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公開番号2024046953
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-05
出願番号2022152343
出願日2022-09-26
発明の名称配線回路基板の製造方法、および、配線回路基板
出願人日東電工株式会社
代理人個人,個人
主分類H05K 1/05 20060101AFI20240329BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】配線支持部のファインピッチ化を図ることができる配線回路基板の製造方法、および、配線回路基板を提供する。
【解決手段】
配線回路基板1の製造方法は、基材Sを準備する準備工程と、厚み方向における基材Sの一方側に第1絶縁層14を形成する第1パターニング工程と、厚み方向における第1絶縁層14の一方側に導体パターン15を形成する第2パターニング工程と、厚み方向における基材Sの他方側に金属を堆積させて第1金属支持層11を形成する堆積工程とを含む。導体パターン15は、端子151A,151Bと、配線153A,153Bとを有する。第1金属支持層11は、端子151A,151Bを支持する端子支持部111Aと、配線153Aを支持する配線支持部112Aと、配線153Bを支持し、配線支持部112Aと間隔を隔てて並ぶ配線支持部112Bとを有する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
基材を準備する準備工程と、
厚み方向における前記基材の一方側に、絶縁層を形成する第1パターニング工程と、
前記厚み方向における前記絶縁層の一方側に、第1端子と、第2端子と、前記第1端子と接続される第1配線と、前記第2端子と接続され、前記第1配線と間隔を隔てて並ぶ第2配線とを有する導体パターンを形成する第2パターニング工程と、
前記厚み方向における前記基材の他方側に金属を堆積させて、前記第1端子および前記第2端子を支持する端子支持部と、前記第1配線を支持する第1配線支持部と、前記第2配線を支持し、前記第1配線支持部と間隔を隔てて並ぶ第2配線支持部とを有する第1金属支持層を形成する堆積工程と
を含む、配線回路基板の製造方法。
続きを表示(約 970 文字)【請求項2】
前記堆積工程の後、前記基材をエッチングして、前記第1金属支持層と前記絶縁層との間に配置される第2金属支持層を形成するエッチング工程を、さらに含む、請求項1に記載の配線回路基板の製造方法。
【請求項3】
前記堆積工程の前に、前記厚み方向において前記基材の他方面上に、金属からなる密着層を形成する密着層形成工程を、さらに含み、
前記堆積工程において、前記密着層の上に第1金属支持層を形成する、請求項1に記載の配線回路基板の製造方法。
【請求項4】
前記堆積工程の前に、前記基材の厚みを薄くする薄層化工程を、さらに含む、請求項1に記載の配線回路基板の製造方法。
【請求項5】
前記基材は、前記端子支持部が形成される第1領域と、前記第1配線支持部および前記第2配線支持部が形成される第2領域とを有し、
前記薄層化工程では、前記第1領域の厚みを薄くせずに、前記第2領域の厚みを薄くする、請求項4に記載の配線回路基板の製造方法。
【請求項6】
絶縁層と、
前記厚み方向における前記絶縁層の一方側に配置され、第1端子と、第2端子と、前記第1端子と接続される第1配線と、前記第2端子と接続され、前記第1配線と間隔を隔てて並ぶ第2配線とを有する導体パターンと、
厚み方向における前記絶縁層の他方側に配置され、前記第1端子および前記第2端子を支持する端子支持部と、前記第1配線を支持する第1配線支持部と、前記第2配線を支持し、前記第1配線支持部と間隔を隔てて並ぶ第2配線支持部とを有する第1金属支持層と、
前記第1金属支持層と前記絶縁層との間に配置される第2金属支持層と
を備え、
前記第1金属支持層は、前記第2金属支持層よりも厚い、配線回路基板。
【請求項7】
前記第1配線支持部および前記第2配線支持部のそれぞれの上において、前記第2金属支持層の幅は、前記第1配線支持部および前記第2配線支持部のそれぞれの幅よりも広い、請求項6に記載の配線回路基板。
【請求項8】
前記第1金属支持層と前記第2金属支持層との間に配置される密着層を、さらに有する、請求項6に記載の配線回路基板。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、配線回路基板の製造方法、および、配線回路基板に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ヒートシンクとして機能する金属系支持層を備える配線回路基板において、第1連結体と、第1連結体から離れて配置される第2連結体と、第1連結体と第2連結体との間に配置され、互いに間隔を隔てて並ぶ複数の配線体とを設けて、放熱性の向上を図ることが提案されている(例えば、下記特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-212656号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記した特許文献1に記載されるような配線回路基板において、配線体のさらなるファインピッチ化が要望されている。
【0005】
本発明は、配線支持部のファインピッチ化を図ることができる配線回路基板の製造方法、および、配線回路基板を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明[1]は、基材を準備する準備工程と、厚み方向における前記基材の一方側に、絶縁層を形成する第1パターニング工程と、前記厚み方向における前記絶縁層の一方側に、第1端子と、第2端子と、前記第1端子と接続される第1配線と、前記第2端子と接続され、前記第1配線と間隔を隔てて並ぶ第2配線とを有する導体パターンを形成する第2パターニング工程と、前記厚み方向における前記基材の他方側に金属を堆積させて、前記第1端子および前記第2端子を支持する端子支持部と、前記第1配線を支持する第1配線支持部と、前記第2配線を支持し、前記第1配線支持部と間隔を隔てて並ぶ第2配線支持部とを有する第1金属支持層を形成する堆積工程とを含む、配線回路基板の製造方法を含む。
【0007】
このような方法によれば、金属を堆積させることにより、第1金属支持層を、所定の形状(端子支持部と、第1配線支持部と、第2配線支持部とを有する形状)にパターニングする。
【0008】
そのため、エッチングなどの方法によって金属を除去することにより第1金属支持層をパターニングする場合と比べて、金属を過度に除去してしまうことなく、所望の形状の第1金属支持層を、安定に得ることができる。
【0009】
その結果、配線支持部のファインピッチ化を図ることができる。
【0010】
本発明[2]は、前記堆積工程の後、前記基材をエッチングして、前記第1金属支持層と前記絶縁層との間に配置される第2金属支持層を形成するエッチング工程を、さらに含む、上記[1]の配線回路基板の製造方法を含む。
(【0011】以降は省略されています)

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