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公開番号2024043964
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-02
出願番号2022149228
出願日2022-09-20
発明の名称住宅
出願人トヨタホーム株式会社
代理人個人,個人
主分類E04H 1/02 20060101AFI20240326BHJP(建築物)
要約【課題】玄関に訪れた訪問者に手洗いしている気配を感じさせないようにしながら、子供に手洗いの習慣付けを行うことができる住宅を提供する。
【解決手段】住宅10は、玄関ホール12と、玄関ホール12に隣接する居室13とを備える。玄関ホール12と居室13とは仕切壁31により仕切られている。仕切壁31に隣接して、玄関ホール12から居室13に出入りするための開口部32が設けられている。居室13における仕切壁31の壁際には、開口部32に近接させて洗面台41が設置されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
玄関ホールと、
前記玄関ホールに隣接する隣接空間とを備える住宅であって、
前記玄関ホールと前記隣接空間とを仕切る仕切壁と、
前記仕切壁に隣接して設けられ、前記玄関ホールから前記隣接空間に出入りするための出入部と、を備え、
前記隣接空間における前記仕切壁の壁際には、前記出入部に近接させて洗面台が設置されている、住宅。
続きを表示（約 650 文字）【請求項２】
前記隣接空間における前記仕切壁の壁際には、子供の物を収納する収納部が設けられ、
前記収納部は、前記洗面台と前記出入部側とは反対側で隣接している、請求項１に記載の住宅。
【請求項３】
前記隣接空間は居室空間である、請求項２に記載の住宅。
【請求項４】
前記居室空間には、前記収納部と対向する位置に、壁付けされた子供用のデスクが設置されており、
前記居室空間は、前記洗面台、前記収納部及び前記デスクが設けられた子供用領域と、前記子供用領域を挟んで前記仕切壁とは反対側に設けられたＬＤＫ領域とを有しており、
前記デスクは、その前方を前記ＬＤＫ領域の側に向けて配置されている、請求項３に記載の住宅。
【請求項５】
前記デスクの前方には、当該デスクが固定されている腰壁部が設けられ、
前記腰壁部は、前記デスクの上面よりも上方に延びている、請求項４に記載の住宅。
【請求項６】
前記居室空間には、前記洗面台と離間対向する位置に独立壁が立設されている、請求項３に記載の住宅。
【請求項７】
前記玄関ホールと連続する玄関土間空間を備え、
前記玄関土間空間と前記玄関ホールとが並ぶ並び方向と交差する方向に、前記玄関ホールと前記隣接空間とが隣接しており、
前記並び方向に延びる前記仕切壁の壁際に前記洗面台が設置されている、請求項１乃至６のいずれか一項に記載の住宅。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、住宅に関する。
続きを表示（約 1,200 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、住宅の玄関ホールに洗面台が設けられた構成が開示されている。この住宅では、帰宅時に玄関ホールに入った後、洗面台ですぐに手洗いを行うことができる。そのため、子供に手洗いの習慣を付けさせることができる。
【０００３】
また、特許文献１の住宅には、玄関ホールに玄関土間と対向する対向壁が設けられ、その対向壁の裏側（換言すると反玄関土間側）に洗面台が設置されている。この場合、玄関土間に訪れた訪問者に手洗いしている姿を見られないようにすることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２００８－２０２２２４号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
しかしながら、特許文献１の住宅では、洗面台が玄関ホールに設けられているため、洗面台で手洗いしている気配が訪問者に伝わるおそれがある。
【０００６】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、玄関に訪れた訪問者に手洗いしている気配を感じさせないようにしながら、子供に手洗いの習慣付けを行うことができる住宅を提供することを主たる目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
上記課題を解決すべく、第１の発明の住宅は、玄関ホールと、前記玄関ホールに隣接する隣接空間とを備える住宅であって、前記玄関ホールと前記隣接空間とを仕切る仕切壁と、前記仕切壁に隣接して設けられ、前記玄関ホールから前記隣接空間に出入りするための出入部と、を備え、前記隣接空間における前記仕切壁の壁際には、前記出入部に近接させて洗面台が設置されている。
【０００８】
第１の発明によれば、玄関ホールと隣接する隣接空間において、玄関ホールと隣接空間とを仕切る仕切壁の壁際に洗面台が設置されている。洗面台は、玄関ホールから隣接空間に出入りするための出入部に近接させて配置されている。この場合、子供が帰宅して玄関ホールから出入部を介して隣接空間に入ると、子供は洗面台ですぐに手洗いを行うことができる。このため、子供に手洗いの習慣付けを行うことができる。また、洗面台は、玄関ホールではなく隣接空間に設けられているため、玄関に訪れた訪問者に手洗いしている気配を感じさせないようにしながら、上記の効果を得ることができる。
【０００９】
第２の発明の住宅は、第１の発明において、前記隣接空間における前記仕切壁の壁際には、子供の物を収納する収納部が設けられ、前記収納部は、前記洗面台と前記出入部側とは反対側で隣接している。
【００１０】
第２の発明によれば、子供が帰宅して洗面台で手洗いした後、洗面台に隣接する収納部にかばん等の物を片付けることができる。これにより、子供に対して手洗いに加え、物の片付けについても習慣付けすることができる。
（【００１１】以降は省略されています）

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