれかのシステムにおいて、前記複数の切替部のすべてが、前記バスに接続されたコンタクタと、前記コンタクタと前記バッテリーパックとの間に直列に接続された前記放電用FET及び前記充電用FETとを有してよい。前記管理部は、予め定められた条件が満たされている間、前記複数の切替部のうちの一部の切替部の前記コンタクタをオフの状態で維持してよい。前記管理部は、前記システムが、雷が発生するエリアに位置する間、前記複数の切替部のうちの前記一部の切替部の前記コンタクタのみをオンとし、前記複数の切替部のうちの他の切替部の前記コンタクタをオフの状態で維持してよい。前記複数の切替部の前記コンタクタは、制御電流が加わったときにオフになるタイプであってよく、前記管理部は、前記システムが、雷が発生するエリアに位置する間、前記複数の切替部のうちの前記他の切替部の前記コンタクタに対して前記制御電流を加えてよい。
【0008】
前記いずれかのシステムにおいて、前記管理部は、前記複数のバッテリーパックのうち、電圧が最大のバッテリーパックと、電圧が最小のバッテリーパックとの電圧の差が電圧閾値より大きくならないように、前記複数のバッテリーパックに交互に放電させるように前記複数の切替部を制御してよい。
【0009】
前記いずれかのシステムにおいて、前記管理部は、前記発電部によって発電された電力によって、前記複数のバッテリーパックを同時に充電するように、前記複数の切替部を制御してよい。
【0010】
前記いずれかのシステムにおいて、前記システムは飛行体に搭載されてよく、前記複数のバッテリーパックは前記飛行体の翼部に配置されてよく、前記発電部は太陽光発電を実行してよく、前記負荷は、前記飛行体のプロペラを回転させるモータであってよい。前記システムは、前記飛行体を備えてよい。前記飛行体は、前記複数のバッテリーパックによって放電された電力を用いて、地上に向けてビームを照射することにより形成した通信エリア内のユーザ端末に無線通信サービスを提供する通信制御部を有してよい。
(【0011】以降は省略されています)

特許ウォッチbot のツイートを見る
この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
2軸モーター
8日前
ニデック株式会社
モータ
23日前
個人
バッテリーの補助装置
16日前
個人
磁力のみを動力とするモーター
17日前
株式会社アイドゥス企画
モータシリンダ
23日前
トヨタ自動車株式会社
モータ
2日前
日産自動車株式会社
発電装置
16日前
オムロン株式会社
電力変換装置
9日前
株式会社ミツバ
制動装置
9日前
株式会社ミツバ
回転電機
16日前
株式会社ミツバ
回転電機
16日前
株式会社ミツバ
回転電機
3日前
富士電機株式会社
電力変換装置
4日前
個人
非対称鏡像力駆動型の静電発電機
4日前
ブラザー工業株式会社
制御装置
23日前
ヴィガラクス株式会社
電気供給システム
10日前
株式会社ダイヘン
双方向コンバータ
3日前
個人
超電導ロータリー式発電原動機
9日前
矢崎総業株式会社
電気接続箱
10日前
ニチコン株式会社
電源装置
16日前
富士電機株式会社
半導体モジュール
9日前
トヨタ自動車株式会社
駆動装置
10日前
株式会社日立製作所
電気機器
16日前
株式会社日立製作所
電気機器
16日前
トヨタ紡織株式会社
ロータの製造方法
17日前
株式会社デンソー
電力変換装置
10日前
大阪瓦斯株式会社
電力調達装置
23日前
株式会社デンソー
電力変換装置
10日前
株式会社ダイフク
非接触給電設備
10日前
ボーンズ株式会社
放電回路
16日前
株式会社テイエルブイ
発電装置
10日前
ダイハツ工業株式会社
グロメット
9日前
ニデック株式会社
駆動装置
23日前
ニデック株式会社
駆動装置
23日前
ニデック株式会社
駆動装置
23日前
住友電装株式会社
配線部材
11日前
続きを見る