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公開番号2024048975
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-09
出願番号2022155181
出願日2022-09-28
発明の名称誘電体組成物および電子部品
出願人TDK株式会社
代理人前田・鈴木国際特許弁理士法人
主分類C04B 35/495 20060101AFI20240402BHJP(セメント;コンクリート;人造石;セラミックス;耐火物)
要約【課題】比誘電率、高温高電界下での比抵抗、および、高温負荷寿命が全て良好な誘電体組成物等を得る。
【解決手段】原子数比で(Ba1-xSrx)aRbZrcTadO30+0.5eで表されるタングステンブロンズ型複合酸化物を主成分として含む誘電体組成物である。c=(2a+3b-10)-e、d=(20-2a-3b)+eである。Rは、La、Ce、Pr、Nd、Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Yb、Lu、YおよびScからなる群から選ばれる少なくとも1つの元素である。0.000≦x≦0.500、5.100≦a≦5.860、0.000≦b≦0.100、-0.150≦e≦0.150である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
原子数比で(Ba
1-x
Sr
x

a

b
Zr
c
Ta
d

30+0.5e
で表されるタングステンブロンズ型複合酸化物を主成分として含む誘電体組成物であって、
c=(2a+3b-10)-e、d=(20-2a-3b)+eであり、
Rは、La、Ce、Pr、Nd、Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Yb、Lu、YおよびScからなる群から選ばれる少なくとも1つの元素であり、
0.000≦x≦0.500
5.100≦a≦5.860
0.000≦b≦0.100
-0.150≦e≦0.150
である誘電体組成物。
続きを表示(約 190 文字)【請求項2】
0.000≦x≦0.100および5.500≦a≦5.800である請求項1に記載の誘電体組成物。
【請求項3】
0.020≦e≦0.100である請求項1または2に記載の誘電体組成物。
【請求項4】
請求項1または2に記載の誘電体組成物を備える電子部品。
【請求項5】
請求項3に記載の誘電体組成物を備える電子部品。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、誘電体組成物および電子部品に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、SrおよびTaを主成分として含む誘電体組成物に関する発明が記載されている。
【0003】
特許文献2には、Caの酸化物、Srの酸化物およびBaの酸化物から選択される1つ以上と、Tiの酸化物およびZrの酸化物から選択される1つ以上と、Nbの酸化物およびTaの酸化物から選択される少なくとも1つ以上と、を必須成分として含む第一成分、および、Mnの酸化物を含む第二成分と、を含む誘電体磁器組成物に関する発明が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-111642号公報
国際公開第2018/074290号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、比誘電率、高温高電界下での比抵抗、および、高温負荷寿命が全て良好な誘電体組成物等を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る誘電体組成物は、原子数比で(Ba
1-x
Sr
x

a

b
Zr
c
Ta
d

30+0.5e
で表されるタングステンブロンズ型複合酸化物を主成分として含む誘電体組成物であって、
c=(2a+3b-10)-e、d=(20-2a-3b)+eであり、
Rは、La、Ce、Pr、Nd、Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Yb、Lu、YおよびScからなる群から選ばれる少なくとも1つの元素であり、
0.000≦x≦0.500
5.100≦a≦5.860
0.000≦b≦0.100
-0.150≦e≦0.150
である。
【0007】
0.000≦x≦0.100および5.500≦a≦5.800であってもよい。
【0008】
0.020≦e≦0.100であってもよい。
【0009】
本発明に係る電子部品は、上記の誘電体組成物を備える。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本発明の一実施形態に係る積層セラミックコンデンサの概略断面図である。
図2は、本発明の一実施形態に係る薄膜キャパシタの概略断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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