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公開番号2024053471
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-15
出願番号2022159782
出願日2022-10-03
発明の名称信号処理装置、信号処理方法、及びプログラム
出願人日本電気株式会社
代理人個人
主分類G01H 9/00 20060101AFI20240408BHJP(測定;試験)
要約【課題】イベントの検出に寄与し得る、信号処理装置、信号処理方法、及びプログラムを提供すること。
【解決手段】本開示に係る信号処理装置(10A)は、光ファイバに沿った複数の地点で、信号計測装置により計測された信号群を取得する信号取得部(16)と、隣接地点で計測された信号の類似度に基づいて、イベントの有無を判定する判定部(17)と、を備える。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
光ファイバに沿った複数の地点で、信号計測装置により計測された信号群を取得する信号取得部と、
隣接地点で計測された信号の類似度に基づいて、イベントの有無を判定する判定部と、を備える、
信号処理装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記判定部は、
前記複数の地点毎に、当該地点の信号との類似度を算出する地点を含む組を生成する組生成部と、
前記複数の地点毎に、当該地点の信号と、当該地点の組に含まれる地点の信号と、の類似度を算出する類似度算出部と、
前記複数の地点毎に、当該地点の信号と、当該地点に隣接する隣接地点の信号と、の類似度に基づいて、イベントの有無を判定するイベント判定部と、を備える、
請求項1に記載の信号処理装置。
【請求項3】
前記組生成部は、前記複数の地点毎に、当該地点に隣接する隣接地点を選択し、選択された隣接地点を当該地点の組に含める、
請求項2に記載の信号処理装置。
【請求項4】
前記信号計測装置は、任意のゲージ長にて計測された信号を、1地点の信号として扱う装置であり、
前記組生成部は、前記複数の地点毎に、当該地点からゲージ長の所定数倍以内の範囲にある地点を、当該地点の組に含める、
請求項3に記載の信号処理装置。
【請求項5】
前記組生成部は、前記複数の地点毎に、当該地点から所定距離以内の範囲にある地点を、当該地点の組に含める、
請求項3に記載の信号処理装置。
【請求項6】
前記類似度算出部は、
前記信号取得部により取得された信号に対して信号処理を行い、
信号処理が行われた信号同士の類似度を算出する、
請求項2に記載の信号処理装置。
【請求項7】
信号処理装置により実行される信号処理方法であって、
光ファイバに沿った複数の地点で、信号計測装置により計測された信号群を取得する信号取得ステップと、
隣接地点で計測された信号の類似度に基づいて、イベントの有無を判定する判定ステップと、を含む、
信号処理方法。
【請求項8】
前記判定ステップは、
前記複数の地点毎に、当該地点の信号との類似度を算出する地点を含む組を生成する組生成ステップと、
前記複数の地点毎に、当該地点の信号と、当該地点の組に含まれる地点の信号と、の類似度を算出する類似度算出ステップと、
前記複数の地点毎に、当該地点の信号と、当該地点に隣接する隣接地点の信号と、の類似度に基づいて、イベントの有無を判定するイベント判定ステップと、を含む、
請求項7に記載の信号処理方法。
【請求項9】
前記組生成ステップでは、前記複数の地点毎に、当該地点に隣接する隣接地点を選択し、選択された隣接地点を当該地点の組に含める、
請求項8に記載の信号処理方法。
【請求項10】
前記信号計測装置は、任意のゲージ長にて計測された信号を、1地点の信号として扱う装置であり、
前記組生成ステップでは、前記複数の地点毎に、当該地点からゲージ長の所定数倍以内の範囲にある地点を、当該地点の組に含める、
請求項9に記載の信号処理方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、信号処理装置、信号処理方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
光ファイバセンシングと呼ばれる技術により、光ファイバに沿った複数の地点で光ファイバに加わる振動や音を検知することが可能である。
近年は、光ファイバセンシングを活用して、光ファイバに沿った複数の地点で振動や音を検知することによって、その地点で発生した異常などのイベントを検出する技術も提案されている(例えば、特許文献1,2)。
【0003】
ところで、光ファイバセンシングの一例としては、DAS(Distributed Acoustic Sensing:分散型音響センシング)が挙げられる。
DAS装置は、コヒーレントなパルス光を光ファイバに入力し、そのパルス光の後方散乱光を光ファイバから受信する。そして、DAS装置は、光ファイバ上の2点でそれぞれ発生した後方散乱光の位相差を検知することで、その2点間の区間(ゲージ長)において光ファイバに加わる振動や音を検知する。
【0004】
このとき、DAS装置は、任意のゲージ長にて検知された位相差の時間的変化を表す時間波形信号などの時系列信号を、1地点(チャネル)の時系列信号として扱い、光ファイバに沿った複数の地点毎に、時系列信号を計測する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
国際公開第2021/059507号
国際公開第2022/044203号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上述したように、近年、光ファイバセンシングは、異常などのイベントを検出するために活用されている。
しかし、イベント検出のために提案されている技術は、少量の時系列信号(数十チャネル程度)を用いる技術が中心になっている。
【0007】
そのため、イベント検出のために提案されている技術を、大量の時系列信号(数百~数千チャネル程度)へ拡張するには、演算コストが増大することが懸念される。
また、光ファイバに沿った複数の地点毎に、時系列信号の信号品質が異なるため、イベントに起因する時系列信号を見つけることは困難である。
【0008】
そこで本開示の目的は、上述した課題に鑑み、イベントの検出に寄与し得る、信号処理装置、信号処理方法、及びプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
一態様による信号処理装置は、
光ファイバに沿った複数の地点で、信号計測装置により計測された信号群を取得する信号取得部と、
隣接地点で計測された信号の類似度に基づいて、イベントの有無を判定する判定部と、を備える。
【0010】
一態様による信号処理方法は、
信号処理装置により実行される信号処理方法であって、
光ファイバに沿った複数の地点で、信号計測装置により計測された信号群を取得する信号取得ステップと、
隣接地点で計測された信号の類似度に基づいて、イベントの有無を判定する判定ステップと、を含む。
(【0011】以降は省略されています)

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