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公開番号2024052887
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-12
出願番号2024029181,2021535990
出願日2024-02-28,2018-12-20
発明の名称石膏系建築材料
出願人クナウフ ギプス カーゲー
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類C04B 28/14 20060101AFI20240405BHJP(セメント;コンクリート;人造石;セラミックス;耐火物)
要約【課題】耐火性を、好ましくは低コストで、組み込むことができ、建築材料の既知の取り扱いに影響を与えることのない、代替の耐火性建築材料を提供する。
【解決手段】無機結合剤-反応性ケイ素源-反応性カルシウム源を含む建築材料。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
-無機結合剤
-反応性ケイ素源
-反応性カルシウム源、を含む、建築材料。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記無機結合剤が、セメント質材料、特にセメント、コンクリート、または硫酸カルシウムを含み、前記硫酸カルシウムが、硫酸カルシウム二水和物、スタッコ、α-および/またはβ-硫酸カルシウム半水和物、硫酸カルシウム無水石膏から選択される、請求項1に記載の建築材料。
【請求項3】
前記反応性ケイ素源が、非晶質二酸化ケイ素、特に発熱性二酸化ケイ素もしくはマイクロシリカ、またはそれらの混合物である、請求項1または2に記載の建築材料。
【請求項4】
(i)前記反応性ケイ素源の粒子サイズD50volが、0.01~400μm、好ましくは0.01~200μm、もしくは0.01~50μm、もしくは0.01~5μmであるか、または
(ii)前記反応性カルシウム源の粒子サイズD50volが、0.1~800μm、好ましくは0.1~200μm、もしくは0.1~50μm、もしくは0.1~10μmであるか、または
(iii)両方の組み合わせである、請求項1~3のいずれか一項に記載の建築材料。
【請求項5】
反応性ケイ素源の量が、前記建築材料中の無機結合剤の量に対して、0.5~20重量%、好ましくは2~15重量%、特に好ましくは3~10重量%である、請求項1~4のいずれか一項に記載の建築材料。
【請求項6】
前記反応性カルシウム源が、酸化カルシウム、水酸化カルシウム、炭酸カルシウム、およびそれらの混合物から選択される、請求項1~5のいずれか一項に記載の建築材料。
【請求項7】
反応性カルシウム源の量が、前記建築材料中の無機結合剤の量に対して、0.5~40重量%、好ましくは2~30重量%、特に好ましくは3~20重量%である、請求項1~6のいずれか一項に記載の建築材料。
【請求項8】
前記反応性ケイ素源の量に対する前記反応性カルシウム源の量が、2.5:1~1:1である、請求項1~7のいずれか一項に記載の建築材料。
【請求項9】
前記石膏建築製品が、建築ボード、プラスター、パテ、ジョイントコンパウンド、スクリード、充填材、または充填剤である、請求項1~8のいずれか一項に記載の建築材料。
【請求項10】
前記建築ボードが、石膏繊維ボード、プラスターボード、セメントボード、またはビルディングブロックである、請求項9に記載の建築材料。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、改善された耐火性を有する建築材料に関する。
続きを表示(約 930 文字)【背景技術】
【0002】
石膏または一般のセメント質材料のような火災時に消費されない様々な種類の建築材料は、火災の場合に亀裂が入り始めることが多い。これは、部分的には、石膏の無水石膏への変質および鉱物の関係する焼結プロセスによる体積損失に典型的に関係するマトリックス材料の収縮によるものである。
【0003】
火災時のそのような亀裂は、材料への熱の進入およびさらなる破壊を加速させる。熱および煙は、隣接する部屋に亀裂を介して進入する場合がある。例えば、壁建造物の破壊が進行するとき、炎が近接する部屋に侵入する。
【0004】
材料の種類に依存して、機械的安定性の喪失は、建築物の安定性および住民の安全に対する関連リスクとなり得る。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
改善された耐火性を有する数多くの材料があるが、好ましくは低コストで耐火性を組み込むことができ、建築材料の既知の取り扱いに影響を与えることのない代替材料が依然として必要である。
【0006】
本発明の目的は、そのような代替の耐火性建築材料を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この問題は、無機結合剤、反応性ケイ素源、および反応性カルシウム源を含む建築材料によって解決される。
【0008】
好ましい無機結合剤は、セメント質材料または硫酸カルシウムに基づく材料である。
【0009】
好ましいセメント質材料は、セメントまたはコンクリートである。好ましい硫酸カルシウム材料は、硫酸カルシウム二水和物、スタッコ、α-および/もしくはβ-硫酸カルシウム半水和物、または硫酸カルシウム無水石膏である。
【0010】
反応性ケイ素源は、火災の場合に反応性二酸化ケイ素を生成することができる材料である。適切な材料は、非晶質二酸化ケイ素、特に発熱性二酸化ケイ素(ヒュームドシリカ)もしくはマイクロシリカ(シリカフューム)、またはそれらの混合物である。
(【0011】以降は省略されています)

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