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公開番号2024052191
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-11
出願番号2022158744
出願日2022-09-30
発明の名称充電制御装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類H02J 7/00 20060101AFI20240404BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】熱ストレスを低減することができる充電制御装置を提供する。
【解決手段】充電制御装置1は、電池13と、電池13に対して並列に接続された第1充電器121,第2充電器122と、第1充電器121,第2充電器122を制御するECU14と、を備え、ECU15は、低温時に、第1充電器121,第2充電器122間で電力を循環させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
電池と、前記電池に対して並列に接続された複数の充電器と、前記複数の充電器を制御するプロセッサと、を備える充電制御装置であって、
前記プロセッサは、
低温時に、前記複数の充電器間で電力を循環させる、
充電制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、充電制御装置に関する。
続きを表示（約 1,200 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、充電装置の２の充電器の保護を図りつつ、目標充電電力で蓄電装置を充電する技術が開示されている。この技術では、極低温時の充電性能および走行性能確保するため、電池昇温を実施し、電池の満充電後、電池昇温のためにヒータのＯＮ／ＯＦＦを行う。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２０－７８１８６号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、特許文献１では、充電器も駆動および停止を繰り返すため、熱ストレスが大きかった。
【０００５】
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、熱ストレスを低減することができる充電制御装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本開示に係る充電制御装置は、電池と、前記電池に対して並列に接続された複数の充電器と、前記複数の充電器を制御するプロセッサと、を備える充電制御装置であって、前記プロセッサは、低温時に、前記複数の充電器間で電力を循環させる。
【発明の効果】
【０００７】
本開示によれば、熱ストレスを低減することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
図１は、一実施の形態に係る充電制御装置の概略構成図である。
図２は、一実施の形態に係る充電制御装置が実行する処理の概要を示すフローチャートである。
図３は、一実施の形態に係る充電制御装置の第１充電器および第２充電器による充電を模式的に説明する図である。
図４は、一実施の形態に係る充電制御装置を構成する各部の状態遷移を模式的に説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、本開示の実施の形態に係る充電制御装置について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の実施の形態により本開示が限定されるものでない。また、以下において、同一の部分には同一の符号を付して説明する。
【００１０】
〔充電制御装置の機能構成〕
図１は、一実施の形態に係る充電制御装置の概略構成図である。図１に示す充電制御装置１は、走行用のモータを備えるＢＥＶ（Battery Electric Vehicle）またはＰＨＥＶ（Plug-in Hybrid Electric Vehicle）の車両に設けられる。充電制御装置１は、車両側コネクタ１０と、蓄電装置としての電池１１と、充電装置１２と、電池ヒータ１３と、ＥＣＵ１４と、を備える。
（【００１１】以降は省略されています）

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