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公開番号2024051779
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-11
出願番号2022158106
出願日2022-09-30
発明の名称データ処理システム、ネットワークシステム、データ処理方法及びデータ処理プログラム
出願人株式会社リコー
代理人個人,個人,個人
主分類G06Q 10/00 20230101AFI20240404BHJP(計算;計数)
要約【課題】Web会議等のリモート会議に参加する参加者が利用する空間の環境情報を、把握しやすくする仕組みを提供する。
【解決手段】データ処理システムは、リモートで行うリモート会議を管理する会議システムに登録された会議情報に基づいて、リモート会議の参加者が利用する空間を特定する特定部と、前記特定された空間に設置されたセンサにより測定される環境情報を監視する監視部と、前記環境情報に基づいて生成した表示情報を前記リモート会議において提供される表示領域に表示するために、前記表示領域を特定するための情報を前記会議情報に基づいて取得し、前記表示情報に含めて前記会議システムに送信する送信部とを有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
リモートで行うリモート会議を管理する会議システムに登録された会議情報に基づいて、リモート会議の参加者が利用する空間を特定する特定部と、
前記特定された空間に設置されたセンサにより測定される環境情報を監視する監視部と、
前記環境情報に基づいて生成した表示情報を前記リモート会議において提供される表示領域に表示するために、前記表示領域を特定するための情報を前記会議情報に基づいて取得し、前記表示情報に含めて前記会議システムに送信する送信部と
を有するデータ処理システム。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記会議情報は、
前記会議システムにおいて、前記リモート会議の予約に必要な情報として、前記リモート会議の参加者が利用する空間に関する情報が入力され、前記リモート会議を識別する情報が付与されることで登録される、請求項1に記載のデータ処理システム。
【請求項3】
前記会議システムには、前記表示情報に含まれる前記リモート会議を識別する情報に基づいて前記表示領域を特定し、特定した前記表示領域に前記表示情報を表示するために、前記送信部により送信された前記表示情報を前記リモート会議に振り分ける通知処理部が設けられており、
前記送信部は、
前記表示領域を特定するための情報として、前記リモート会議を識別する情報を前記会議情報に基づいて取得し、前記表示情報に含めて前記通知処理部に送信する、請求項2に記載のデータ処理システム。
【請求項4】
前記会議情報は、
前記会議システムにおいて、前記リモート会議の予約に必要な情報として、前記リモート会議の参加者が利用する空間に関する情報が入力され、前記表示領域を識別する情報が付与されることで登録される、請求項1に記載のデータ処理システム。
【請求項5】
前記送信部は、
前記表示領域を特定するための情報として、前記表示領域を識別する情報を前記会議情報に基づいて取得し、前記表示情報に含めて前記リモート会議に送信する、請求項4に記載のデータ処理システム。
【請求項6】
前記監視部は、
前記リモート会議の開始時刻と終了時刻とに応じた時間帯に、前記環境情報を監視する、請求項1に記載のデータ処理システム。
【請求項7】
前記監視部は、
前記リモート会議の参加者が利用する空間の利用開始時刻と利用終了時刻とに応じた時間帯に、前記環境情報を監視する、請求項1に記載のデータ処理システム。
【請求項8】
前記監視部は、
前記環境情報が基準値を上回ったか否か、及び、基準値を上回った前記環境情報が所定の条件を満たす状態にあるか否かを判定することで、前記表示情報の送信可否を判定する、請求項6に記載のデータ処理システム。
【請求項9】
センサに関する情報とセンサが設置された空間に関する情報とが対応付けられたセンサ情報を格納するセンサ情報格納部と、
環境情報を取得する環境情報取得部と、を有し、
前記監視部は、
前記取得された環境情報のうち、前記会議情報及び前記センサ情報に基づいて特定された、前記時間帯の前記空間の環境情報を監視する、請求項6に記載のデータ処理システム。
【請求項10】
環境情報を収集する環境情報収集システムと通信することで、前記会議情報に基づいて特定された、前記時間帯の前記空間の環境情報を前記環境情報収集システムから取得する取得部を有し、
前記監視部は、
前記取得された環境情報を監視する、請求項6に記載のデータ処理システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、データ処理システム、ネットワークシステム、データ処理方法及びデータ処理プログラムに関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
