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公開番号2024053815
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-16
出願番号2022160255
出願日2022-10-04
発明の名称光学素子駆動装置、カメラモジュール及びカメラ搭載装置
出願人ミツミ電機株式会社
代理人弁理士法人鷲田国際特許事務所
主分類G02B 7/04 20210101AFI20240409BHJP(光学)
要約【課題】部材間の固定方法の自由度を高くすること。
【解決手段】光学素子駆動装置は、光学素子を保持可能な保持部と、第1転動体を介して、保持部を移動可能に支持する第1固定部と、保持部及び第1固定部の一方に配置され、保持部を移動させる第1駆動部を構成する第1マグネットと、保持部及び第1固定部の他方に第1マグネットに対向して配置され、第1固定部側に第1転動体を付勢する第1付勢部と、を備え、第1付勢部は、磁性材料を含有する樹脂からなり、第1マグネットに磁気吸引される第1樹脂部材である。
【選択図】図3A
特許請求の範囲【請求項1】
光学素子を保持可能な保持部と、
第1転動体を介して、前記保持部を前記光学素子の光路方向に移動可能に支持する第1固定部と、
前記保持部及び前記第1固定部の一方に配置され、前記保持部を移動させる第1駆動部を構成する第1マグネットと、
前記保持部及び前記第1固定部の他方に前記第1マグネットに対向して配置され、前記第1固定部側に前記第1転動体を付勢する第1付勢部と、
を備え、
前記第1付勢部は、磁性材料を含有する樹脂からなり、前記第1マグネットに磁気吸引される第1樹脂部材である、
光学素子駆動装置。
続きを表示(約 870 文字)【請求項2】
前記第1樹脂部材は、前記磁性材料としての磁性粉末を含む接着剤である、
請求項1に記載の光学素子駆動装置。
【請求項3】
前記保持部又は前記第1固定部は、前記接着剤が塗布される溝部を有する、
請求項2に記載の光学素子駆動装置。
【請求項4】
前記第1樹脂部材は、前記保持部又は前記第1固定部に埋設される、
請求項1に記載の光学素子駆動装置。
【請求項5】
前記第1固定部に埋設される配線部を備え、
前記第1樹脂部材は、前記第1固定部に埋設され、前記配線部に固定される、
請求項4に記載の光学素子駆動装置。
【請求項6】
第2転動体を介して、前記第1固定部を前記光路方向に直交する方向に移動可能に支持する第2固定部と、
前記第1固定部に配置され、前記第1固定部を移動させる第2駆動部を構成する第2マグネットと、
前記第2固定部に配置され、前記第2固定部側に前記第2転動体を付勢する第2付勢部と、
を備え、
前記第2付勢部は、磁性材料を含有する樹脂からなり、前記第2マグネットに磁気吸引される第2樹脂部材である、
請求項1に記載の光学素子駆動装置。
【請求項7】
前記第2樹脂部材は、前記磁性材料としての磁性粉末を含む接着剤である、
請求項6に記載の光学素子駆動装置。
【請求項8】
前記第2固定部は、前記接着剤が塗布される溝部を有する、
請求項7に記載の光学素子駆動装置。
【請求項9】
前記第2樹脂部材は、前記第2固定部に埋設される、
請求項6に記載の光学素子駆動装置。
【請求項10】
前記第2固定部に埋設される配線部を備え、
前記第2樹脂部材は、前記第2固定部に埋設され、前記配線部に固定される、
請求項9に記載の光学素子駆動装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、光学素子を駆動する光学素子駆動装置、カメラモジュール及びカメラ搭載装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
一般に、スマートフォンやドローン等のカメラ搭載装置には、カメラモジュールが搭載されている。このようなカメラモジュールには、光学素子を駆動する光学素子駆動装置が使用されている。なお、ドローンとは、遠隔操作又は自動制御により飛行させることができる無人航空機であり、マルチコプターと呼ばれるものもある。
【0003】
光学素子駆動装置は、オートフォーカス機能(以下「AF機能」と称する、AF:Auto Focus)や振れ補正機能(以下「OIS機能」と称する、OIS:Optical Image Stabilization)を有している。光学素子駆動装置は、AF機能により、被写体を撮影するときのピント合わせを自動的に行い、OIS機能により、撮影時に生じる振れ(振動)を光学的に補正して画像の乱れを軽減している。
【0004】
このようなAF機能を有する光学素子駆動装置として、例えば、特許文献1には、ハウジング内に収容されるレンズを光軸方向に駆動する駆動部を備えたレンズ駆動装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
米国特許第8810714号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1に示すレンズ駆動装置においては、レンズとハウジングとの間にボールを配置し、駆動部を構成するマグネットとハウジングに固定されたヨークとの磁気吸引力により、ボールを保持している。
【0007】
ヨークは金属材料から構成され、ハウジングは樹脂材料から構成されることが一般的であるが、金属材料と樹脂材料とを固定するため、その固定方法が限られることがあり、部材間の固定方法の自由度を高くすることが望まれている。
【0008】
本発明の目的は、部材間の固定方法の自由度を高くすることが可能な光学素子駆動装置、カメラモジュール及びカメラ搭載装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明に係る光学素子駆動装置は、
光学素子を保持可能な保持部と、
第1転動体を介して、前記保持部を前記光学素子の光路方向に移動可能に支持する第1固定部と、
前記保持部及び前記第1固定部の一方に配置され、前記保持部を移動させる第1駆動部を構成する第1マグネットと、
前記保持部及び前記第1固定部の他方に前記第1マグネットに対向して配置され、前記第1固定部側に前記第1転動体を付勢する第1付勢部と、
を備え、
前記第1付勢部は、磁性材料を含有する樹脂からなり、前記第1マグネットに磁気吸引される第1樹脂部材である。
【0010】
本発明に係る光学素子駆動装置は、
光学素子を保持可能な保持部と、
第1転動体を介して、前記保持部を前記光学素子の光路方向に移動可能に支持する第1固定部と、
第2転動体を介して、前記第1固定部を前記光路方向に直交する方向に移動可能に支持する第2固定部と、
前記第1固定部に配置され、前記第1固定部を移動させる駆動部を構成するマグネットと、
前記第2固定部において前記マグネットに対応する位置に配置され、前記第2固定部側に前記第2転動体を付勢する第2付勢部と、
を備え、
前記第2付勢部は、磁性材料を含有する樹脂からなり、前記マグネットに磁気吸引される第2樹脂部材である。
(【0011】以降は省略されています)

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