TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024055126
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-18
出願番号2022161789
出願日2022-10-06
発明の名称調光装置および調光装置の製造方法
出願人株式会社ジャパンディスプレイ
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G02F 1/13 20060101AFI20240411BHJP(光学)
要約【課題】調光パネルの積層方向から見て、より小さい調光装置および調光装置の製造方法を提供すること。
【解決手段】調光装置は、調光パネルがZ方向に複数積層されるパネルユニットと、パネルユニットの側部に設けられ且つZ方向に沿って延びる金属膜と、を備える。金属膜は、第1基板の側面に接合される第1部位と、第1部位からパネルユニットの内側に向けて延び且つ第1端子に電気的に接続される第2部位と、第2基板の側面に接合される第3部位と、第3部位からパネルユニットの内側に向けて延び且つ第2端子に電気的に接続される第4部位と、を有する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
第1端子を有する第1基板と前記第1基板に重なり且つ第2端子を有する第2基板とを有する調光パネルが、第1方向に複数積層されるパネルユニットと、
前記パネルユニットの側部に設けられ且つ第1方向に沿って延びる金属膜と、
を備え、
前記金属膜は、
複数の前記調光パネルのそれぞれにおける前記第1基板の側面に接合される第1部位と、
前記第1部位から前記パネルユニットの内側に向けて延び且つ前記第1端子に電気的に接続される第2部位と、
複数の前記調光パネルのそれぞれにおける前記第2基板の側面に接合される第3部位と、
前記第3部位から前記パネルユニットの内側に向けて延び且つ前記第2端子に電気的に接続される第4部位と、を有する、
調光装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記金属膜の前記第1部位および前記第2部位に当接し且つ第1方向に繋がって延びる金属板を備える、
請求項1に記載の調光装置。
【請求項3】
前記金属板の側部と前記金属膜とに跨って接合され且つ第1方向に繋がって延びる導電部材を備える、
請求項2に記載の調光装置。
【請求項4】
前記金属板に接合される外部接続用配線を有する、
請求項2または3に記載の調光装置。
【請求項5】
第1端子を有する第1基板と前記第1基板に重なり且つ第2端子を有する第2基板とを有する調光パネルを、第1方向に複数積層してパネルユニットを作製するパネルユニット作製工程と、
前記パネルユニット作製工程の後に、
前記パネルユニットの側部に設けられ且つ第1方向に沿って延びる金属膜をスパッタリングによって形成する金属膜形成工程と、を備え、
前記金属膜は、
複数の前記調光パネルのそれぞれにおける前記第1基板の側面に接合される第1部位と、
前記第1部位から前記パネルユニットの内側に向けて延び且つ前記第1端子に電気的に接続される第2部位と、
複数の前記調光パネルのそれぞれにおける前記第2基板の側面に接合される第3部位と、
前記第3部位から前記パネルユニットの内側に向けて延び且つ前記第2端子に電気的に接続される第4部位と、を有する、
調光装置の製造方法。
【請求項6】
前記金属膜形成工程の後に、
前記第1部位および前記第3部位の前記金属膜に当接し且つ第1方向に繋がって延びる金属板を、前記パネルユニットの側部に取り付ける金属板取付け工程を備える、
請求項5に記載の調光装置の製造方法。
【請求項7】
前記金属板取付け工程の後に、
前記金属板の側部と前記金属膜とに跨って接合され且つ第1方向に繋がって延びる導電部材を、前記パネルユニットの側部に形成する導電部材形成工程を備える、
請求項6に記載の調光装置の製造方法。
【請求項8】
前記金属板取付け工程の後に、
前記金属板に外部接続用配線を取り付ける外部接続用配線取付け工程を備える、
請求項6または7に記載の調光装置の製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、調光装置および調光装置の製造方法に関する。
続きを表示(約 2,900 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1の調光装置は、複数の調光パネルを積層させたパネルユニットを備える。調光パネルは、例えば、第1基板および第2基板と、これらの基板の間に封入した液晶層と、を有する。パネルユニットの積層方向の一方側から入射光が入ると、入射光の光透過率が調整され、この調整された透過光がパネルユニットの積層方向の他方側から出る。調光パネルにおいては、第1基板と第2基板とが上下に積層される。また、第1基板および第2基板のそれぞれには、端子が設けられる。具体的には、第1基板を第2基板よりも大きくし、調光パネルの積層方向から見て第1基板の一部を第2基板から露出させ、当該露出部分に端子を設ける。この端子には、例えば、フレキシブルプリント基板(FPC:FLEXIBLE PRINTED CIRCUITS)などが電気的に接続される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-333567号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、調光装置の小型化が望まれている。
【0005】
本開示は、前記に鑑みてなされたものであり、調光パネルの積層方向から見て、より小さい調光装置および調光装置の製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る調光装置は、第1端子を有する第1基板と前記第1基板に重なり且つ第2端子を有する第2基板とを有する調光パネルが、第1方向に複数積層されるパネルユニットと、前記パネルユニットの側部に設けられ且つ第1方向に沿って延びる金属膜と、を備え、前記金属膜は、複数の前記調光パネルのそれぞれにおける前記第1基板の側面に接合される第1部位と、前記第1部位から前記パネルユニットの内側に向けて延び且つ前記第1端子に電気的に接続される第2部位と、複数の前記調光パネルのそれぞれにおける前記第2基板の側面に接合される第3部位と、前記第3部位から前記パネルユニットの内側に向けて延び且つ前記第2端子に電気的に接続される第4部位と、を有する。
