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公開番号2024052388
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-11
出願番号2022159071
出願日2022-09-30
発明の名称機能水供給システム、及び、機能水利用機器
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人弁理士法人北斗特許事務所
主分類B08B 3/02 20060101AFI20240404BHJP(清掃)
要約【課題】洗浄対象物の状態に応じて適した除菌を行うことができる機能水供給システムを提供する。
【解決手段】機能水供給システム20は、給水部24と、生成部21と、吐水部22と、センサ部23と、制御部25と、を備える。生成部21は、給水部24から供給される水W1を用いて機能水W2を生成する。吐水部22は、機能水W2を吐出する。センサ部23は、洗浄対象物10と洗浄対象物10の周囲との少なくとも一方の状態を測定する。制御部25は、センサ部23の測定結果に基づいて、吐水部22の吐出態様を制御する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
給水部と、
前記給水部から供給される水を用いて機能水を生成する生成部と、
前記機能水を吐出する吐水部と、
洗浄対象物と前記洗浄対象物の周囲との少なくとも一方の状態を測定するセンサ部と、
前記センサ部の測定結果に基づいて、前記吐水部の吐出態様を制御する制御部と、
を備える機能水供給システム。
続きを表示(約 920 文字)【請求項2】
前記吐水部は、前記機能水の吐出方向が変更可能に構成されている、
請求項1に記載の機能水供給システム。
【請求項3】
前記吐水部は、吐水口を有し、
前記吐水口は、複数の方向に移動可能であり、
前記吐水部は、前記吐水口の移動に連動して、前記機能水の吐出方向を変更する、
請求項2に記載の機能水供給システム。
【請求項4】
前記吐水部は、前記吐水口を有するノズルを有し、
前記ノズルは、前記ノズルの延伸方向が変更可能に構成されており、
前記吐水部は、前記ノズルの前記延伸方向の変更によって、前記機能水の前記吐出方向を変更する、
請求項3に記載の機能水供給システム。
【請求項5】
前記吐水部は、前記機能水を放射状に吐出する吐水口を有する、
請求項1に記載の機能水供給システム。
【請求項6】
前記吐水部は、複数の吐水口を備える、
請求項1に記載の機能水供給システム。
【請求項7】
前記センサ部は、前記洗浄対象物の周囲の状態として、前記洗浄対象物の臭いを測定する、
請求項1から6のいずれか1項に記載の機能水供給システム。
【請求項8】
請求項1に記載の機能水供給システムと、
前記洗浄対象物を含む便器本体の上方に配置されている便座と、
を備える機能水利用機器。
【請求項9】
前記センサ部は、前記洗浄対象物の周囲に存在する人を検知する人感センサを含み、
前記制御部は、前記人感センサが人を検知している場合に、前記吐水部からの前記機能水の吐出量を前記人感センサが人を検知していない場合よりも制限する、
請求項8に記載の機能水利用機器。
【請求項10】
前記制御部は、前記人感センサが人を検知している場合に、前記生成部に前記機能水の濃度を、前記人感センサが人を検知していない場合よりも上昇させる、
請求項9に記載の機能水利用機器。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、機能水供給システム及び機能水利用機器に関し、特に、機能水を用いて洗浄を行う機能水供給システム及び機能水利用機器に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、大便器(洗浄対象物)と、大便器に除菌水(機能水)をミスト状にして噴霧する噴霧装置と、着座検知センサとを備えるトイレ装置が開示されている。特許文献1に開示されているトイレ装置は、便蓋の開閉状態に応じて、ミストの噴霧範囲を異ならせる。より詳細には、特許文献1に開示されているトイレ装置では、便蓋が開状態である場合には、便蓋が閉状態である場合よりミストの噴霧範囲を狭くして、ミストのトイレ装置からの漏れ広がりを抑制している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-166201号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に開示されているトイレ装置では、洗浄対象物である大便器の状態に対してミストの噴霧範囲が必ずしも適した範囲であるとは限らない。
【0005】
本開示は、洗浄対象物の状態に応じて適した洗浄及び除菌を行うことができる機能水供給システム及び機能水利用機器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る機能水供給システムは、給水部と、生成部と、吐水部と、センサ部と、制御部と、を備える。前記生成部は、前記給水部から供給される水を用いて機能水を生成する。前記吐水部は、前記機能水を吐出する。前記センサ部は、洗浄対象物と前記洗浄対象物の周囲との少なくとも一方の状態を測定する。前記制御部は、前記センサ部の測定結果に基づいて、前記吐水部の吐出態様を制御する。
【0007】
本開示の一態様に係る機能水利用機器は、前記機能水供給システムと、便座と、を備える。前記便座は、前記洗浄対象物を含む便器本体の上方に配置されている。
【発明の効果】
【0008】
本開示の一態様に係る機能水供給システム及び機能水利用機器によれば、洗浄対象物の状態に応じて適した洗浄及び除菌を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施形態1に係る機能水利用機器の機器構成図である。
図2は、同上の機能水利用機器における吐水部の動作を示す概略図である。
図3Aは、同上の機能水利用機器における給水部の構成例を示す機能ブロック図である。図3Bは、実施形態1の変形例1に係る機能水利用機器における給水部の構成例を示す機能ブロック図である。図3Cは、実施形態1の変形例2に係る機能水利用機器における給水部の構成例を示す機能ブロック図である。
図4Aは、実施形態2に係る機能水利用機器の吐水部の概略図である。図4Bは、同上の吐水部の斜視図である。図4Cは、同上の吐水部の部分断面図である。
図5は、実施形態4に係る機能水利用機器の概略図である。
図6は、実施形態5に係る機能水利用機器の概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、実施形態に係る機能水供給システム及び機能水利用機器について、図面を用いて説明する。なお、以下の実施形態1~5及び各変形例において参照する各図は、いずれも模式的な図であり、図中の各構成要素の大きさや厚さそれぞれの比が、必ずしも実際の寸法比を反映しているとは限らない。なお、以下の実施形態で説明する構成は本開示の一例に過ぎない。本開示は、以下の実施形態に限定されず、本開示の効果を奏することができれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
(【0011】以降は省略されています)

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