会議室等のように、多数の参加者が集まる空間に環境センサを設置し、会議中の当該空間の環境情報(二酸化炭素濃度等)を監視する監視システムが知られている。当該監視システムによれば、例えば、当該空間に設置した監視モニタに当該空間の環境情報を表示し、更に、基準値を超えた場合に警告メッセージ等を表示することができる。これにより、当該監視システムによれば、参加者に対して環境の改善を促すことができる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
一方で、当該空間に集まった参加者がそれぞれ端末を持ち込み、他の空間に集まった他の参加者との間でWeb会議等のリモート会議を行うようなケースでは、リモート会議の間、参加者は、それぞれの端末の画面を注視し続けることになる。このため、仮に監視モニタに警告メッセージ等が表示されたとしても、気付かない場合が多い。
【0004】
本開示は、Web会議等のリモート会議に参加する参加者が利用する空間の環境情報を、把握しやすくする仕組みを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
一態様によれば、データ処理システムは、
リモートで行うリモート会議を管理する会議システムに登録された会議情報に基づいて、リモート会議の参加者が利用する空間を特定する特定部と、
前記特定された空間に設置されたセンサにより測定される環境情報を監視する監視部と、
前記環境情報に基づいて生成した表示情報を前記リモート会議において提供される表示領域に表示するために、前記表示領域を特定するための情報を前記会議情報に基づいて取得し、前記表示情報に含めて前記会議システムに送信する送信部とを有する。
【発明の効果】
【0006】
本開示によれば、Web会議等のリモート会議に参加する参加者が利用する空間の環境情報を、把握しやすくする仕組みを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
ネットワークシステムのシステム構成の一例を示す第1の図である。
データ処理システムのハードウェア構成の一例を示す図である。
会議室予約システムの機能構成の一例を示す図である。
データ処理システムの機能構成の一例を示す図である。
表示情報送信部の機能構成の詳細の一例を示す図である。
表示情報送信部による表示情報の送信タイミングの一例を示す図である。
会議サービス提供部の機能構成の詳細の一例を示す第1の図である。
ネットワークシステム全体の処理の流れを示す第1のシーケンス図である。
表示情報送信処理の流れを示すフローチャートの一例である。
会議サービス処理の流れを示すフローチャートの一例である。
Web会議の会議中の画面の一例を示す図である。
ネットワークシステムのシステム構成の一例を示す第2の図である。
ネットワークシステム全体の処理の流れを示す第2のシーケンス図である。
ネットワークシステムのシステム構成の一例を示す第3の図である。
環境情報の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、各実施形態について添付の図面を参照しながら説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複した説明を省略する。
【0009】
[第1の実施形態]
<ネットワークシステムのシステム構成>
はじめに、第1の実施形態に係るデータ処理システムを含むネットワークシステム全体のシステム構成について説明する。図1は、ネットワークシステムのシステム構成の一例を示す第1の図である。図1に示すように、ネットワークシステム100は、
・Web会議システム110と、
・Web会議(リモート会議の一例)の際にユーザ124、125(Web会議の参加者)が利用する空間である会議室120に、ユーザ124、125がそれぞれ持ち込むユーザ端末121、122と、
・会議室120に設置された環境センサ123と、
・Web会議の際にユーザ134、135(Web会議の参加者)が利用する空間である会議室130に、ユーザ134、135がそれぞれ持ち込むユーザ端末131、132と、
・会議室130に設置された環境センサ133と、
・会議室予約システム140と、
・データ処理システム150と、
を有する。なお、ネットワークシステム100において、Web会議システム110と、ユーザ端末121、122と、ユーザ端末131、132と、会議室予約システム140とは、ネットワーク160を介して通信可能に接続される。また、ネットワークシステム100において、Web会議システム110と、会議室予約システム140と、データ処理システム150とは、ネットワーク160を介して通信可能に接続される。更に、ネットワークシステム100において、環境センサ123、133とデータ処理システム150とは、ネットワーク160を介して通信可能に接続される。
【0010】
Web会議システム110には、会議サービス提供プログラムがインストールされており、当該プログラムが実行されることで、Web会議システム110は、会議サービス提供部111として機能する。
(【0011】以降は省略されています)

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