【0007】
本開示の一態様に係る調光装置の製造方法は、第1端子を有する第1基板と前記第1基板に重なり且つ第2端子を有する第2基板とを有する調光パネルを、第1方向に複数積層してパネルユニットを作製するパネルユニット作製工程と、前記パネルユニット作製工程の後に、前記パネルユニットの側部に設けられ且つ第1方向に沿って延びる金属膜をスパッタリングによって形成する金属膜形成工程と、を備え、前記金属膜は、複数の前記調光パネルのそれぞれにおける前記第1基板の側面に接合される第1部位と、前記第1部位から前記パネルユニットの内側に向けて延び且つ前記第1端子に電気的に接続される第2部位と、複数の前記調光パネルのそれぞれにおける前記第2基板の側面に接合される第3部位と、前記第3部位から前記パネルユニットの内側に向けて延び且つ前記第2端子に電気的に接続される第4部位と、を有する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、第1実施形態に係る調光装置を模式的に示す斜視図である。
図2は、図1の調光装置の一部を拡大した斜視図である。
図3は、図2のIII-III線による断面図である。
図4は、図2のIV-IV線による断面図である。
図5は、複数のセルを設けたウエハを示す模式図である。
図6は、図5の一部を拡大した平面図である。
図7は、図5のセルを複数積層させた断面図である。
図8は、パネルユニットにスパッタリングを施している状態を示す模式図である。
図9は、図2に示すパネルユニットにおいてZ2側から1番目と2番目に配置された調光パネルの第1基板の平面図である。
図10は、図2に示すパネルユニットにおいてZ2側から1番目と2番目に配置された調光パネルの第2基板の平面図である。
図11は、図2に示すパネルユニットにおいてZ2側から3番目と4番目に配置された調光パネルの第1基板の平面図である。
図12は、図2に示すパネルユニットにおいてZ2側から3番目と4番目に配置された調光パネルの第2基板の平面図である。
図13は、第1実施形態に係る調光装置の模式図である。
図14は、第2実施形態に係る調光装置を模式的に示す斜視図である。
図15は、図14の調光装置の一部を拡大した斜視図である。
図16は、図15に示すパネルユニットにおいてZ2側から1番目と2番目に配置された調光パネルの第1基板の平面図である。
図17は、図15に示すパネルユニットにおいてZ2側から1番目と2番目に配置された調光パネルの第2基板の平面図である。
図18は、図15に示すパネルユニットにおいてZ2側から3番目と4番目に配置された調光パネルの第1基板の平面図である。
図19は、図15に示すパネルユニットにおいてZ2側から3番目と4番目に配置された調光パネルの第2基板の平面図である。
図20は、第2実施形態に係る調光装置の模式図である。
図21は、第3実施形態に係る調光装置を模式的に示す斜視図である。
図22は、図21に示すパネルユニットにおいてZ2側から1番目と2番目に配置された調光パネルの第1基板の平面図である。
図23は、図21に示すパネルユニットにおいてZ2側から1番目と2番目に配置された調光パネルの第2基板の平面図である。
図24は、図21に示すパネルユニットにおいてZ2側から3番目と4番目に配置された調光パネルの第1基板の平面図である。
図25は、図21に示すパネルユニットにおいてZ2側から3番目と4番目に配置された調光パネルの第2基板の平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示を実施するための形態(実施形態)につき、図面を参照しつつ詳細に説明する。以下の実施形態に記載した内容により本開示が限定されるものではない。また、以下に記載した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のものが含まれる。さらに、以下に記載した構成要素は適宜組み合わせることが可能である。
【0010】
なお、開示はあくまで一例にすぎず、当業者において、開示の主旨を保っての適宜変更について容易に想到し得るものについては、当然に本開示の範囲に含有されるものである。また、図面は説明をより明確にするため、実際の態様に比べ、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本開示の解釈を限定するものではない。また、本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には、同一の符号を付して、詳細な説明を適宜省略することがある。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
試験片固定具
15日前
個人
メガネフレーム
15日前
東レ株式会社
積層フィルム
14日前
東レ株式会社
積層フィルム
14日前
古河電子株式会社
光学部品
7日前
日東電工株式会社
光学積層体
7日前
日東電工株式会社
光学積層体
7日前
個人
ヒンジレス一体フレームメガネ
9日前
三菱ケミカル株式会社
反射フィルム
14日前
東レ株式会社
シート、及び樹脂組成物
7日前
日東電工株式会社
情報コード付シート
7日前
日精テクノロジー株式会社
投射光学系
15日前
株式会社タムロン
信号光伝達部材
1日前
日東電工株式会社
光学積層体の製造方法
7日前
キヤノン株式会社
カメラ装置
7日前
住友ベークライト株式会社
眼鏡
7日前
住友ベークライト株式会社
眼鏡
7日前
大阪瓦斯株式会社
放射冷却装置
14日前
住友ベークライト株式会社
眼鏡
7日前
株式会社デンソー
虚像表示装置
7日前
住友ベークライト株式会社
眼鏡
7日前
住友電気工業株式会社
スポットサイズ変換器
17日前
日東電工株式会社
積層体および画像表示装置
16日前
株式会社タムロン
ズームレンズ及び撮像装置
今日
株式会社タムロン
ズームレンズ及び撮像装置
14日前
住友ベークライト株式会社
光学シート
21日前
日本精機株式会社
ミラー及びヘッドアップディスプレイ装置
16日前
日東電工株式会社
マーク付フィルムチップの製造方法
7日前
株式会社ディスコ
光学素子
14日前
日東電工株式会社
光学積層体
21日前
アイカ工業株式会社
抗ウイルス反射防止ハードコートフィルム
17日前
アルプスアルパイン株式会社
表示装置
21日前
キヤノン株式会社
レンズ装置、及び撮像装置
21日前
ニデックインスツルメンツ株式会社
揺動装置
1日前
ニデックインスツルメンツ株式会社
揺動装置
1日前
富士通株式会社
光送信機、及びバイアス制御方法
21日前
続きを見る